- ベストアンサー
道州制とは?地方分権を実現するための条件について教えてください!
- 道州制は地方分権ではなく、中央集権に見えます。
- 州都付近への一極集中を狙っており、他地域が省みられなくなる可能性があります。
- 重複する行政をなくすなら、都道府県を廃止するほうが効果的かもしれません。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
○州都に予想される場所は、関西なら大阪、東北なら仙台、中国なら広島などと大都市ばかりで、州都付近への一極集中をねらっており、結局東京に続く大都市が分け前をよこせといっているのと同じにみえます そうとばかりは、思えませんが???? 道州制(道庁所在地)原案(福田内閣時、地方分権審議会委員案) 首都国家管理地区・・・東京直轄市 畿内特別州・・・京都 北海道・・・札幌から釧路に移転 東海道・・・第三新東京市(箱根) 東山道・・・第二新東京市(松代) 北陸道・・新潟 山陰道・・出雲 山陽道・・岩国 南海道(四国)・・四国中央市 西海道(九州)・・日向 沖縄自治州・・沖縄(コザ)市 というの読むと、その辺は、すこし配慮してるような(^^♪ ※関西なら大阪、東北なら仙台、中国なら広島 ↑ いつ、そんな政府案決まったのかな(^^♪ ○州となれば州都付近以外は人口も多く議員も多くなるため、地域間での利害調整が州都付近の利益を中心とされ、他地域が省みられなくなる。また議会を置くとして、住民とこれまで以上に関係が遠くなる議員がなぜ必要なのか不明です。 ・ちなみに道州制なので、道が標準、副次的に州ですよ(^^♪ 道政府という存在に対して、チェック・アンド・バランスから道議会は、必要でしょう ○重複する行政をなくすなら、都道府県を廃止したほうが手っ取り早い。国と市町村の力関係をいうなら、州と市町村の力関係も同じ。道州制は地方分権ではなく、中央集権にみえます。現在でも国家公務員の方々の地方公共団体幹部への出向は多いです。支配を受ける代わりにメリットも多いのかと思います。 道州制は、普通、都府県機能を道(州)と市町村に配分して廃止するというのが、常識ですよ(^^♪ 道州の知事長官が、戦前の都道府県や関東州のように、内務官僚が天下りで任命されるなら、中央集権ですが、独自の財政権限と議会政府もち、住民が道庁長官・沖縄自治政府行政主席を選ぶなら地方分権でしょう(^^♪
お礼
ご回答ありがとうございます。 これまで道州制の議論は地区割りと道州都の位置ばかりで、道州都の位置になりそうな府県が声高に必要性を主張するばかりと認識していましたが、その点について大都市を抱える府県がみずからそれを放棄する案であれば一考の余地はあると考えます。大都市を抱える府県へ社会資本の整備のためにすでに多額の財政出動をしており、屋上屋根を重ねる結果となるのを心配しています。 本格的な道州制というなら道州議会だけでなく三権分立の観点から道州裁判所も必要でしょう。ただ、道州議会についてひょっとして衆議院小選挙区の選挙区よりも広くなる選挙区から選出される議員の方々になにを期待してよいのでしょう。 最後の部分は、経費を節減し二重行政をなくすには、いっそ国と市町村だけでよいのではという、なぜ都道府県や、道州が必要かという部分でして、特に都道府県はすでにその幹部に国からのたくさんの出向を受けいれておられるのでは。 道州制の議論は、いずれにせよ団体が遠くなるわけで、普通自分から遠いところで判断されるのを集権というわけでして、 どんな財源で、何をやるのかを先に議論していただいて、中央集権なのか、地方分権なのか、なんのためにやるのかよく分かるようにしていただきたいです。
補足
道州都を田舎に置いたとしても、道州議会は人口に比例して議員が配置されるなら、結局は大都市に力点をおいた構成になってしまうと考えられます。広域であることを鑑みて、地域エゴというよりはなんせ知らないところのことを考えて政策を立案していくということには無理があると思われます。人口の多いところの立場から全体が判断されるでしょう。 人口や社会資本が大都市に集中されていくことは、今後少子高齢化を向かえ最も恐れる事態の一つです。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa5142157.html