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モノクローナル抗体の重要性について
- 1975年の論文によってモノクローナル抗体の重要性が浮き彫りになったが、当時は誰もその重要性に気づいていなかった。
- モノクローナル抗体の出版は多くの利益をもたらし、医療業界に大きな恩恵をもたらした。
- モノクローナル抗体の研究は数年にわたって行われ、結晶化が進んだ。
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辞書によればyearsとは下記のごとく 7. years An indefinitely long period of time: 例題:it's been years since we saw her. すれば、 It was years before the investigations paid off 検証実験が実を結ぶ前に長い年月があった。⇒ 立証するまでに長い年月がかかった。(実際に20年かかったとされてる) この検証実験(investigations)とは1975年8月に掲載されたモノクローナル抗体が存在すると言う論文で、身近で分かり安い例は、NO1さんが指摘をした小保方氏のSTAF細胞である。今、行われてる再検証実験は失敗するであろう。失敗に終われば、やはり小保方氏の論文は詐欺まがいのようなものであったと断定されてしまい、2015年になれば科学者を含め誰もその重要性など考えもしなくなる。 しかし、20年後の2034年に、別の科学者が、STAP細胞の検証実験に成功したとすれば、話は違ってくる。彼女の論文はただ単に未完成であっただけ。彼女が取り下げた論文は、立証済みの論文ではないことは確かであるが、今世間一般が言う詐欺まがいのものっでもない。「予言であった」と考えれば、全て丸く収まる。 だから、 「いまからすれば、(私が立証した)1975年の論文は(小保方氏のSTAP細胞と同じで実験検証が伴わないために、科学論文とは言えず・・しかし理論は正しかったと私が立証したので)予言みたいなものであった。」「当時、誰もその存在の重要性に気がつきもしなかったのだから。」誰も、とは、この場合、科学者達を示すであろう。 もう一つ面白いのは、前の文章がto crystallizeで終わっていることです。すると、 To crystalize seems (to be) profetic. Crystal ballが予言しているようだのイメージが読者の脳裏の片隅に刻まれるのが面白い。
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#2です。投稿して見直したら訳が意味不明なことになっていました。 誤>「それは、調査研究が実り、モノクローナル抗体の医療上の巨大な可能性が具体化し始める『こと』、何年も前の話であった。世界で初めてヒト用のモノクローナル抗体の開発に成功したGreg Winterは、「今日ではそれ(=モノクローナル抗体の『』実用化)が予言のように見えるが、当時は誰も事の重大性に気が付いていなかったと(今でも)思う」と述べている。」 お詫びして、以下のように訂正いたします。 正>「それは、調査研究が実り、モノクローナル抗体の医療上の巨大な可能性が具体化し始める『時期に遡ること』、何年も前の話であった。世界で初めてヒト用のモノクローナル抗体の開発に成功したGreg Winterは、「今日ではそれ(=モノクローナル抗体の『ヒトへの』実用化)が予言のように見えるが、当時は誰も事の重大性に気が付いていなかったと(今でも)思う」と述べている。」
お礼
とんでもございません。むしろいつも莫大な質問を丸投げしているにもかかわらずこのように洗練された訳のご指導を賜れること本当に幸いです。 ダブルへリックスのワトソン、クリックもそうですが外人さんの自分の業績に対する回想はいつも遠回しな言葉を使ってなんだかんだですごい自慢話をしてるんだよと誰かが話していることを想い返しました。 素晴らしい業績を残す人の言葉回しは裏の裏をかいたものが多いんですね。けれどもやはりいうだけのことをされていてかっこいい発言だなーと思いました。 いつもありがとうございます。
>(1)It was years before the investigations paid off and the huge medical potential of monoclonal antibodies started to crystallize. “Nowadays it seems prophetic,” says Greg Winter, who made the first monoclonal antibody for use in humans. “But at that point I don’t think anyone had realized the importance.” >この出来事は調査の研究が実りモノクローナル抗体の結晶化が医療業界に大きな恩恵をもたら数年前のことである。「現代ではこのようなことは予測が可能であろう。しかし、当時は、だれもがこの重要性を理解していなかったと思う。」と彼は述べた。 「それは、調査研究が実り、モノクローナル抗体の医療上の巨大な可能性が具体化し始めること、何年も前の話であった。世界で初めてヒト用のモノクローナル抗体の開発に成功したGreg Winterは、「今日ではそれ(=モノクローナル抗体の実用化)が予言のように見えるが、当時は誰も事の重大性に気が付いていなかったと(今でも)思う」と述べている。」 >そもそもこのGergeさんが何について言及しているのか解釈できませんでした。 モノクローナル抗体の世界初の開発者としての、自分の体験でしょう。うまく行かないじゃないか、と追試者から指摘されたり、もしかすると、どんな有用性があるかについても疑義を呈されて、非常に苦労したのではないかと思います。しかし、今となっては諦めないで研究を続けて良かった、ということも含意しているようです。 P.S. 少し前にBMJ掲載の論文について、査読者は初歩的ミスすら分からないのか、といった記事を読んでおられましたね。取り下げになった某幹細胞の論文問題もありました。こちらの記事は、「だからといって、怪しいものを無暗に取り下げたり、リジェクトするのも問題だ」と言っているようです。その証拠として、過去の大発見には、最初は怪しい感じがするものがたくさんあったという事実を提示しています。最新研究はたいてい既存科学と間違いのボーダーライン上にありますから、両論併記で考える必要がありそうです。
お礼
ありがとうございます。
- Nebusoku3
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それ(その出来事)は調査が清算(正にやめようと予定)される前の年で、モノクローナル抗体の巨大な医学的な可能性は結晶し(実を結び、あるいは実現化に向かうこと)始めました。 「当時ではそれは正に予言そのものでした。」(あり得ないという意味の方が強い) と 最初に人体に使うモノクローナル抗体を作った Greg Winter氏は(当時を振り返って) 述べます。 “But at that point I don’t think anyone had realized the importance.” 「しかし、その点に関して、私は皆がその重要性に気が付いていたとは思わない。」 ↓ 「しかし、その点について、私は誰もその重要性に気が付いていなかったと思います。」 >Gergさんが何について言及しているのか解釈できませんでした。 言いたかった事は2つあるような気がします。 1)モノクローナル抗体に関する成功が、正にその研究調査をやめようと決めた前年であった。 ↓ 最後まであきらめてはいけない。 (Stap細胞の件に似ているような。。。。) 2)当時、その重要性を理解している人が殆どいなかったか、ゼロであった。 (そのため、これは宗教的な予言のように受け取られたようだ。) のような感じではないかと思います。
お礼
意味合いの解釈と丁寧な訳のご指導誠にありがとうございます。 この言葉をあえてこの時期に書いているのはやはりそういう風刺も含めて著者が2014年の3月に出版したのかと思うと意味合いが伝わりました。
お礼
いつもご指導ありがとうございます。沢山の時事的なことにもかけてそれでいて言葉回しも巧みな訳なんですね。 なにより、it was yearsの意味のとらえ方の詳細なご説明本当にありがとうございます。