あなたの言う「物質」とは何ですか?
たとえば、目の前の石という物体は、分解能の高い目を持って
いれば、珪酸や酸化鉄などの分子の集合であり、「石」などと
いう「物質」は見えません。
さらに、珪酸の分子は、珪素や酸素などの分子の集合であり、
珪素の原子は、陽子や中性子、電子といった素粒子の集まり、
素粒子はクォークの集まり、最後に超弦=量子ブラックホール
周辺での量子定常波に還元されます。
この「量子」とは光子であり、不確定性原理をベースとした、
エネルギー最小単位であり、運動エネルギーだけを質量とした
素粒子なのです。
運動する素粒子を磁場でカーブさせると、その運度量がつんの
めって運動量だけが飛び出し、輻射エネルギーが直進します
(シンクロトロン放射といいます)。
核分裂や核融合で、質量が失われてエネルギーとなり、爆発
するというのは、静止質量がこの光子の輻射に変わる事です。
その「静止質量」とは何でしょう?
先ほど「石は分子の集まり」と言いましたが、石の静止質量と、
それを構成する分子の静止質量を集めたものの重さを比べると、
石の方が重いのです。
なぜなら、石は静止していますが、その「静止した石」の中で、
分子は分子振動(熱)しているため、その運動量の分だけ分子は
重くなり、それが「石の静止質量」には加算されているからです。
先ほどの「石>分子>原子>素粒子>クォーク>超弦(量子)」
といった階層的な現象性において、石の静止に対して、分子運動
から電子の回転、クォークの交換と原理的に遡るほどに運動は
早くなり、究極的に超弦=量子定常波において光速に還元され
るのです。
つまり、静止質量(物体)とは、静止質量を持たない量子の光速
運動を、階層現象性の奥に潜在化する事で、二次的に派生する
ものなのです。
だから、そうした階層現象構造を打ち消す、素粒子とその反粒子
の衝突において、全質量が輻射に変わるのです。
このような事は、哲学でも仮説でもなく、物理の常識です。
このカテゴリーで素人の皆さんに聞いても、正確な回答は得られ
ないと思われます。
お礼
流石 このての事を聞いたらバッチリですねえ 尊敬に値します 僕は分りました ただこの質問は「物質はエネルギーで出来ている」と聞いてどう思うか と言う質問です アンケートなのです。 しかしとてもいい勉強になりました 大変ありがとうございます サンキュー☆