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電源電圧の単相、2相、3相?
電源電圧の単相、2相、3相とかがありますが、なぜこのような違いがあるのですか? それぞれ、どんなメリット、デメリットがあるのでしょうか?
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こんにちわ #最初に、100Vと200Vを共用する単相3線式もありますが、こちらは 3相ではありません。 まず、単相(2相)交流は、1本のサイン波のみで電力を 送る仕組みです。もう1本は戻り線として使用します。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%98%E7%9B%B8%E4%BA%A4%E6%B5%81 3相交流は3本のサイン波で電力を送る仕組みですが、 合計した電圧は0となるため、戻り線が不要です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E7%9B%B8%E4%BA%A4%E6%B5%81 単相交流は、手軽に導入できる反面、1秒間に50回、または 60回、電圧が0になります。 よく蛍光灯(特に古いもの)を見ると、ちらついていますが これは電圧が0も反復していることで、点灯と消灯に近い 状態を繰り返しています。 #実際には完全消灯ではなく、ある程度もっていますが その為、そのまま直流電源にするにしても、あまり不得意であり 実際のところ、電源回路やACアダプターを分解すればわかりますが 少しの間電力を蓄積できる大型の電解コンデンサーが大量? (もしくは少し)入っているはずです。 #それでも、電圧の波を打ちます 3相交流は、電圧が常時電圧が0にならないために、 特にモーターを安定稼働させることができます。 モーターの回転音は、同じ電力を使用するのであれば 単相より3相のが静かだそうです。 また、高電力の直流変換にも強いですので、大電力を 使用する大都市圏の鉄道等でも利用されています。 直流に変換した時の安定度も、単相より3相のが良いそうです。 #電圧の波を打たないそうです #使用しない地域では、大都市の10倍以上の電圧の 交流電化を使用しています。JRの場合直流1500V、交流20000V、 新幹線 交流25000V等 電力の供給時においては、通常、発電所からの出力も 3相交流となりますので、それを変圧して(電圧を高くして) 送電することにより、送電ロスを減らすことができます。 聞かれたかどうかはわかりませんが、50万V、100万V送電線という 言葉を耳にしているかもしれません。こんなに高い電圧なのは 細い線に大量の電気を送ることができるためです。 実は、直流も高電圧であれば、送電ロスが比較的低いのですが 一度直流になると、変圧が困難なのもあります。
お礼
とても詳しい解説ありがとうございました。 大変勉強になりました。