1.慣用的な用語
→ビジネスの場合は次の慣用句が無難でしょう。
Hello, nice to meet you. My name is ○○○.
相手が既知の場合(メールなどで連絡をとっていた、など)はHelloをHiにしたほうが親しみやすさが表現できます。また、I am ~という表現は目上の方には使わない方が無難です。自分を前面に押し出した表現なので、イントネーションやシーンによっては誤解される恐れがあるからです。以前ビルクリントン元大統領が来日した時「My name is ~」と言っていましたが、あれは日本人に対しての誠意を見せるために表現したものでしょう。大統領が「I am ~」と言うと、物凄く偉そうに聞こえるわけです。よく映画では、悪役の外務高官なんかが治外法権を盾にしようとするときに「I am ~」を使って「俺は外務高官なんだぞ」と主張しますね(一回目のリーサルウエポンでそんなシーンがあったはず)。そういう時のアクセントはIに置いてます。
2.握手を求められる時
こちらが先に挨拶するなら言い終わりかけで手を差し出せばいいですよ。相手が先に挨拶してきたら、
Nice to meet you. My name is ○○○.
と言いながら手を差し伸べればいいと思います。気持ちの問題ですね。ひとつ提案なんですが、考え方を変えてみてはいかがですか。
英語が話せないのは恥ずかしいことでも何でもありません。東南アジアなんて現地語と英語がごっちゃになった独自の英語が(シングリッシュとかね)まかり通ってます。しかも通訳の方が傍におられるのなら、日本語で対等にお話すればいいわけですから「英語ができて何ぼのもんじゃい。こっちだって日本のビジネス支えてんじゃ!」くらいの気持ちを持っても罰はあたりませんよ。英語が喋れなくても仕事の方はできるんだ、ということにプライドを持ちましょうよ。
また面白いことに、外人の多くは堂々とした態度で接する日本人に対しては心を開きます。日本人同士だと、相手に合わせたり場の雰囲気で自分を出したり引っ込めたりを選ぶのが「当然」だという無意識の前提で話をしています。でもそれは日本の文化内でしか通じないものです。意外にも外人の多くは、そういった日本人の曖昧さや複雑さを文化的に理解できず、警戒心を持ちながら話していることが多いように思います。まず初めに、堂々とした話し振りや態度で相手の文化に対する理解を示せば、相手は懐かしい自分の文化の香りを嗅ぐことができて落ち着くはずです。それなら言葉でのコミュニケートよりも上の「文化理解によるコミュニケート」ができるのではないでしょうか。
実は偉そうに言っている僕もぺらぺらとは英語を喋れません。でも喋れそうに見られることが多いです。確かに自分でも「喋れそうな振り」は上手いと思います。喋れそうな振りで一番大事なのは、発音や知識よりも態度だと思うので。あと、外人の友達から「考え方が日本人的じゃない」とよく言われます。確かにそういう一面はあるかもしれません。それでも僕は純粋な日本人です。要は人と人が意思疎通するのですから、こちらから理解したいと思う気持ちを態度で示すことです。
きっとすぐに慣れますよ。一年も経たないうちに、同じような質問をした方に答えてるはずです。がんばってください。応援します。
PS.回答を書いていたらmickjey2さんに先を越され、同じような意見でした。きっと気持ちの問題ですよ。
お礼
ありがとうございました。堂々とがんばってみます。