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抄録の作成形式について
医療系の仕事をしているものですが、学会での症例報告のため抄録の提出を考えていますが、その形式について質問します。 学会での症例報告のために抄録の作成をしなくてはなりませんが、抄録は、(1)はじめに、(2)方法、(3)結果、(4)考察、(5)まとめといった内容を短くまとめたものというイメージがあるのですが、抄録作成にあたり、まだ結果がでていないため上記の抄録の作成形式にそって抄録を作成することができません。このような場合の抄録の作成形式がわかりましたら教えてやってください。
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抄録には「前抄録」と「後抄録」があります。 「前抄録」は学会の前に、出すものですがこれにも2種あります。 まずは学会発表の選択基準としてだすものです。 これは内容的に学会で発表すべきかというものを前もって、 主催者が判断し、どの発表を採択するかを判断するものです。 もう一つのものは、学会までにある程度の冊子として作られ、 学会当日に参加者がそれを見てどの発表に興味があるかを判断させるものです。 大きな学会であれば、口演会場が複数あるので、どこへ行くかの判断材料にします。 後抄録はこれも2つに分けられるかとおもいます。 ひとつは学会当日に提出するものです。 この場合はあまり大きな学会ではなく いわゆる「地方会」などと呼ばれるものの場合が多く、 発表の記録として学会誌にのります。 もう一つは学会当日での質問や追加を乗せるタイプの後抄録です。 これであれば、学会終了後ほぼ半月程度の期限内に提出します。 tono12 さんの質問内容からすると、 > まだ結果がでていないため上記の抄録の作成形式にそって抄録を作成することができません。 との書き込みからすると、「前抄録」でしょうかね。 本来は結果が出ていなければ、その研究内容が発表に値するかどうかの判断ができません。 さきに述べた「地方会」レベルですと、新人の発表練習の場ともされていますので、 それであれば、「目的」、「方法」がしっかりと述べてあれば、いいかと思います。 このタイプでは後抄録といっても実際的には発表前にできているものです。 もしほかの方が発表内容に興味があり、詳しく聞きたければ、 学会当日やその後に直接コンタクトがあります。 最終的には「論文」という形式で発表しないと、認められません。
お礼
この度は詳しく教えていただきありがとうございました。今回提出しようとしている抄録は地方会レベルで新人のはじめての発表と考えております。回答にありましたように、目的と方法をしっかりと記載し演題の申し込みを行いたいと思います。