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ジャックと豆の木について

ジャックと豆の木ですがジャックは図々しくないですか? 巨人の奥さんからご飯をご馳走になりやさしくしてくれたのに泥棒をしました 巨人?人食い鬼?が怒るのは当たり前だとおもうのですが… あげくジャックを捕まえようとした巨人を殺してしまいました ジャックはどうしようもない奴だと思うのですが、ジャックと豆の木はどういう意図で作られたものなのでしょうか?

みんなの回答

回答No.2

そもそも童話は残酷なものなのです。元来は大人が読むものだったのですが、子供向けに作り直した時に、残虐なシーンを和らげたものが多いです。ですので、教育の一環として子供に聞かせるという目的はずっと後世になってからのものです。日本の童話も多分にその傾向があります。 ジャックは脱出する前に、巨人の子供を殺しています。しかし物語の中でジャックを批判的に語ることはありません。光が主人公だけに当てられているのです。それを現実の場面に照らして。童話や民話では善悪を判定するようなことはしません。理不尽なことは多々ありますが、理不尽さを解決せずに終わらせることも多いのです。

ssmin
質問者

お礼

なるほど、そこだけクローズアップしてしまうとますますジャックはどうしようもない奴ですね笑 これだけ有名な童話ですが、疑問を持つものはいなかったのでしょうかね… 前置きとして人喰い鬼がどんなに恐ろしく害をなすものであったかが描かれていたらまた感想も変わるんでしょうね 桃太郎だと鬼退治した英雄ですもんね

noname#212313
noname#212313
回答No.1

 童話ではあるのですが、神話は伝説、伝承によくある「怪物退治譚」の一例なんですね。日本では桃太郎などが類例になるかもしれません。  今だからこそ「巨人とて同じ生物、しかも知的生物だ、友好的にできないのはなぜだ?」という感想を持てますし、それは好ましいことなんですが、童話が成立し、語り伝えられていたかなりの期間は、「化け物は退治して当たり前」でした。  特に人を害する化け物は積極的に『狩る』『殺す』べきと考えられていました。ジャックと豆の木の巨人(男)も、人を食うオーガとされたりもしています。持っていた財物は人から奪ったとされることも少なくありません(ジャックと豆の木には多くのパターンが存在する)。  そういう化け物って何か、ということですが、例えば天災や大規模人災、不治の病などの、当時の人の力では、対策も対応も何もできないようなものがイメージされたと思われます(その他、戦争や侵略のイメージ等々、イメージの元は無数に考えられる)。  何ともならないものほど、何とかできればと思うのは人情です。現実で無理なら、せめてフィクションで、ともなってきます。ジャックと豆の木の巨人も、そういうことの一例だと思われます。もちろん現在では、その話が受け入れられていた時代通りに受け取る必要はありません。現代風にアレンジしたくなるということも、大いにあります。

ssmin
質問者

お礼

回答ありがとうごさいます そうですね、桃太郎的なものと思えば納得しっくりきました 私が知っているジャックは子供が理解しやすいように省いてあるところもあったのかもしれませんね アレンジするか否かでは、私は作者の意図がわからなくなるためアレンジするべきでないと考えていましたが、時代に合わせて変えて行く方が子どもに説明しやすいこともありますね

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