訴状に書く事実について

質問

訴状に事実を書くと、被告が認否をしてくれるということですが、そうすると、
訴状に「被告に認否して欲しい事実」(もちろん主要事実に関連する事実ですが)をいろいろ書いてもいいのでしょうか。
それとも主要事実の主張立証に純粋に役立つ事実だけを、訴状に「被告が認否すべき事実」として記載する必要があるのでしょうか?

回答No.2

tk-kubota · ベストアンサー

＞訴状では、原告が好きなように、事実を書いてよい、と考えてよいでしょうか?

そうです。訴状での請求原因は「請求の趣旨」に対して、その原因を記載することになっています。
つまり、何故請求ができるか、その原因です。
また、私の、先に回答した中で「被告が、否認しようとすまいと、原告には関係ないことです。」と言いましたが、誤解のないようにして下さい。
被告が否認すれば、反論が必要です。
更に付け加えますが「被告が認否をしてくれるということですが」と言う点について言いますと、原告の請求について、被告は認否してもしなくても被告の自由です。
被告が、それを否認したり争ったりする場合にだけ、反論すればいいです。

補足

重ね重ね、ありがとうございます。
一つだけすみません。
>原告の請求について、被告は認否してもしなくても被告の自由です。
>被告が、それを否認したり争ったりする場合にだけ、反論すればいいです。

これは、被告がそれを否認したり争ったりしないときは、擬制自白が成立するから、原告としては放っておけばよいということでしょうか?

回答No.3

tk-kubota

＞・・・これは、被告がそれを否認したり争ったりしないときは、擬制自白が成立するから、原告としては放っておけばよいということでしょうか?

そうです。
黙っていることは認めたことです。
実務でも、判決書で「被告は、明らかに争わないから、これを認めたものとし、主文のとおり判決する。」と言うのがあります。

お礼

重ね重ねありがとうございます。

回答No.1

tk-kubota

＞訴状に「被告が認否すべき事実」として記載する必要があるのでしょうか?

全く必要ありません。
元々が、訴状の請求の原因では、原告の主張事実だけ記載すれば、それでいいのです。
それに対して、被告が、否認しようとすまいと、原告には関係ないことです。
原告ならば、原告としての事実関係とその立証さえすれば、それでいいのです。
後は、裁判所の判断を待つだけです。

補足

ありがとうございました。
では、訴状では、原告が好きなように、事実を書いてよい、と考えてよいでしょうか?