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式の変形について
-a^3X^4+2a^3X^3-(a^3+a^2)X^2+(a^2-1)X =-X{aX-(a-1)}{a^2X^2-(a^2+a)X+a+1} なんでこんなふうな変形になるんでしょうか? 段階を踏んで教えてもらえれば幸いです…。
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- SKJAXN
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与式=-X{a^3*X^3-2a^3*X^2+a^2*(a+1)X-(a+1)(a-1)} と変形できるところまでは、よろしいでしょうか? ここで、 f(X)=a^3*X^3-2a^3*X^2+a^2*(a+1)X-(a+1)(a-1) とおき、因数定理(数学Iで習います)を考えます。 すなわち、多項式の方程式 f(X)=0 が、解に X=q/p(pとqは互いに素)を持つ場合、f(X)は p*X-q を因数に持つという定理です。 今回の場合、X=(a-1)/aを代入すると、f(X)=0となりますので、 a*X-(a-1) を因数に持ちます。これが判明すれば、 a^3*X^3-2a^3*X^2+a^2*(a+1)X-(a+1)(a-1) を a*X-(a-1) で除算する(数学Iの範囲の除算、すなわちXの3次式を1次式で除算することでできます)ことにより、商 a^2*X^2-(a^2+a)X+a+1 が得られます。すなわち、 a^3*X^3-2a^3*X^2+a^2*(a+1)X-(a+1)(a-1)={a*X-(a-1)}{a^2*X^2-(a^2+a)X+a+1} よって、 与式=-X{a*X-(a-1)}{a^2*X^2-(a^2+a)X+a+1} と変形できます。 ここで、f(X)=0となる解を探す方法ですが、簡単に見付からないケースでは、X=q/pのqの候補としては多項式の定数項の約数を、pの候補としては多項式の最大次数の係数の約数を、pとqが互いに素になるように探していく方法があります。今回のケースf(X)においては、定数項は -(a+1)(a-1) ですので、約数の a-1 はqの候補になります。また最大次数の係数は a^3 ですので、約数のaはpの候補になります。
- 178-tall
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>-a^3X^4+2a^3X^3-(a^3+a^2)X^2+(a^2-1)X ↓ -X でくくる = -X*{a^3X^3 - 2a^3X^2 + (a^3+a^2)X - (a^2-1) } ↓ 係数整形 = -X*{a^3X^3 - 2a^3X^2 + a^2(a+1)X - (a+1)(a-1) } ↓ a^2(a+1)X - (a+1)(a-1) のたすき掛け これ、なかなかメンドい。 (sX+u)(tX+v) = <stX^2 + > (sv+tu)X + uv として、sv+tu = a^2(a+1), uv = -(a+1)(a-1) の成り立つ {s, t, u, v} を探さねば…。 u = (a+1), v = -(a-1) と分けて、sv+tu = -s(a-1) + t(a+1) = a^2(a+1) なる不定方程式。 一般解は、s = -K(a+1), t = a^2 + K(a-1) らしい。 K=-a のとき s=-a(a+1), t=a 。 (sX+u)(tX+v) = {-a(a+1)X + (a+1) }{aX - (a-1) } なる一案を得る。 あとは、3 次多項式 a^3X^3 - 2a^3X^2 + (a^3+a^2)X - (a^2-1) が、{-a(a+1)X + (a+1) } と {aX - (a-1) } のどちらかで整除可なのを調べて、因数分解。 ようやく、 >=-X{aX-(a-1)}{a^2X^2-(a^2+a)X+a+1} へ、たどり着きそう? 「難問」というよりも、なかなかの「煩問」ですネ。
お礼
ご丁寧にありがとうございました!
お礼
有難うございました!