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端子電圧と電源電圧の違い

電気初学者です。端子電圧、電源電圧、解放電圧、起電力… 全部同じことを指しているのでしょうか? それぞれの違いを教えて下さい。よろしくお願いします。

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  • Tann3
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回答No.1

 正確ではないかもしれませんが。  電源の電圧には、 (1)電源の出口の電圧、たとえば電池の+極と-極の電圧と、 (2)電源を消費する機器(負荷)の受け口、たとえば電灯の入口での電圧 とがあります。(2)は、電源消費機器までのケーブルや、ヒューズ、ブレーカといったものを介在しますので、電流が流れると少し電圧が低くなります。特に大電流を消費する機器、最初にスイッチを入れた瞬間に大きな電流が流れる機器では、(2)の電圧が大きく低下することがあります。  (1)を「電源電圧」「電源端電圧」「供給電圧」、(2)を「負荷端電圧」などと呼ぶと思います。  「端子電圧」は、電源側の端子か、負荷側の端子か不明確なので、あまり使わないと思います。使うとすれば「負荷側端子電圧」のような使い方でしょうか。  電源の電圧は、負荷がつながっていない場合(負荷の電源スイッチが切れている場合)、電流は流れていませんので、ほぼ     (1)=(2) になっています。電流が流れていない、負荷側が「開放」されている(スイッチが切れいている)ときの電圧を、「開放電圧」とか「無負荷電圧」と呼びます。  負荷がつながって(電源スイッチが入って)電流が流れているときには、負荷や電源の内部抵抗、ケーブル、ヒューズ、ブレーカの抵抗によって、あちこちで電圧降下が起こります。そのときの「負荷端電圧」は「開放電圧」よりも低くなっていることが多いと思います。「動作状態での負荷端電圧」ということですが、通常「負荷端電圧」と呼べば、動作時のことを指すと思います。実際に運転しているときに、その運転している機器の入り口に供給されている電圧ということです。  「起電力」は、電流の駆動力を指しますが(たとえばコイルの中に磁石を出し入れした時など)、こと「電源電圧」の関連だと、化学的原理による「電池」などの発生電圧のことを指すことが多いと思います。通常は、電池の、「無負荷」の「電源電圧」を指すと思います。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%B7%E9%9B%BB%E5%8A%9B  つまりは、 (1)電源側で見た電圧か、(2)使用機器(負荷)側で見た電圧か (電圧を見る場所の観点) (A)負荷がつながっていないときか(スイッチが切れている、停止している)、(B)負荷がつながっているか(スイッチが入っている、動作・運転している) (負荷の運転状態の観点) という違いかと思います。

okwave_strange
質問者

お礼

大変詳しくお話を聞いて下さり、独学の身として大いに助かりました。電源についていっそう理解が深まりました。どうもありがとうございます。

okwave_strange
質問者

補足

どうもありがとうございます。もやもやがスッキリして嬉しいです。 自分なりに解釈をしてみました。もし勘違いをしていたら指摘していただけると助かります。 電圧は大きく分けて2種類ある。 (1)電圧を見る場所ごとの電圧(電源側、負荷側) (2)負荷の運転状態ごとの電圧(動作中、停止中) それぞれの具体的な名称 1-1.電源側:電源電圧、電源端電圧、供給電圧 1-2.負荷側:負荷端電圧、負荷端端子電圧(端子電圧) 2-1.動作中:(1) 2-2.停止中:以下2種類ある。両方無負荷の電圧。 運転状態が停止中の時の電圧2種類 2-2-1.電池の電源電圧以外:解放電圧、無負荷電圧 2-2-2.電池の電源電圧:起電力

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