チンニングスタンドではなくシットアップベンチの間違いでしょうか?
その前提で…。
腹直筋とは身体の中の筋肉でも、さほど大きな筋肉ではありません。
ですから、基本的には丁寧にターゲットに効かせながら鍛えると言うことになります。
アクティブ時(起こす時)もネガティブ時(倒す時)も筋肉の動きを確認しながらゆっくりと行うべきです。
ただ、それ以前の問題として、初心者の方のシットアップを見ていると殆ど腹直筋に効いておらず、腸腰筋など腹直筋以外の筋肉で起こしているケースが非常に多いです。
(腹直筋は本来、腰を起点に身体を起こすための筋肉ではなく、上半身を丸めるための筋肉だと言うことはお忘れなく)
また、ゆっくりとした動作なら腹直筋に効かせられても、勢いをつけてしまって負荷が逃げているケースも少なくない。
と言うこともあって、個人的にはシットアップよりもクランチをお勧めします。
これを丁寧に行い、確実に腹直筋に効かせれば、百回とか二百回と行う事は無理で、恐らく20回程度で限界になるぱすです。「腹直筋とはいかに小さく出力も少ないものなのか」が実感できると思います。
ここには「体育会系の部活ではシットアップ1日千回やれて当然」とか根性論を述べる人がいますが、かなり前近代的な発想です。
多少話が横道にそれましたが…
小さな筋肉である腹直筋は、アクティブ、ネガティブ問わず、丁寧にゆっくりと効かせる、と言うのが回答になります。
(当然、ベテラントレーニーになればチートを使う場合もありますが、とりあえず「基本」と言う意味での回答です)