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確率変数―独立
確率変数Xが直線x=0について対象な密度関数f(x)を持つとする。すなわち、任意のx∈Rに対して、f(-x)=f(x)が成り立つとする。 ここで符号関数 sign(x)=1(x>0) 0(x=0) -1(x<0) とすると、sign(X)と|X|は独立であることを示せ。 この問題を教えてください。
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良い演習問題ですね。是非、自力で解いてください。確率変数の分布について深く味わうことができます。 任意の実数 a と b について、事象「sign(X) <= a 」と事象「|X| <= b 」が独立なことを確かめればいいのです。とりあえず、Pr(sign(X) <= a) や Pr(|X| <= b) を計算する( f(x) の式で表す)ことから始めたらいかがでしょうか。 a や b の値は、いくつかのケースに場合分けする必要があります。 なお、δ関数は、関数でなく、超関数あるいは Distribution と呼ばれるものです。関数の世界であたりまえの四則演算、積分、確率変数との関係等は、当然には使えません。何をもってδ関数の定義とするのか、超関数どうしが等しいとはどんな意味なのか、といったことも必要です。すべて基礎から定義し直し、それらの性質を調べ、どこまで関数とのアナロジーが成立するのか等を確認して初めて証明に使えるようになります。質問者さんがこれらを既に習得済みなら、δ関数を使った証明でも構いません。
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- reiman
- ベストアンサー率62% (102/163)
p(u):U≡sign(X)の密度関数 q(v):V≡|X|の密度関数 r(u,v):(U,V)の密度関数 p(u)=∫δ(u-sign(x))f(x)dx=(δ(u-1)+δ(u+1))/2 q(v)=∫δ(v-|x|)f(x)dx=0(v<0),2f(v)(0<v) r(u,v)=∫dx∫dy・δ(u-sign(x))δ(v-|y|)f(x)f(y) =∫δ(u-sign(x))f(x)dx∫δ(v-|y|)f(y)dy =p(u)q(v) よってUとVは独立
- kamiyasiro
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A,Bが独立であることを言うには、 同時確率 P(A∩B)=P(A)×P(B) であることを示すのが定石です。
- Tacosan
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なにがどうわからんのでしょうか?
お礼
ヒントや補足まで詳しくありがとうございます。 まだ確率や統計の分野はやり始めたばかりなので、たまに解けない問題が出てきます。 方針が分かれば解けると思いますので、頑張ってみます。