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”三度目の正直”の”正直”とは

スキ―・ジャンプで、葛西紀明が銀メダルを獲得して、喜ばしいことです。 新聞の見出しに、「葛西7度目の正直」が躍っています。 これは、”三度目の正直”をもじったものと思われます。 正直は、”うそ、いつわりの無いさま。素直で正しいさま。”ですよね。 三度目の正直というのは、物事は三度目には期待どおりの結果になる、ということですね。 ところで、たとえば、三度目の愚直というならわかりますが、なぜこの諺で、正直が関係するのですか?

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  • kine-ore
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回答No.6

これは「三度目は定の目」という諺が本来で、そこに「三度の神正直」という別の意味の諺が接木されてしまったのではないでしょうか。 「三度目は定の目」での「定(ジョウ)」は御神籤や占い・賭け事での「真実」「本当(の事)」「確実」を指しています。 また、「三度の神正直」の方は、三度続けて同じ「卦」や「お告げ」が出たら、それは神様のお告げが「嘘ではない」→「真実」「本当(の事)」「確実」という意味です。 ここで、「定(ジョウ)」の意味合いに限定されて、「神」を取った「正直」が継ぎ接ぎされて、「偽(いつわ)り」でない「真(まこと)」や「本当」が実現する、「三度目には期待どおりの結果になる」というミックス諺になっていったものと。

park123
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 「三度目は定の目」と「三度の神正直」との、二つの諺が接木されてしまった、ということですね。 三度目の正直について、現状の解釈の説明ばかりで、なぜ唐突に正直が出てくるのか、が訝しかったです。しかし、この諺を由来から説明して頂き、かなり納得できました。

その他の回答 (5)

回答No.5

NO.4 です。お礼ありがとう。少し気になる部分がありますので。 言葉には、ニュアンスという使い方があります。 例えば『○○も馬鹿なことをしものだ』は、○○の特定な行為を指して『馬鹿げている』と表していて、『○○は馬鹿だ』と全人格を否定しているわけではありません。 『葛西さんは、6回嘘を言っていた、ということなのですね』 これはとんでもない曲解でしょう。 そんな解釈をしたら、葛西さんは6回も嘘をついてきた=大嘘つきだと非難することになります。 「正直」を文字通りにしか解釈出来ないと、そうなりますね。 今回の「葛西7度目の正直」は、6度までは期待に応えられなかったが『41歳になっての7度目の挑戦でようやく期待に応えてくれた』という、賞賛のニュアンスで「三度目の正直」という言い習わされた諺をもじって用いたもので「嘘つき」等という酷評に解するのは、日本語を知らないもののタワゴトです。 『寝言みたいなこと、言うな』という非難は、寝言じみたタワゴトを指しているのであつて、現実に寝言を言を言ったと非難しているわけではありません。 この様な言葉の使い方を『仮借』とか『援用』などとも云います。

park123
質問者

お礼

再度の回答・詳細な説明ありがとうございました。 私も自分を振り返ってみて、 <タワゴト> を言っているな、と思います。しかし、この見出しにおいて、他の言葉があろうに(例えば、7度目にして偉業、など)、嘘を連想させる”正直”をわざわざ選択したのか、が依然不可識であります。

回答No.4

悪い例えに「狼少年」が有ります。 人々を驚かして楽しもうとして『狼が来たぞ』と、嘘をつく少年が居ました。人々は、繰り返される嘘になれてしまって、少年の叫びを信じなくなりました。そしてある日、本当に狼がやってきて、少年は喰われて死んでしまいました。 この場合と逆に、何度も期待を持たされたが、チャンスの都度期待外れに終わった。何度目かにようやくその期待が現実になった・・・という吉報もあります。 『三度目』は語調合わせ。『七度目』は、回数上の事実を言い慣らされた諺にもじったもの。 この場合の『正直』は、期待していた事実の実現・・・と、解すべき言い回しです。 遂に期待に応えてくれた・・・という、賞賛でもあります。

park123
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 正直とは <遂に期待に応えてくれた> ということですね。 <何度も期待を持たされたが、> が嘘なのですね。3回目には正しかった、すなわち正直だった、ということですね。 葛西さんは、6回嘘を言っていた、ということなのですね。

noname#204879
noname#204879
回答No.3

》 三度目の愚直というならわかります そうですか?それって、貴方はどういう風に解釈するのですか? http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/62183/m0u/%E6%84%9A%E7%9B%B4/?SH=1

park123
質問者

お礼

回答ありがとうございました・ <どういう風に解釈する> かについて、”一度、二度のみならず、三度も、変わらず同じことに挑戦すれば、良い成果が出る。”という意味のつもりです。

  • bgm38489
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回答No.2

三度目は期待通りの結果になる、とは、三度目には実力通りの結果になる、ということです。すなわち、本当の姿が見られる。本当の姿―うそ、いつわりのないさま、ということです。

park123
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございました。 <本当の姿> すなわち、 <うそ、いつわりのないさま> に繋がるのですね。

回答No.1

うそ偽りがない。ということなので、間違いなく必ず起こる、 ウソじゃないということです。

park123
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございました。 <うそ偽りがない。> ということですね。 <間違いなく> ということでもあるのですね。

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