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無罪になった者の国家補償について
先日、ある死刑囚に異例の無罪判決が下され、晴れて釈放となりました。 彼の失われた時間というのは、決して取り戻すことはできません。 金では償えないものばかりだと思います。 当然、これについて国家は何らかの補償を行う、と思うのですが、 具体的にどのような補償になるのでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
失われた時間は取り戻せないので、お金で保障します。 これは「刑事補償法」と言う法律に基づいて請求する場合と、 「国家賠償法」と言う法律に基づいて請求する場合と2通りあります。 前者の場合は、収監1日につき1000円以上1万2500円以内で裁判所が決めます。 後者の場合は、その額に決まりはなく幾らでも請求できます。 ただし、国に故意又は過失がなければならず、その証明が甚だ難しいのが現状です。 袴田事件の場合は、未だ、無罪が確定していませんが、警察が故意に衣服に血を付けたと報じられていますので、それが証明できれば、数億円は下らないと思います。 いずれにしても、1から2億円以上と思います。
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- seble
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回答No.1
収監1日に付き、5千円ほどが支払われます。 それ以上はビタ1文も出ません。 国賠訴訟で勝てる事はまずありません。
質問者
お礼
ご回答ありがとうございます。 ええ!たった5千円ですか!それはひどいですね。よくこれまで、社会問題に ならなかったですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 請求には、刑事補償法と国家賠償法の二つのルートがあるのですね。 そして、前者の場合は最高額で12,500円 後者の場合は制限がないのだが、立証が甚だ困難ということですか。 例えば20年牢獄に入れられていたとして、刑事補償法の最高額で考えると、 12,500円×365×20=91,250,000 約9千1百万が支払われるわけですか。人一人の失われた時間の貴さを考えると、 あまりに低い金額で、愕然とします。