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フリーセックス
フリーセックスとは、今や「性について好き勝手やる」という意味に変化したのでしょうか。 私は「性別にとらわれない、男女平等」の意味だと思っていたのですが、前述の意で使用されている方が多く見受けられます。 辞書を引いてみましたが、ネットでは全文が見れずよくわかりませんでした。 誤用が多ければ言葉は変化すると言いますし、今やフリーセックスとは後者の意味ではなくなってしまったのでしょうか。 (しかし「スウェーデンはフリーセックスの国だってさ!うらやましいぜ!」と言う意見にはおいおいと突っ込みを入れたくなります。) 皆様のお考えをお聞かせ下さい。
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この場合の「セックス」は性交ではなく「性差・男女差」という意味。 それに囚われない、という意味での「フリーセックス」なので、質問者さんのおっしゃるのが本来の意味で、端的に言うと男女同権。 この言葉が出てきたのが、60年代たしかベトナム反戦運動華やかなりし頃で、ほとんど時を同じくしてヒッピーという集団が出現しました。 反戦運動をきっかけとして現われた彼らは、自由・平和・愛てなことをモットーにしていたと思いますが、愛と自由がくっついてしまうと当然、自由なセックスということになるわけで、それは当初から彼らにとってはごく当たり前のコンセプトの一部だったはずです。 フリーセックスという言葉の出自は性交とは無関係だったのですが、そのようなわけで、別の意味にも容易に解される言葉であるのと同時に、その別の意味を具現化してしまっている集団がほとんど同時期に一世を風靡していたので、どちらが本来の意味かは曖昧にならざるを得なかった、というところだと思います。
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- customar
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だから質問者さんの言語感覚がインテリ寄り(英米人の言語センス)なんですよ。 スウェーデンはセックスを挨拶がわりにするような国らしいぞという文意です。フリーセックスはカタカナであり日本語です。 フェミニストという日本語は女性を大切にする男性です。女性はいません。 ホモは学術用語に多用されるのですがゲイという英語よりもホモという日本語が未だに中心で、生物学カテゴリの投稿に気まずさを覚えます。ホモの女性はいません。 性にとらわれないと言ってもこの場合の性はあくまでも肉体的な男女です。ちなみに英語のsexは雄雌です。ジェンダーは社会的な立場ですよね。それをフリーにしてしまう日本語は英語的解釈では目的を違えてしまいます。従ってフリーセックスも日本語的な解釈を間違いとは言えません。そう使われているカタカナ英語なんだから。 原義の方は革新的なわけです。性別にまつわる全てを自由にしてしまえというスローガンみたいなもんです。タブーの打破です。つまり好き勝手です。タブーはたくさんありますがセックスに注目したというのは好色以外に理由はありません。いわばそいつらにとっての重要課題がセックスだったからです。ただしアメリカは自由な国なのに、セックスのタブーは完全に自由になっていない、保守家族の防御拠点と言えます。 そしてキリスト教とも関係します。日本人の使うフリーセックスに反キリスト教の含みはありません。最初から原義の一番の肝を共有されていない言葉なのです。 フリーセックスが性交以外のテーマだったなどと再構築して実態を脚色するから、文系は要らないと思われるのです。それが美化です。フリーセックスは日本のスケベ親父の言葉ではなくて素晴らしい思想なんですよと。セックスが肝なのに。 日本語はダメ言語ですがダメ言語を弄さない事です。フリーセックスは語感のまんまです。男性社会を恨む日本の女性がフリーセックスを望んでいますか。男か女か分からない坊主頭であぐらする人物になりたがっていますか。あばずれ生活に心が休まりますか。外国の女は根があばずれなのです。日本でフリーセックスの原義なんか使い道ありませんよ。
お礼
再度のご意見ありがとうございます。 >スウェーデンはセックスを挨拶がわりにするような国らしいぞという文意です。 No.4さまのお礼にも書いたとおり、私には最初からそうであったようには思えないのです。 どこかで誰かが意味を挿げ替えてしまったようにしか。 >ホモは学術用語に多用されるのですがゲイという英語よりもホモという日本語が未だに中心で、生物学カテゴリの投稿に気まずさを覚えます。ホモの女性はいません。 確かに、英語でいうとホモセクシャルは男女関係なく同性愛者を指す言葉ですが、日本でホモというと男性の同性愛者を指しますね。 >男性社会を恨む日本の女性がフリーセックスを望んでいますか。 自由なセックスと言う意味でしたら望んでいると思います。 私は望んでいませんが(男性社会を恨んでもいません)。 婚前交渉も浮気も不倫も今や恥ずかしげもなく普通にされています。 なんだったら女性の方が「体の相性が云々」と言い出します。 望んでいるどころか、オープンすぎて下品です。 男女同権という意味でも、これは望んでいると思います。 >男か女か分からない坊主頭であぐらする人物になりたがっていますか。 極端な話ですが、坊主頭にしたがる人は男女どちらも稀だと思います。 しかし坊主頭の女性もいないわけではありませんね。 ベリーショートとなるともっと人数は増えます。 長い髪が女性の象徴という時代でもないようです。 「男か女かわからない」だけに着目すると、こういう女性は多くいますね(風貌ではなく)。 >あばずれ生活に心が休まりますか。 あばずれという表現が正しいか、心が休まっているかはわかりませんが、それでいいと思っていることに違いは無いと思います。 だから女性誌でセックスについて特集されたり、しかもそれがかなりきわどい内容だったりするのです。 >外国の女は根があばずれなのです。 これは偏見だと思いますよ。 やらみそなんぞという言葉を作り、セックスの低年齢化をあおる日本の女性誌もなかなかのものだと思います。 そんなもん、性教育を発達させてからやってくれ。 残念ながら、私の理解力ではNo.6さまの仰っていることの意味がよくわかりませんでした。 あとでまた読み返してみます。 ありがとうございました。
- Postizos
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4です。追加失礼。 >“「性別にとらわれない、男女平等」の意味” では Gender equality が使われているようです。 http://en.wikipedia.org/wiki/Gender_equality ジェンダー‐フリー はある辞書に和製英語だと書かれていました。(しかしインターネットで英語のサイトを調べた限り英語でも全く使用例が無いわけではないようです) 日本語で「セックス」が使われるようになったのは性交をあらわす置き換え語(婉曲表現)のひとつとしてですが。(セックス以前には「コイトス」などが婉曲表現として使われていたこともあります)。いろいろな置き換えの語は、しばらく使われて意味が浸透すると置き換え(婉曲表現)の意味を失います。英語でも性交の婉曲表現としての sex が婉曲表現ではなくなったのが gender に置き換わった原因ではないでしょうか。英語の歴史には詳しくないのでちゃんと調べたわけではありませんが。
お礼
婉曲表現・・・そうですね。 その表現が浸透したのが原因かもしれません。 ありがとうございました。
- Postizos
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「スウェーデンがフリーセックスの国」だというのは60年代の週刊誌では当たり前のような話でした。私はたぶん中学生でしたが完全に信じていましたね。 当時の日本人に結婚と関係無くセックス(と書かせていただきますが)をしたいという願望が高まっていたからそういう「夢の国」を必要としたのだと思います。北欧についてのなじみの無さ、地理的な距離がスウェーデンを夢の国にしたのでしょう。 60年代当時の日本の風潮としては、売春のような風俗業以外は性交=結婚という道徳でしたから性交=恋愛=個人の自由という規範に憧れたのだと思います。今の日本はそれをほぼ実現していると思いますが。当時無かったとは思わないけれど今考える単なる好色な夢というだけではなかったように思います。 なお英語圏でもsex=性交という使い方をしているから、 gender ということばに言い換えているのだと思うのですが違うでしょうか。 英語でも free sex ではやはり都合が悪いから gender free を使うのが普通のように思います。 WIKIの英語版で free sex をひいてみました。 Free sex can refer to: Promiscuity, undiscriminating casual sex with many sexual partners Premarital sex Group sex Human sexual activity that does not cost money (as opposed to sex that is paid for) という結果でした。 ですから英語圏でも現在言っている gender free のつもりでいきなり “free sex” などと言うのはやめた方が良いでしょう。 フリーセックスは和製英語ではないということです。 http://en.wikipedia.org/wiki/Free_sex
お礼
ご回答ありがとうございます。 お礼が遅れてしまい申し訳ございません。 「セックスをしにスウェーデンに行こう!」というキャンペーンでしょうか? 日本の人口を減らすため? スウェーデンのような性教育の進んだ国で、どんな病気を持っているかもわからない初対面の人と軽々しく行為に及ぶとは思えません。 まぁ個人を尊重する国ですので、セックスもフリーと言えばフリーなのかもしれませんが・・・。 私には「男女同権」という情報がどこかで「自由なセックス」に摩り替わってしまったように思えてならないのです。 英語の文法として不自然なことには気付いていました。 海外支店へ出向、または英語圏の企業へ転職する気はありませんので、海外に行ってまでこの話題を持ち出すつもりはありません。 ただ、日本人が使用している「フリーセックス」の本来の意味に興味を持ったのです。
道徳や慣習にとらわれない。 だから、結婚してようがしてまいが、夫婦であろうとなかろうと、不倫もOK・・・じゃないの?昔から。 性別にとらわれないってのは、ごく最近。
お礼
ご回答ありがとうございます。 不倫はOKではないですね(^_^;) 立派な違反行為です。 犯罪ではありませんが…。 >性別にとらわれないってのは、ごく最近。 フリーセックスという言葉自体最近のものだと思っておりましたので、特に違和感は感じませんでした。 ありがとうございました。
- customar
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日本語としては最初からスウェーデンなのでは。 むしろ逆にいつからセックスは?が性別は?になったのですか。 自由なセックスですよ。 free sex ではない。 今やとかおっしゃるが。 和製英語を認めないという話?それとも女性学専攻? 【結論】チューボー的な突っ込みは入れたくなりませんね。ホモ(-sexual)など念頭にありませんし。フェミニストとか切りがありませんけど。英語が正しいのなら日本語やめてローマ字で書けばになりますね。 余談としては、フリーセックスという用語の美化やイメージアップこそが気色悪い。単に性欲の主張だろう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >むしろ逆にいつからセックスは?が性別は?になったのですか。 >和製英語を認めないという話?それとも女性学専攻? 最初に見聞きした情報から後者が正しいと思い込んでいましたが… 英語から来たものではなく、和製英語だったのですね。 失礼致しました。 では「スウェーデンはフリーセックスの国」という使用方法が間違っているということですね。 逆に、なぜこのような誤用が発生したのでしょうか。 確かに日本ではセックスという言葉を聞いたら、性別より性行為を連想するのが一般的だと思います。 >フリーセックスという用語の美化やイメージアップ こういうことなのでしょうか。 しかし一体なんのために…? 謎はつきません。 ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 お礼が遅れてしまい、申し訳ございません。 なるほど、わかりやすいご説明ありがとうございます。 「今や」というわけではなく、No.3さまが仰る理由により最初から意味は2つ存在していたのですね。 正しいというご意見をいただき、嬉しく思います。 しかしその反面、この意見が少数派であることで不安でもあります(^_^;) 本来の意味のつもりで使っても、大半の人には違う意味で解釈されてしまうのですよね。 ありがとうございました。
補足
おそらくこの論争は尽きないでしょうから、この辺で締めさせていただきます。 BAは個人的な希望をこめてこちらに。。。