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道州制の構想
日本の地域性といえば、国(播磨や筑後など)だと思います。 現在では、県民性が本やテレビで定着してます。 それで道州制なのですが、定着している都道府県をなくして、大きく管理しようという道州制なのですが、割り方などいいことなんでしょうか? 日本は鎌倉、江戸時代と明治以降だけが日本史じゃないので、京都大阪あたりを大事にするというのも大事かと思っていて、人口集中による地域の多様性の消失よりは分権は私は確かにいいと思ってます。 ドイツなど分権など効果だしているんでしょうか。
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日本を今後どのように発展させるのか?という点から見れば道州制は議論に値する手法だと思います。 たとえば、ヨーロッパではフランスとドイツが隣り合っており、人口も面積も同じぐらいで、地理や経済的な立ち居地も同じようなものです。 しかし、ドイツは道州制(連邦制)をひいいているため、極端に大きな都市はなく、各州がそれなりに満遍なく発展しています。それに対して、日本と同様の中央集権国家であるフランスは、首都であるパリだけが2千万人都市で後の都市はすべて百万人都市と桁が違っています。 フランスも人口が首都に集中する問題を抱えているわけです。 日本の場合、国の総人口の3割近い3千万人が1都3県に住み、その他の地域との差が大きくなっています。特に島根・鳥取県の人口は東京圏では船橋市や千葉市、川口市などの中堅市と同じ程度の人口であり、そもそも市と同じ程度で県になれることのほうが問題である、のかもしれません。 いずれにしても「国土の健全な発展」「バランスの取れた国土開発」という点から見れば、日本の都市部と地方部の差は激しく、とてもバランスが取れている、とはいえない状況であるのは人口分布だけでも理解できると思います。 また、税金の配分や使い道などにも問題があります。 日本の場合、地方で挙げた収益でもその地方で税収となる税金は以外に少なく、多くの税収が一旦国に集まるようになっています(だからこそ中央集権国家なのですが)、そこから国の業務の委託という形をとって、地方の役所に流れる分と、地方交付税として地方に分配される分があり、つまり地方は「国がこれだけくれるから」というお金でやりくりしてるわけです。 当然、各地方には「もっとウチの地方にお金をくれ」という不満があるのですが、しかし首都地方は相当なお金を納税してるのにも関わらず、渋滞も解消せず線路もできない、という「地方にやる前に首都でお金を使え」という不満ももちろんあるわけです。 また、国のお金は「国が定めた使い道」でしか使用することができず、たとえば国道整備などに使うと、地方で車が殆ど通らない道路も、別の地方で殆ど通らないけど雪が降る地方でも、同じガイドラインで整備するしかなく、どちらもお金の使いたいように使えない、という問題点も出てきています。 これらのことを解決する為に、各地方の首長などが求めているのが「三位一体の改革」で、「国庫補助負担金の廃止・縮減」「税財源の移譲」「地方交付税の一体的な見直し」の3つを同時に地方に委譲して欲しいというものです。 これにより、地方は地方で独自に政策決定し、必要な資金を賄い、地方独自の政策で各地が競うように国土を発展させられる、ということを主張しているわけです。 これはこれでいいのですが、そうなると次「お金を集める規模」と「政策を実行する規模」が問題になります。 たとえば千葉県であれば、空港もあり海港もあり、コンビナートも発電所もあり、県で政策運営してもほぼ独力でやっていくことができるようになりますが、長崎県などは土地も小さい為、なかなか独立してやっていくことは難しいでしょう。 ただ、九州という地の利を生かすなら、北九州で行われている「東アジアゲートウェイ」の一員となって、長崎・佐賀・福岡の3県が合同で政策を行う様になれば、工業も観光も研究も安定したものになるでしょうし、四国などは4県を一体の島国として政策決定した方が効率的かもしれません。 このような状況を考えれば、三位一体の改革の受け皿として「県」という単位は余りにも小さい、といえる部分があり、いくつかの県を合体して合同で開発する事は必要になるとおもいます。 逆をいえば、これ以外に衰退しつつある地方と肥大化する首都圏のバランスを改善する方法はなく、大阪で行われている大阪都化と連携して、日本の統治機構を変えていくしか有りません。 それをせずに、日本の発展があるかといわれれば、「1都3県は大丈夫、あとは知らない」ということになるでしょう。ちなみに私はその3県の中に住んでますので、地方がどうなったっていいと、いえばいいです。
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- jumpup
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日本人は何かと政府や行政に頼る「他人依存」体質だ。 日本で道州制など成功しない。 アメリカは、国民が 「自分達の州や街の事は、自分達で決める。 連邦政府に口出しされたくない!」 と自立心がある。
お礼
ご回答ありがとうございます。
- habataki6
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道州制というのは地方を自分たちで思いのまま動かせるように、反日勢力が 独立の前立てとしての通過点に過ぎません、つまり沖縄とかを独立させ他国の 思いのまま属国の一部にし、将来的に自国の領土として併合しょうとする野心 にすぎません。
お礼
ご回答ありがとうございます。
- at9_am
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> それで道州制なのですが、定着している都道府県をなくして、大きく管理しようという道州制なのですが、割り方などいいことなんでしょうか? はっきり言えば「何も決まっていない」ため、回答できません。 一応、北海道、東北・・・といったブロックを流用する、という案を唱える人がいますが。 > 人口集中による地域の多様性の消失よりは分権は私は確かにいいと思ってます。 こういうのは、政治的な区割りではなくて経済的なつながりや社会資本整備の方が影響力が相当に大きいです。 例えば東京都と神奈川県横浜市・千葉県市川市・千葉県船橋市・埼玉県さいたま市との境目は言われなければ分からないくらいに都市部が続いていますが、同じ東京都でも八王子の奥に行くとはっきりと違いが分かるくらいに違います。 なので、分権自体相当に眉唾ものだと思っています。
お礼
おっしゃるとおりですね。経済的つながりや社会的資本整備は大きいです。 ご回答ありがとうございます。
- papabeatles
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道州制なんか絶対にできません。議員はどうするのですかこれ以上議員を増やすのですか? 今の県議会議員を全て首にするのですか?不可能です。
お礼
ご回答ありがとうございます。
お礼
やはり、ドイツとフランスではそれぞれの都市は違ってるんですね。 おっしゃる通り、日本は国庫にお金が一旦入ります。 地方は発想はもっても規模が小さいから無視していいみたいな風潮でより衰退してますね。 同じ日本でも多様なアイデアがあれば、いいように思えます。 おっしゃる通り、大阪都と連携は大事でしょうね。まず最初にという感じかと思いますが。 ご回答ありがとうございます。