#2です。
「“料”は“こめへん”に“とます”と書く。」
は、いちおう許容範囲でしょう。
そもそも字の左にあるものは「偏」だと言うこと自体、誤りなのです。
「偏旁」の「偏」は、“全体でない”、“切れ端の”という意味の形容詞で、二字の熟語にするために附け加えられたものです。
つまり「旁」=「偏旁」です。
中国では「ニンベン」を「単人旁」、「コザトヘン」を「左耳旁」と言います。
ですから、「米偏」などという言葉は意味をなさないのです。
ただそうは言っても、日本では「こめへん」という呼称が通用しているので、それはそれでよしとするしかないでしょう。
ただここで、
「料」の部首は「斗」“とます”であって、「米」は部首ではない。
部首でないから“こめへん”とは言わない――
と主張する人がいるので、
「“とます”の左に“こめ”と書く」のように言っておくのが無難ではあります。
「“然”は“た・ゆう”に“だい”に“てん”を打って下に“れんが”を書く。」
「“だい”に“てん”を打って」ではなく「いぬ」と言うべきです。
左上は説明しにくいのですが、
“た・ゆう”という部品名を使う字書があるのでしょうか? 不審です。
「“にくづき”が片仮名の“た”のように斜めになり、点が二つあるもので、“まつり”の左上にあるもの」
とでも言うしかないと思います。
「下に“れんが”を書く。」はこのままでOKです。
本来は「然」の部首は「火」で、下にある4個の点を「れんが」と呼んだのですが、最近の漢和辞典は、「火」が変形して“れんが”になっている字を火部から分離させて、本館脇の別館に灬部を設けるといった扱いにしているようです。
要らないこと、ばからしいことだと思います。
言っても詮ないことですが…
お礼
ありがとうございました。