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親鸞のブツとホトホリケの謎
- 585年に流行した疫病はどうやら熱病の一種であったらしく、善光寺の仏像を浪速(大阪)に持ってきて蘇我が礼拝したからだということで、熱病=身体が火照る(ほてる) ということから、仏像を「ほとほりけ」(火照怪)と呼んで、浪速の海に捨てたという。
- 親鸞さんは仏のことをホトケとは呼ばず、ほぼ必ずといって良いほど、著作物のなかではブツと読んでいる。これに対して、親鸞の妻である恵信尼の残している『恵信尼消息』ではホトケと読んでおり、蓮如さんの著物に至ってはホトケという呼び方がたくさん出てくるのである。
- ホトケについて調べていたところ、親鸞は仏をブツとしか呼ばなかったそうですが、このホトホリケと関係あるのでしょうか?それから本当に親鸞は仏をブツとしか呼ばなかったのでしょうか?
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こんにちは。 親鸞さんのことは、真宗・門徒さんの皆さんにお任せすることにして、 ホトケさんの語源について、ご紹介します。 ここ読め、ニャンニャン!! http://gogen-allguide.com/ho/hotoke.html 《ほとほりけ》の語源はわからないし、知りません。 『古事記』や『日本書紀』に、 イザナミが火の神さまを生んだとき、 《ホト・女性器》を焼かれ、死んだ、ということが関係しているのであろうか。 すると、 もともとは、 《産褥熱・サンジョクネツ》を意味していたのであろうか・・・? 思いつきです、学問的根拠はまったくなし!! http://kotobank.jp/word/%E7%94%A3%E8%A4%A5%E7%86%B1 ☆ 585年に流行した疫病はどうやら熱病の一種であったらしく、善光寺の仏像を浪速(大阪)に持ってきて蘇我が礼拝したからだということで、熱病=身体が火照る(ほてる) ということから、仏像を「ほとほりけ」(火照怪)と呼んで、浪速の海に捨てたという。 ◇これは、どうやら、嘘らしい。 物部氏は、私的に寺を作って、仏教を信仰していたらしい。 物部氏の氏寺と考えられる遺跡が発掘されているらしい。 歴史なんて、そんなものよ。 勝者に都合のよいように、 歴史は作られる!!
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- NemurinekoNya
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物部氏の寺については、 ここ読め、ニャンニャン!! http://www.bell.jp/pancho/k_diary-5/2011_06_13.htm
- NemurinekoNya
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角川の古語辞典によると、 ほとほる【熱る】 1 熱を出す 2 腹を立てる らしい。 「ほとほり(熱が出る)」+「け(気)」→「ほとほりけ・熱病」の意味になった??? 「ほとほる」の最初の《ほ》は、《火・ほ》の意味なのでしょうね、きっと。 「火(ほ)照る」のように。 で、 女性器(産道?)を意味する「ホト」なのだけれど、 古事記は、 「火(ほ)」+「戸(と)」→「ホト」 と、 語源説明をしているのではなかろうか。 なぜ、火の神を生んで、イザナミさんが死んだのかを説明している。。。 で、 イザナミさんは《産褥熱》で死んだのだ、 とネコは推測する・・・。 ちなみに、 日本語の「戸(と)」は、 「目(ま)」+「戸」→「窓(まど)」 で示されるように、 開けているところからギュッと絞られたところを意味するのだそうです。 「港(みなと)」の「と」もこれと同じらしい。「水(み)」、水の戸、海の戸、それが港。「な」は現代の「の」を意味する・・・。
お礼
回答ありがとうございます。 物部氏の氏寺ですか。おもしろそうな情報ありがとうございます。 調べてみます。