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タイムパラドックスって何？

2014/07/12 01:03

　タイムパラドックスって何ですか？説明を観てもいまひとつです。理解に苦しんでいます。分かりやすく教えてください。

noname#208270

科学
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poht
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2014/07/19 12:22 回答No.4

タイムマシンなりなんなりで過去に何らかの行動を取ります。時間旅行でなくても、原因が今に有り、過去に影響するならなんだって構いません。過去に影響を与えた結果、過去と地続きの今にも影響が現れます。その結果、過去に影響を与えた今の原因が取り除かれてしまったとしたら、そもそも過去にに干渉することもなくなります。でも過去に干渉したからこそ、過去に干渉しなかった今になったわけで、原因がないのに、過去に干渉の結果だけがあるというパラドックス(矛盾)が生じます。創作等では、この矛盾の解決として、過去への干渉ありきで今が有るから、過去に戻っても何も変化しない派　過去の時点で変化を起こしても、自動的に調整されて、現在は変わらないよ派過去に干渉する別の要因が生まれるよ派過去を変えた瞬間、元々とは別の未来につながる平行世界が生まれるよ派そもそも戻った過去には、もといた現在とは地続きでない、平行世界だったよ派などが有ります。

doc_somday
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2014/07/13 18:20 回答No.3

#２のお答えが詳しく、かつ正確です。落ちがありません(ギャグの落ちでは無い) 最近は、#２のおまけに着いていた「別の世界だった」解釈の厳密版、ヒュー・エヴリットIII世型の平行世界解釈が流行です。マンガのドラゴンボールで成人のトランクス君が教えて呉れます。アニメだとノエイン(noein)が分かり易い、全ての行為はした場合としなかった場合に時空が完全に別かれてしまう、絶対干渉し合わない。干渉が起るノエインの場合は異常。本当はメチャメチャ面倒、ある光子一つがガラスの面で反射されるか透過するかで世界(時空)が分岐する。ここまで来るとほとんど意味が無い、だって宇宙中の光子について時々刻々分岐が起る可能性がある、その上光子では無く、電子でも、陽子でも、マクロなあなた自身でも時空の分岐は「等価」で起きる、その分岐は一体光の速さで全宇宙に結果を及ぼすのか、それとも光の速さを超えて分岐するのかさっぱり分らない。大学教養部の時、タイムマシンが作れないのは、熱力学第二法則に違反するからだ、と言った大馬鹿が居た、熱力学第二法則は「観測事実」に基づいている。「今の処正しい」だけで、ある日覆るかもしれない。タイムマシンが出来るか出来ないかと意味が同じ、だから熱力学第二法則が「厳密に」成立するならタイムマシンは作れないが、条件により熱力学第二法則に「破れ」が見つかったら、もう説明(証明では無いのに注意)には使えない。物理はあくまでも「観測事実」を数式で表わしたもの、フェルマーの最終定理のように、証明されてしまったらそれでお仕舞いの「数学」とは全く違う。

noname#212313

2014/07/12 07:03 回答No.2

　過去に戻って、過去を変えてしまうと、それが未来を変えてしまい、すると過去に戻ったという事実があやふやになることで、「母親殺しのパラドクス」という喩え話が有名です。以下のようなものです。　ある男がタイムマシンに乗って過去に戻り、自分を生む前の母親を殺してしまったとします。すると男は生まれないことになり、男は存在しなくなります。その後、存在しない男が過去に戻ることはないため、母親は男を生みます。すると、男は生まれたのですから、タイムマシンで過去に戻って母親を殺すことになります。すると男は生まれないことになり……といつまでやっても、ある一つの状況になりません。　こういう状況は論理的には矛盾だとします。起こりえない状況だということです。上記は順を追って述べていて、男や母親が出てきたり消えたりするような説明になっていますが、実際には男が過去に戻って母親を殺す間の時間（歴史）において、男と母親は存在していて、かつ存在していないという状況です。　こういう状況は過去に戻りさえすればどうしても発生し、過去へ通信を送る（未来から通信を受け取る）であっても必ず起こります。それは「Aであって、かつAでない」ということで、論理的にはあり得ない（もしくは空集合という「無い」）状態ですので、パラドクスであり、タイムトラベルに関するものなのでタイムパラドクスと呼ばれています。 P.S. 　フィクションではこの状況を回避したいとき、「過去を変えたからこそ、現在の状況が生じた」、「過去と思ったのは、過去とよく似た別の宇宙＝平行世界だった」というような設定がよく使われます。