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石油ってつくれないの?
昔、石油は大昔の動物の死骸が長い間かけて変化したものと聞いたことがあります。そこで、ふと思ったのですが石油は人工的につくれないのでしょうか? 魚とか豚とか牛等は食べているけど、全部を食べているのではなく、食品残滓として一部が生ごみとなって捨てられていると思うのですが。一部といっても日本全国を考えると大量になるはず。紙とかビニールも混ざってなく動物の肉や骨だし、それを利用できないものかと。どこかで堆肥化しているというのも聞きましたが、大量にしかも年中肥料が必要とは思えないですし、よろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
造れますが、石油と全く同じ物を作る事に意味はありません(コストがかかります)。 様々な化学物質が入り混じった原油から取り分けた石油製品は、それでもまだ様々な化学物質の混合物です。 ガソリンなどは比較的構造のばらつきが少ない方ですが、それでも炭素数4~10の230種類の炭化水素から出来ています。 今の自動車はそういった複合物の性状を前提に設計されているので、単純な化学物質を使用する場合は、新たに設計変更や実用試験が必要になります。 極めて単純化すると、有機物は腐ればメタンガスを発生させ、メタンガスを合成すれば所謂人造石油が出来ます。 もっともメタンが単純に簡単に入手できるのは天然ガスなので、今は天然ガスから人造石油を造る工場がカタールで建設されています。 そこで製造される軽油の代替としての人造石油はFT軽油と呼ばれ、性能上も一般軽油よりも優れているとされています。 従って有機物からの製造も、小規模であっても、そのうちコストが合うようになるかもしれません。
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結論から言うなら つ く れ ま す。 構造自体はわかってますから。 が、実用化はみこめないのだそうです。 ANo.8さんが書いているように石油などを合成する微生物がいるようですが 1体1体が作り出す量が微量すぎるなどの理由から まだまだ実用化は先のようです。 また、生物的なものから石油ができるという説がありますが それをまねるにしてもやはり時間やお金がかかりすぎると思います。 参考程度にウィキペディアの石油のページを張っておきます。
お礼
回答ありがとうございます。 いろいろな意見を見る限りコストもかかりそうだし、実用化は難しそうですね。やはりガス燃料を作る方が効率がいいのかな。石油にして全部溶かしてしまえ・・・と単純に考えてましたので。浅はかでした。
- hikou
- ベストアンサー率18% (6/33)
石油を作る菌とか微生物生物がいるようですが、質問者さまの「人工的」にあてはまらないかも。 ボツリオコッカス・ブラウニー菌 http://info.linkclub.or.jp/nl/2001_08/digital/index2.html 軽油を作る微生物 シュードコリシスティス http://nikkeiyokyom.ameblo.jp/entry-677a8e1d9ee9995f7f23244586b31420.html
お礼
回答ありがとうございます。 「ミジンコをすり潰すようなもの」というのに思わず笑ってしまいました(^^)。微生物はまだまだ未知なる力を秘めていそうですね!人工的にとは違うとしても、考えもつかないことだったので物凄く新鮮でした!
- mii-japan
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分子構造が判明しているから、できます よく覚えていておいて欲しいことですが できるかできないか と 実用できるか は 全く別のことだと言うことを できるかできないか の問いならば たいていのことはできます しかし、実用化できるか と言うと 非常に困難な場合が多くあります 費用と安全 が大きな障害になります(技術の進歩と経済情勢で大きく変わってきます)
お礼
回答ありがとうございます。 実用化できるのかとなると確かに・・・。 コストやらなんやらでかなり凹みましたが、もう少し調べてみようと思います。
- denkiya3
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私は、植物性のものが地中で数億年かけて液体になったものが石油ではないかと想像しています。 質問者さんのお考えでも作れる可能性は有りますが、 液体の燃料を得るよりは、食物残さでガスの燃料を得るほうが現実的と考えられます。 人造石油を作るには「時間と圧力(地上で作ろうとすると、大量のエネルギーが必要)」が必要ですよね、 それよりは「発酵」で植物性からは「アルコール燃料」、 動物性からは「ガス燃料」を得るほうが、地球資源の再循環になるのではないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 自分的に「時間と圧力」は今の最先端技術でどうにかできるのではと簡単に考えてました(浅はかでした)。 やはりガス燃料化の方が可能性大なのかな。
今のところでは、難しいでしょう。 日本にも、昔から油田は存在しますし、ごくわずかですが生産しています。 現在でも、秋田県の男鹿半島やその周辺に点在してます。 掘削しているのは、新日本石油だと思いましたけれど、ほとんど採れていないでしょう。 バイオマスの精製油としては、青森県の企業で事業所や家庭から出た使用済みの食物油を精製して、 ディーゼルエンジン車の代替燃料として、販売して使っているという話は聞きます。 他には、天然ガスの掘削ですが、日中の経済水域境界付近で掘削権について揉めているようです。 他には、シベリア地域の天然ガスの探査を国際協力で行っているようです。 青森県八戸沖の太平洋には、天然ガス田があると言うことで試掘してみたところ、 採算性やガスの品質の問題で掘削を諦めたようです。
お礼
回答ありがとうございます。 石油が生成できればリサイクルにもなると思っていましたが、やはり難しいみたいですね。 安くしかも大量にできなければ意味がないし、そう考えるとできるなら既にやってますよね(^^;)。
- webuser
- ベストアンサー率33% (372/1120)
以前Tvで見たネタで詳細は忘れましたが。。。 日本の東北(だったかな)に油田があって、そこの石油は大して量が採れず、油の質もあまり良くない。 間違いなく石油だけど、普通の石油よりサラサラしている。 どうも微妙に成分が違うと研究したところ、バクテリアが関与していたとの事。 もっと研究するとバイオで石油が作れる可能性が高いという事でした。 あれから数年経ってますが、話題に上らないですね。
お礼
回答ありがとうございます。 石油にも質があるとは、驚きました! コストに問題ありということで撃沈でしたが、バイオで石油が作れる可能性大というのには期待が高まります。またいろいろ調べて見ようと思います!
- asuca
- ベストアンサー率47% (11786/24626)
とりあえずエコロジーとして天ぷら油を再利用する形でというのはありますが。 植物性の油でしかも使い終わった後の物を使ったり出来ます。
お礼
回答ありがとうございます。 私も廃油の再利用はテレビで見たことがあります。 あれには感動しました!
- 2531kbps
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仮に作れるとしても、 (1) 1リットルで500万円とかの高額になる。 (2) 製造工程で二酸化炭素を大量に出したり、出来上がった石油よりそれを作るエネルギーの方が多い。 となりそうです。もし安く作れたら、世界1の金持ちに成れそうですね。 エネルギーに関しての解決策なら、有機物が発酵したときに出来そうな気体(メタノール?)を燃料にする機関を作るとか、燃料電池開発の方が実現性がありそうです。 TVでは、捨てる天ぷら油を燃料にして動くエンジンを紹介していたかなあ。
お礼
回答ありがとうございます。 気体を燃料化というのはありそうですね。 確かどこかの自治体がやってるのを見たことがありますがコストがネックになっていたような。 石油製造もさらにネックになりそうなりそうですね。 天ぷら油(廃油)の燃料化は私もテレビで見たことがあります。 あれには感動しました! しかし、石油が安くできればなぁ・・・。
- yama_x
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直接の回答ではないですが・・・ 参考URLの本によると、石油は必ずしも生物起源のものとも言い切れないようです。 ふか~い油田から直接掘り出した石油には生物の痕跡を残す物はなにもないらしいです。 こういった説も存在するからには、逆に言うと生成過程が照明されておらず、 ましてや人工的に、というのは無理なのでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 石油はてっきり生物起源とばかり思っていましたが。 いろいろな回答を見る限り石油は作れなくもなさそうですが、コストが凄いそうで。 こうなるとリサイクルにも何にもならないですね。
お礼
回答ありがとうございます。 できるがコストがかかる、実用化できないとのことが多数でしたので落ち込みましたが、しかし、FT軽油の存在にちょっと光が!発酵でメタンもでるだろうし、今後石油もできるかもと思うと多少希望が持てます。というのも、残滓を集荷する業者さんが今小型コンポストやらの出現で困っているようだったので。食品リサイクル法等の影響で店毎に回収業者いらずのコンポストを設置しているところが増えているようですが、それも外見上だけであって実際に堆肥は生成されるほど必要無いということでした。それならば、業者によって回収し一度に大量に処理、又はリサイクルできた方がいいのではと思ったわけです!