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ベン図の重なり
ベン図の問題をやっているのですが、 二つの円の重なり部分を引く時、何回引けばいいのか分かりません。 どういう場合の時に何回引くのか教えていただきたいです。 SPIノートの会の参考書を持っているのですが、この解説ではよくわかりませんでした。
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>二つの円の重なり部分を引く時、何回引けばいいのか分かりません。 具体例で考えてみましょう。 1から10までの正の整数があります。 この中の2の倍数の集合をA, 3の倍数の集合をBとしてベン図を描いてください。 この場合 A={2,4,6,8,10} …N(A) =5個 B={3,6,9} … N(B)=3個 AとBの重なり部分A∩B={6} …N(A∩B)=1個 >どういう場合の時に何回引くのか教えていただきたいです。 2の倍数または3の倍数の数の個数を求めよ。 この場合、AとBの個数を加えると N(A)+N(B)=5+3=8個となりますが、AとBぼ重なり部分のA∩B={6}が2回カウントして重複しています。したがって1回分余分にカウントしていますのでその分の1回分引いてやる必要があります。 N(A)+N(B)-N(A∩B)=5+3-1=7個 …(答) 2の倍数または3の倍数で6の倍数でない数の個数を求めよ。 この場合、AとBの個数を加えると N(A)+N(B)=5+3=8個となりますが、AとBぼ重なり部分のA∩B={6}が2回カウントして重複しています。6の倍数はカウントしないので2回分余分にカウントしています。その分の2回分引いてやる必要があります。 N(A)+N(B)-N(A∩B)×2=5+3-1×2=6個 …(答) (参考問題)1から30までの正の整数の集合がある。 A={2の倍数},B={3の倍数},C={5の倍数}とするとき 2の倍数または3の倍数または5の倍数の数の個数を求めよ。 をやってみてください。 ベン図は3円が交わる図になります。 (答) (1)N(A)+N(B)+N(C)-{N(A∩B)+N(A∩C)+N(B∩C)-N(A∩B∩C)} =15+10+6-{5+3+2-1}=22個
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- Knotopolog
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ベン図は集合を表していますから,1回引くだけでいいんです. たとえば, 二つの円をAとBとすると重なり部分は,AとBの共通部分でA∩Bと書かれます. AとBの重なった部分も含めた全体は,AとBの和でA∪Bと書きますから, たとえば,(A∪B)-(A∩B) のように書く場合もあります. ベン図で重なっている部分は,紙を2枚重ねたような物ではなく,Aの部分でもあり,同時にBの部分でもある,という共通の部分なのです.
- asuncion
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重なり部分を引く とは、どういうことを指すのでしょうか。 もしかして、 重なり部分に斜線を引く ということでしょうか。