- ベストアンサー
なぜにチェーンスーパーより近所の八百屋のほうが値段が安い?
首都圏で何度か引越しをして思ったのですが、たいていの場合、スーパー(大手系列の)よりもその辺の八百屋のほうがずっと野菜が安いのです。なぜでしょう? 流通(仕入れ)ルートの問題でしょうか。例えば近所の八百屋が市場の仲卸のようなところから買う?そうすると農協や農家に近いルートで集中的に仕入れるチェーンスーパーより、小規模仕入れの多段階流通で高くなると考えるのはまちがっているのでしょうか。 あるいは品質の問題?確かに近所の八百屋から仕入れたものは、品質的に劣る気がします。買うときにいたんでいるものが多かったり、早く食べないとカビたり。 もちろんいろいろなケースがあり逆の場合もあるとは思いますが、農作物の流通に詳しい方、教えてください。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
大量生産できる加工品の場合、一度にたくさんの注文を貰ったほうが効率よく生産できて安くなったり、あるいはメーカーの売り上げを増やすために薄利で売るため価格が下がりますが、農作物の場合は需要と供給で価格が変動するため、まとめて数量を確保しようとすると、ある程度の価格でないと難しくなります。 つまり、1ヶ月前からスーパーが野菜を確保していても、天候がよくて安い野菜が卸売り市場で売っていれば、八百屋は安く仕入れて安く販売できるわけです。 八百屋の場合は、あまり高くて売れそうもない野菜はあまり仕入れず、いつもより安い野菜を大量に仕入れるため、スーパーよりも安く思えるのでしょう。
その他の回答 (1)
- kupupu
- ベストアンサー率17% (3/17)
販売価格を上げざるを得ない要素のひとつに間接部門のコストが考えられます。 つまりチェーンですと,その店舗以外に本部のような,つまり直接販売に携わっていない社員を規模に応じてある程度の人数抱えています。 会社の費用は圧倒的に人件費が占めることが多いのですが,個人商店はこれがとても割合を低く抑えることが出来ていますよね。 このデフレの世の中にひとつの商品に対して少ない利益しか乗せられないのに,ひとりの社員にかかるコストは桁が5,6,7桁は違うということになります。(何倍なんてヤワなものではありません) 人権費の他にも,多くのアイテム数を管理するコスト,在庫をロスさせるリスク,建物設備にかかるコスト…などなど,商品ひとつの販売価格とは桁の違うものがどんどんのしかかっています。 農作物の流通とは全く無縁なOLですが,最近会社の監査について触れる機会があり,会社の利益について考えることがあったので,投稿させていただきました。
お礼
回答ありがとうございます。言われてみれば、人件費の問題も大きいですね。企業と個人事業主的商売の違いとでも言いましょうか。なるほど、参考になりました。
お礼
回答ありがとうございます。なるほど。大量生産の論理が必ずしも当てはまるわけではないということですね。確かに品物の確保が難しいというのをよく聞きます、自然のものは。そう、それに少しだけ旬をはずれたりすると、八百屋で見つからずスーパーであったりということもよくあります。