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ピアノの鍵を早く、滑らかに弾くコツを教えて下さい。
簡単な曲から始めているのですが、いつかショパンの曲でも弾いてみたいと思います。 ショパンの10-4や10-12(曲名略)など、とてもクイックリーな曲が多いですが、どうもぎこちなく、遅いです。 鍵を速く、キレイに弾くコツを教えて下さい! できれば専門用語は……… お願いします!
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ハノンを死ぬほど練習すること、とは、誰しもミミタコくらい聞かされておられると思います。 それぞれの指の力と速さの違いを、ハノンなどで地道に練習を重ねて、リズムや打鍵の強さを均質にしていくのでしょうが、それには長い鍛錬が必要で、先が見えない感じがしますよね。 とにかく、特に薬指は、筋肉が付いて、関節の稼働域がある程度広がらないと、なかなか速くは動かないものですけど・・・。 でも、速いパッセージをクリアするためだけなら、各練習曲を、ハノン冒頭にある「1番の変奏の例」の、13番と14番にならって、各曲のリズムを「付点8分音符と16部音符が組み合わさった、言わば速い偏拍子で練習すると良いと思います。 こうすると、指から指への移動のムラを、意識しなくても自然に均一化していける効果があると思います。 まぁ、あとは、些か付け焼刃的、或いは結果オーライ的だと個人的には考えている方法ですが。 うまくコツを掴めば、すぐにリズムが改善することも有り得ます(つまり、絶対的な方法ではない、ということです)。 テコの原理を思い浮かべてください。 指も鍵盤も、言わばテコなのです。 (理科が苦手でしたら、それは置いといて。。。) 人差し指や中指は、力も比較的強く、長さもあるので、指先も意のままに速く動かせます。 薬指は、長さは有るものの、筋肉が弱いので、思い通り動き難い指です。 かえって小指の方が、動かし易く感じますが、それでも細く力が弱いのです。 また、鍵盤は、手前を押すには力が余り要りません。 一方、鍵盤の億側は、押し下げる力が要ります。 ですから、力のある人差し指と中指は、意識して重い鍵盤の億寄り側を押し、薬指と小指は、軽い鍵盤の手前寄り側を押すよう意識するのです。 こうして、指ごとの力の差異を、鍵盤の押す位置による重さの違いで平均化してやろう、という考えです。 やってみると、意外とイケますw。 まぁ、どなたでも多かれ少なかれ、ある程度は奥側・手前側にそれぞれの指で無意識にやり易いように押しているとは思いますが。 でも、これがクセになってしまうのは、中道的な練習方法を怠る事にも繋がる恐れがあり、将来、ピアノでの生計をお考えなのであれば、近道が必ずしも良いとは言えないかもしれません。
お礼
ありがとうございます! ハノン頑張ります