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思うと感じるの違いや線引きは?生活経験上の使い分けは?
- 思うと感じるの違いや線引きが曖昧で重なるが、精神科学的や心理学的な面や国語的に、明確な違いを学問的な視点で考えるとどのような違いがあるのかを教えてください。
- 思うと感じるの使い分けについて、ご回答者様の生活経験上での具体的な場合を教えてください。
- 思うと感じるの違いや使い分けについての事例を教えてください。
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私が思うに、朝起きて窓の外を眺めて「今日は寒いと思う」でしょうね。それは想像です。窓を開けて初めて「寒いと感じる」訳です。部屋は暖かくても窓を開けたら寒かった。つまり実感です。 話し言葉では思うも感じるもかなり混同しています。一概に「おもう」を使うことが多いのではないでしょうか。 食べてみて「ここのラーメン美味しいと思う」という人はいても「美味しい感じ」という人は少ない。 この場合は「思う」は自分の自身のなさが含まれます、要するに世間に流されやすい人。こういう人は自分が気に入っても世間で評価が低ければ好きとは言えない人です。「感じ」を使うのは周囲が気になるけれどとりあえず自分の意見は言ってみる人だと思います。つまり本来の「思う」「感じる」とは別の使い分けです。 景色や車、人に関しては「見た目だけ」あるいは「聞いただけ」と「実感」あるいは「全体像」の違いだと考えています。 人から聞いた感想では、その感想の範囲で判断する場合や他人の情景描写だけで判断するのが「感じる」。そこに自分の想像を多く含めて描いた場合が「思う」になるのではないでしょうか。 先のラーメンではメニューの写真や説明、出てきたラーメンの見た目や臭いだけでは「思う」となります。 イケメンがカッコイイと感じるのは見た目だけ。カッコイイと思うのは所作や思考、人間性までも含めたかっこよさ。 景色も感じるのは今の一瞬だけ、思うのは周辺の景色とのバランス、或いは四季折々の姿を想像したもの。 もちろんコレにも話し言葉の混同はあります。 自分なりの分析をすれば「感じる」は今の一瞬に得られた刺激に対する感想であり、「思う」は一瞬から範囲や時間を広げた想像を含めた感想、或いは未だ体験していない想像ということになると思います。 付き合っているカップルを見て「あの二人いい感じ」は過去から今までの経験を見た、現状の判断。未来は分かりません。「将来が楽しみ」と言ってもそれは過去を踏まえた連想ではなく、たんなる期待感だけです。 「あの二人イイと思う」は過去から現在までを観察して将来を想像した場合にもたらされる判断という事になります。
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- stm003
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『思う』 =アクション 『感じる』=リアクション 『思う』は自分の中から考えて出てくるもの…自分が動くことで生まれるもの。つまり、アクション 『感じる』は自分以外のものから発信されて、自分が刺激を受けての感想。つまり、リアクション
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 あ~ぁ、なるほど、アクションとリアクションでしたか。うなづけますね。
「思う」…想像したことも含む、必ずしも事実ではない。ある限られた情報から推測したこと。 「感じる」…実体験。主観ではあるが自分の五感を通しての感想。 事例: 冬の海は冷たいと「思う」…想像で、体験したとは限らない 冬の海は冷たいと「感じる」…実際に触れてみての感想
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 確かに仰る通りのようでよくわかります。
お礼
>「感じる」は今の一瞬に得られた刺激に対する感想 >「思う」は一瞬から範囲や時間を広げた想像を含めた感想、或いは未だ体験していない想像 なるほど、納得です。 この仕事は毎日辛いと感じ(る)ている、辛いと思(う)っている、などですと、 「感じる」が、一瞬に得られた刺激に対する感想とした場合、ニュアンスが違ってきてしまいますね。 むしろ「思う」がシックリしそうです。 言葉として人それぞれの使い方、言い回しをどう受け止めるかで、「口論」になったりもしますし・・。 学校でも正しい国語力が養われているとは言えない現在、テレビのニュースでさえ、アナウンサーの言葉に、えっ、そういう言い方おかしいんじゃない?ってありますね。 分かりやすい解説ありがとうございました。
補足
脳科学的というか、心理学的に「感じた」「思った」が何となく微妙な気もしますが。 ~でそう思ったから~と感じた、あるいは、~と感じたから~と思った、のようなケースもあれば、思考的にはどちらが優先でそうなるのかが、何んだかモヤモヤしそうです。