- ベストアンサー
大阪で石油がわいていた可能性はありますか
大阪府東大阪市に枚岡神社があり 姥ヶ火伝説が伝わっています。 枚岡神社の燈籠の油が、盗まれるという事件があった。 犯人は村に住む老婆で、事件ののち、老婆は枚岡神社境内の見る沢の池に投投げして死んだ。 のち、この池は姥ヶ池と呼ばれるようになり、雨の夜になると池の附近に青白い火の玉が現れるようになった。 この火の玉は老婆の首から吹き出るように見え、姥ヶ火と呼ばれて恐れられた。 燃える池から石油をイメージしたのですが このあたりで石油がわいていた可能性はありますか?
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>石油がわいていた可能性はありますか? という御質問に対する回答にはならないかも知れませんが、御質問文内の説明を読んだ限りでは、池が燃えていた訳ではなく、池の近くの空中で火が燃えていたという事になるのではないでしょうか? もし空中で燃えていたとなりますと、石油ではなく、可燃性ガスが燃えているのか、或いは、球電等の雷由来の発光現象が起きていた可能性の方が高いのではないかと思います。 【参考URL】 球電 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%90%83%E9%9B%BB 可燃性ガスとして可能性が高いと思われるのはメタンガスで、メタンガスは天然ガスの主成分として、石油と共に産出される事も勿論ありますが、石油が存在しないガスのみが産出されるガス田もあります。 また、地下に天然ガスの層が存在しなくとも、メタンガスが発生する事はあります。 例えば、水中や泥の中といった酸素があまりない場所に動植物の遺骸等の有機物が存在していますと、嫌気性の細菌等の働きによって有機物が分解されてメタンガスが発生します。 池の傍という事なので、枯葉等の有機物が嫌気的に腐敗した事によって発生したメタンガスが空中に漂い、そこに何らかの原因によって火が付いた可能性の方が高い様な気が致します。
その他の回答 (3)
- toshineko
- ベストアンサー率44% (258/575)
ghiiopp さん、こんばんは。 私もNo.1の方と同じく天然ガスの可能性が高いと思います。 古代の大阪一帯は、河内湾→河内湖→草香江と徐々に陸化が進んでおり、 埋積の過程で腐植物が厚く堆積し、天然ガスが発生する環境ができていたと考えられます。 また、この地域には日下(草香)という地名があります。 「クサ」地名は「臭い」や「腐り」に通じます。 腐植臭や火山ガスなどが発生する場所や、 土が腐ったように崩れやすい場所に付けられている地名です。 おそらくは川の流れの関係で、漂流物が淀みに集積する環境であったためにガスが発生しやすく、 何らかの原因で発火することがあったのだと思われます。
お礼
回答ありがとうございます。 やはり天然ガスですかー。 テレビで千葉のガス井戸を見たんですけど 井戸に水が張ってあって、井戸の下の方からぷくぷく泡があがってきていました。 この泡がガスなんでしょうね。 姥ヶ池もこんな感じで泡があがってきていたのかもしれませんね。 腐植物が厚く堆積すると、天然ガスが発生しやすいのですね。 日下という地名の由来も大変勉強になりました。 燃える水や燃える土の記録は日本書紀にはありますが 燃える空気は朝廷に献上するのが難しかったでしょうね。 それで記録がないのかも?
- kabo-cha
- ベストアンサー率43% (403/928)
No.2です。 石油を産する地質ですが、下記のページが参考になりますのでご紹介します。 http://www.noe.jx-group.co.jp/binran/part04/chapter02/section01.html
お礼
わー、何度もありがとうございます。 貼っていただいたサイト読みました。 大阪はこれに該当する地質だとこういうわけですね。 ご指摘のとおり 何か文献とか出土したものなので、証明できるものがあるといいのですけどね。
- kabo-cha
- ベストアンサー率43% (403/928)
面白い説だと思いますが、ちょっと考えづらいと思います。 たとえば新潟県では、1000年以上前から石油・天然ガスが出た記録がありますし、それ以外でも北陸・東北の日本海側などでは記録が残っています。 最近では勇払平野で原油が出るようですし、千葉や静岡あたりでも場所によっては多少出るようです。 こういった石油・天然ガスの話は古来から非常に興味を引く話ですので、仮に地元でそういったものが出たとなると、おそらくその時どきの地方政府や藩、寺社、あるいは旅人などが、伝説としてではなくもっとはっきりした形で記録を残していると思われます。 ことに枚岡神社のように、地理的に朝廷にも近く、人の往来がそれなりにある場所ですと、もし石油・ガスが出たらかなり有名になったと思います。 ただ、地質的に大阪で石油が出ることはあり得ないとは言えませんので、積極的に否定することはできません。
お礼
回答ありがとうございます。 新潟県の石油の記録は記紀に記述があるんでしたっけ。 北陸・東北の日本海側でも記録が残っているのですね。 このあいだテレビで千葉のガス井戸というのを見ました。 また、田んぼの真ん中で火が燃えていて やかんがかけてありました。 自然に産するガスを生活にいかしていてとても面白いと思いました。 確かに、もっとはっきりした形での記述があってもよさそうですが 神社の私有地だったので公にならなかったとも考えられますよね。 >ただ、地質的に大阪で石油が出ることはあり得ないとは言えませんので、積極的に否定することはできません。 どういう地質であれば石油がでるのでしょうか?
お礼
回答ありがとうございます。 確かに池が燃えていたのではなく、その近くの空気が萌えていたのかもしれません。 球電というのは初めてしりました。 可燃性ガスですか~。 先日テレビで千葉のガス井戸というのを見ました。 ウィキペディアを調べてみると、草食動物の糞からメタンガスが発生すると書いてありました。 酸素があまりない場所に動植物の遺骸等があるとメタンガスが発生するのですね~。 確かにこちらのほうがありそうですね!