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「偶然」という言葉を数学で表せますか?
こんにちは! 先日、TVでナショナルジオグラフィックを見ていたら、ダークマターのエネルギー量は、予想に反して、0.0000~倍という程少ない(0が260並ぶ)。 しかも、この0.0000の小数点以下の0が4個欠けたら、現在の宇宙はまるで別の形になってしまう。(他次元宇宙は別でしょうが。) そこで、気になったのが「偶然」という概念です。 これを数学では、どう表現しますか? 小生、高校の数2B、微分積分あたりでギブアップしておりますので、 おてやわらかに御教示下さいませ。
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古典数理論理学の最後の公理は排中律 P∨¬P = 真 です。 もしこれが成立しないと仮定すると、直観論理になります。 古典論理では一つの宇宙を考え、その中ではすべての真偽が決まります。 よって排中律も成立します。 一方、直観論理では、現在の宇宙で P∨¬P ≠ 真 である場合、その宇宙から移行できる別の宇宙たちが存在します。 可能宇宙論とは違いますが、ほとんど同じです。 正確にはクリプケ-ジョエル意味論です。 この可能宇宙たちではPについての排中律が成立します。 すなわちそれぞれの可能宇宙でPの真偽が定まります。 この宇宙たちを時間に沿って並べると、 現在の時間に複数の可能世界があるので、 一つの宇宙に私たちがいるのは偶然となります。 これは少し前の宇宙でPの真偽が定まったために、 前の宇宙から現在の宇宙へ遷移したとモデル化することができます。 直観論理を使って、こんなことを考えてみました。
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- dsdna
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>これを数学では、どう表現しますか? 「1/f」かな。 個人的には「1/2」と表現したい。「偶然」が起きるか起きないか、選択肢が2つしかなければ、確率は1/2になる(ジョーク)。
- born1960
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私は「偶然」という言葉に「負」のイメージはありません。 その言葉を使った人にとって「いいこと」でしか使わないと思います。 「奇遇」でもそうですが(笑) なので「正の数」または「+」でしょうか(笑)
- ryon-ryon
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偶然ですか・・・、そこらへんの概念を考えるときりがありませんよね。笑 サイコロを10回振ってみます。 そこでその通りの順番に10回振ってさっきの10回を再現しろと言われてみたら限りなく不可能に近いです。だって(1/6)^10の確率でおよそ6000万回に1回程度の事象を再現しろと言われているのですからね。 これは広江守俊先生の「街角の統計学」という本に書いてある奇跡の起こし方です。笑 奇跡、偶然は身近に起きていることなのだと気づかされます。その0が4個欠けたら、というのもすごく身近なことですよね。もしそうであったら私たちの存在にダイレクトに影響してきますからね。 また、原子において陽子の周りにある電子の軌道も実は確率的にしか表すことができません。世界の基本構成物が偶然を孕んでいるので世の中は全て偶然、ですかね。笑
お礼
御回答の「解読」に時間がかかりました。遅くなって、ごめんなさい。 直感という発想を初めて知りました。 既にギリシャ哲学で物質の4体という考え方があります。 私達が学校で習った固体・液体・気体の3体説ではなく、これに「炎」を加えた考え方ですね。 まさに「プラズマ」の事で、太陽は「炎」であると指摘されていました。 私は「矛盾」というものは、あってしかるべきだと考えています。 「ウイルス」は「生物」でも「非生物」でもない。こういう発想が無いと癌の制圧は無理でしょう。 デジタルの0か1論理を超えた量子コンピューターにも期待しています。 尤も、その開発前に多次元宇宙に行ってしまっている可能性の方が高いですが(笑) みなさん、ありがとうございました