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教えてください。
産業カウンセラー資格があるためハローワークの窓口で一般の窓口を5年経験しましたが4月から障害者支援を担当しています。障害特性などの専門知識が乏しいために今まさに勉強中の日々ですが窓口を行っていて感じることは精神障害の方の就職先が全くないと言ってよいほど難しいことです。求人を出していただいても9割以上の事業所さんは身体障害の方でお願いしますと言われます。窓口に相談に来られる方は圧倒的に精神障害の方が多い現状の中でこの先どのように支援を進めればよいのか頭を痛めています。助成金の案内やトライアル雇用制度の利用、ジョブコーチ支援などを事業所側に求めてもなかなか理解が得られません。また私自身が勉強できる場として研修などがあれば教えてください。
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- hue2011
- ベストアンサー率38% (2801/7249)
回答がすでにひとつありますが、用語がすれ違っていると思います。 精神障害と知的障害は違いますね。 求職での話としてはじめます。 精神障害というのは、主に鬱傾向ですよね。 知的障害は、自閉症、ダウンなどですね。 その双方にまたがっていると言えるのがアスペルガー症候群ですね。 おもに精神障害は、病気ととらえることがある程度可能なので、薬で半分ぐらい制御できますね。 しかし周辺が理解して注意しなければなりませんね。 頑張れ、だとかの言葉を使わないようにしなければいけませんね。 この話は周辺全部が徹底できるかということが危ないですね。 特に取引先の人に理解してもらうことが不可能に近いので、その人は対外的な席にはつれていけません。 知的障害は、病気ではなく発達障害です。 同じパタンの作業を、習得すれば間違いなく飽きずにやってくれます。 そういう仕事がなかなかないのです。 会社ではなく、授産施設に受け入れてもらおうという親御さんが多いので、どうしても人間はそちらに流れます。 そうすると仕事もそちらに回ります。単価が非常に安いからそうなってしまいます。 施設は厚生労働省の支援金を目当てにやっていますから、当人に給料としていく金額は月1万円を割ったりします。 雑誌の付録をセットする仕事、ミニコミの折り込み製本だとかはそちらに流れます。 さらにこの手の仕事は毎日こなすほどの分量はなく、月に1日ぐらいなので、授産施設も困っています。 ストラップ作成、ミサンガの作成も、ぴっちりと生産計画なんてありません。 アスペルガーは、対人恐怖と情報をフィルターを濾して受け取れないという性質があります。 一旦叱られると叱られたということだけ明確に延々と記憶しております。それが恐怖となる。 ある種のちょっとした言葉を聞いてパニックになったりするのはそういう記憶との連動です。 その代り細かいところまで捨てないで視野にいれることのできる仕事の精密さを持っています。 会話も文章も、特に劣っているようには見えない。 図形や地図に対する天才的な局面もある。 けれど、部下としては使いにくい。 こういうことがあるので、企業も、身体障害者のほうを雇用する方向にどうしても動いてしまいます。 障害者枠の扱いが、本人が60歳になるまでずっと続けられればいいのですが、そうではないですよね、ご存じのように。 そうなると、どうしても知的障害者を専門に扱う別会社を立ち上げて連結決算するという方向に行きます。 光通信だとかパソナはそういう形でやっていますね。 CRM的に社会にアピールするメリットもありますし。 精神障害者はさすがに、精神障害者専門の会社を興しましたとは言えない。 社会にアピールするのも躊躇するでしょう。 当人もその会社の名刺を出したいとは思わないでしょう。 むかしにくらべたら極端に減ってはいますが、差別偏見はありますし。 だったら本体の会社で枠の中で雇用するか、あるいはリハビリをかねながら一般社員で取るしかないのです。 雇用側にはそういう思惑というか事情があります。 これを動かすのは、政府だったら補助金助成金の投入があります。 一般人の知らないところで実際にあるのが、60歳から64歳までの新規雇用に対する支援なんかです。 釈迦に説法、質問者様はご存じですよね。 ああいうものが裏で動くと、雇用が増えます。会社は慈善事業をやっているわけでありませんから。 状況はそういうところです。 質問者様の立場でどこまで可能かわかりませんけど、その意識を応援させていただきます。
- sawaix
- ベストアンサー率30% (8/26)
ボランティアとして市の障害者支援施設で知的障害者と 軽作業をしております。彼らの障害は軽度ですが、 企業で働いて来た立場からいうと正直雇うのは難しいです。 あなたの職場で人事権のある方に相談してみて 知的障害者と仕事を共にし、実際にあなたが体験してみるの はいかがでしょうか? 何か見えてくるかもしれません。