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七転び八起についての質問
- アニメ「あたしンち」での七転び八起についての疑問について解説します。
- 七転び八起は何度でも立ち上がることを表すフレーズですが、なぜ七回転んでも八回起き上がるのか疑問に思っています。
- 質問者は言葉の意味を知っているが、なぜ七回転んでも七回しか起き上がらないのか疑問に思っています。
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具体的に論理的だと、 七転八起のことわざの前に、中国の縁起のいい熟語として「八起」があるのです。その説明が付け足された四字熟語が七転八起。 別に八転八起でも問題はない。でも七転七起は成り立たない。 で、「転」は代用字で、正確には「七顚八起」 顛末の「てん」の異体字であって、てっぺんだったり、頭から逆さまにひっくり返るという意味。 「顛末」と「転末」は同じ語句ですが、話がどんでん返しにひっくり返って結末を迎えるのと、話が転がり落ちて収束する違いがある。 代用字の「本末転倒」と正確な「本末顚倒」では、だいぶニュアンスが違うと思います。 「七転八起」は、何回転んでも立ち上がる意味で通用していますが、 本来の「七顚八起」は将棋の駒のように、裏表裏表裏表裏表裏表裏表裏表で七ターン繰り返した状態。 表裏で、裏が出るのは最初は表なので、七回顛じたあとには、八回目の表がきます。 「七転八倒」は「七顚八倒」とは書かない。もんどり打ってゴロゴロもだえ苦しむ様だから、裏表ではないのです。 「七転八倒」と「七顛八起」がいつの間にか同じ字が当てられ、同じ状態の人に、どちらでも慣用が当てはまるように改変されたようです。 おそらく明治時代の言文一致運動と、文部科学省の常用漢字表教育の結果かと思われます。 「顛」は常用漢字表準一級なので、学校教育で教えないし、使わない。日常でつかわなくなる。 と、今調べて、感心しています。 で、この相互関係に言及した説明が、ネット上に辞書系サイトにも記載がないです。
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- toast5
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「起きる」は「チャレンジする」 「転ぶ」は「挫折する / 失敗する」 の比喩である、と考えて長年自分を納得させてきました。 「七回失敗してもめげずに八回目に挑む」と。 しかしながら回答6、8、9を読んで、なるほどー、と思いました。
お礼
6・8・9の方は本当に素晴らしいですよね。 私も感心させられました。 誰に教えられたことではないのに、私も 普通に考えて 「七回失敗してもめげずに八回目に挑む」と。 という事だと思っていましたww ありがとうございました。
- plokij75
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回答が沢山あるので、冗長かも知れませんが。。。 「七転び八起」というのは、「失敗しても努力すれば、元に戻れる。」という意味だとすれば、 小学校の算数と同じで、元の状態の「起」を1回分加えると言う事でしょう。 つまり、「7メートルの距離を1メートルの区間に区切って、杭を立てる時には、何本のくいが必要ですか?」という問題の計算は、 7メートル ÷ 1メートル/区間 = 7区間 ですから、 杭は、各区間用の7本と起点に立てる分を1本を加えて、正解は合計8本の杭 となる。 というのと同じ考え方で良いのではないですか。 もし、「7転び7起」であるとすると、最終的には、元の状態に戻っていないでしょう。 これですと、転んでいる状態から始まって、起きている状態で終わっていますので、諺にならないのではないでしょうか。
お礼
数学でこられましたかっ!! あははは。 これはこれで凄い。 正解を出そうとすると、 どうても数学になってしまいますよね。 一つの答えで納得できる唯一のものですから。 最終的には、元の状態に戻っていないでしょう。 なるほど。 元の状態に戻っていない。 たしかに言われればそうですね。 ありがとうございました。
- kine-ore
- ベストアンサー率54% (808/1481)
古来、わが国では数については偶数を尊重してた倍数読みで、3(mi)→6(mu)、4(yo)→8(ya)など母音交替形を取っており、その最大数「8(や)」は「単に八という数でだけでなく、多数の意味でもあり、物をほめていう言葉でもあって、神話の中でしきりに使用された。」(「古語大辞典」小学館)とあります。 記紀の「八雲」「八重垣」「八咫の鏡」「八岐大蛇」「八尺瓊」「八島国」など。 ですから「千代」でも究極を指すのが「八千代」であるように、幾度でも限りない「起」を指すのが「八起」となります。 それに合わせて多くはあるが満ち足りた数に足りない奇数を添えて、幾度「転」でもせいぜい「七転」と八より少なく前提して、より「八起(ハッキ)」の意味を発揮(ハッキ)させています。
お礼
満ち足りた数に足りない奇数を添えて、幾度「転」でもせいぜい「七転」と八より少なく前提して、より「八起(ハッキ)」の意味を発揮(ハッキ)させています。 ああ。 なるほど。 だから7と8のことわざが他にもあるという事ですね? なんとなく納得させられました。 ありがとうございました。
#6です。書き忘れたことが。 「最初は立ち上がることから始める」説ですが、転ぶのと起きるのが同数になるのはどういうときかといえば、転んだまま起きないのですから、ご臨終ということになります。
お礼
ああ。 なるほど。 うんうん。 これでこの起き上がっている説の納得がようやくできましたw そういわれればそうですねw
七転び八起きの語源は諸説あるようです。自分でもこれはそうかも、と思ったものをちょっと挙げてみます。 1)七、八は具体的な数ではなく「何度も」の意 七転八倒も7回、8回に特別な意味があるわけではなく、何度も何度もということです。、同様に、七転び八起きも「何度も転ぶし、しかし何度も立ち上がる」の意味だということです。起き上がるほうが1回多ければ、最後には立ち上がった状態だとイメージしやすいし、八はよく末広がりの記号としても使われるため、八回起きるとしたらしい。 2)最初は立ち上がることから始める 人間、生まれたときは立てません。赤ん坊はずっと横たわり、はいはいして、ようやく立つようになります。ですので、最初は立ち上がることから始めるので、零転び一起き。1回転んで立ち上がると、一転び二起き。同様に転んで立ち上がるの繰り返して、二転び三起き、…、七転び八起き。七転び七起きだと、最後は転んだ状態なので、八起きでないとことわざとしてよくない。八は上述したように縁起がいいので、この数で一応打ち止めにした(もちろん、その後も八転び九起き、十転び十一起き、…、千転び千一起きと続いていく)。 3)七は割り切れず、八は割り切れる 結婚祝いだと二つにきっちり分けられない奇数を使います。偶数は二で割り切れてしまう。しかし、転ぶのは割り切れない嫌な思いがしますが、そこを割り切ってスッキリ立ち上がっちゃえ、という説。なんか強引だと思いましたが、転んで起きるときの気分からすると、なんとなくそう感じるような気もします。 (4)よく分からんが、語呂だろ説:多分、最強の説……)
お礼
やっぱり皆さん誰に教えられたのか、 ご自分でそれを納得されたのか、 2の回答が多いみたいですね。 色々の説ありがとうございました。
- Lady_osaka
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寝ているときは横になっています。 そして目が覚めて起き上がるのです。 ですから起き上がるが一日のスタートなのです。 ということで 朝起きる---転ぶ---起き上がる--- で八度目の起きるが存在するのです。
お礼
おお。 朝起きて転ぶ。 なるほど。 なんとなくわかりますねw ただやっぱり説得力が‥ 言葉ができた後にこじ付けのようにこの説では感じ取られてしまいますので… ちょっと私はこの説明ではうーん・・・となります。 ごめんなさい。
- kuma56
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転ぶってことは、立っているから。 つまり、七転びの一回目の次に立ち上がる状態になると、立って→転んで→立って、となる。 だから7回・・・・具体的な回数ではなく、何度も何度もていう意味・・・転んでも、それを必ず克服するということ。
お礼
うーん… やっぱり立っている状態からなんですかね? NO2さんも言われていますし、私も答えましたが、 そうなると言葉の意味のつじつまが合わないことにならないでしょうかね?
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
お礼
その記述はここに質問する前に読みました。 がそれもうーん…となったのでの質問です。
- okwave_nozomu
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まず最初に何かを試そうと、「1回起きて」いる(行動を起こしている)からではないでしょうか。 それ以降は7回転んで7回起きる、で七転び八起き、と…。
お礼
一回起きている… うーん。 それだと言葉の意味にならないんですよねww 何度失敗しても、諦めずに立ち上がる事ですよね? 諦めずに起き上がるのに、 最初からを数えるのはうーん・・・となりましたw
- k-josui
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諺ですから、そのように具体的、論理的に考えるとおかしくなりますが、以下にいろいろな方の解説が載っています。 http://homepage2.nifty.com/osiete/seito34.htm
お礼
その記述はここに質問する前に読みました。 がそれもうーん…となったのでの質問です。 具体的、論理的に考える事をしたかったので、 質問したのです。
お礼
そうなんですそうなんです。 私も、アニメ観てて、「ん?」ってなったので色々と調べたんですけど、「七顚八起」が正解なんですよね。 中国の縁起のいい熟語として「八起」があるのです。 そうそう。ここまでは凄く理解できいた。 そして、私も更に掘り下げ、七転八倒あたりも調べたんですよね。 あーー。もう物凄い私が知りたかったことが、倫理的に書かれておられて、納得させられました。 将棋から来ているというのもあーーあーあ。 と思いましたね。 将棋は平安時代くらいからあるという説もありますから。 これは凄い。 私の知りたかったことがもう私が納得できるようにちゃっと説明がつくように記載されている。 素晴らしいです。 こういう事が知りたかったの!! って画面越しにうんうんうんうん。 となりました。 こんな事を色々と調べて下さりありがとうございました。 いやーもう。かなりスッキリさせて頂きました。 素晴らしいです。 本当に。 ハグちゃいたいくらいの感動でしたww (大げさですねww)