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主人の起業について
CG業界で起業した方やその奥様の経験談などお聞かせ頂けると助かります。 主人から地元に帰り独立して仕事をしたいと思うので、協力してほしいと相談されました。仕事はCGデザイナーで現在は派遣社員として5年ほど今の会社で働いています。この業界では色々な会社を経験し10年は経過しており、現在35歳です。独立したらしばらくは今の会社が外注に出している仕事を自分に回してもらえるように話をしているようです。派遣社員では将来の不安がある事、自分は長男なのでいずれは親の面倒をみなくてはならないので関東から中部へはいずれは戻らないとという事は前々から話をしてはいましたが、会社員ではなく独立というとなると不安で仕方がありません。現状でも安定しているとはいえませんが、現状週休2日で長期休暇もあり、家計も貯金を使う時があったりなかったりという感じでやっているので、子供2人が幼稚園に入ったら共働きで頑張って行けばいいかなと思っていました。主人は独立への理解と自分は経理的な事は苦手だから協力しとほしいというのですが、私自身は事務職経験有りですが、経理経理はありませんし、現在2歳と0歳の2人の子育てと家事であまり余裕がありません。それに私の両親はなく、主人の両親は年配なので子供の事で協力してもらう事も難しいのかと思います。ネガティブな事ばかり考えずに、先を見据えて独立に向けて妻として色々勉強して応援するべきでしょうか? どうも主人は石橋を叩いて渡る感じではなく、何とかなるさ精神が根本にある感じがして不安です。
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- ben0514
- ベストアンサー率48% (2966/6105)
税理士事務所での経験者で、SEである兄と起業した者です。 ご主人の考えは、大変甘いものだと思います。 CG業界は直接知りませんが、地域によって仕事量は変わりますし、技術者も動くものです。 ですので、今の会社から仕事がもらえなくなった時は、どうするのでしょうか? どんなに優秀な技術があったとしても、営業力がなければ仕事につながりませんよ。それに新しい技術などについては若い人ほど吸収しやすかったりして、仕事の量を確保するのにも苦労することでしょう。 事務作業が苦手だから協力しろというのも、起業する気持ちの割に自分だけで何とかする気持ちはないのでしょうかね。 ご自分たちで行うことに否定はありませんが、ご主人の考えのすべてがあなたが理解できていなければ、重要な会計処理で間違えることにもなります。税務署に聞きながらやることは可能ですが、素人が効いて得られる回答は、原則的な方法ばかりです。考え方によっては優遇措置などが適用できたとしても、聞かれていない優遇措置や諸条件の聞き取りまでは税務署は行いませんからね。 自分でできないではなく、ただの苦手意識でしょう。CG業界であれば、コンピュータを使われることでしょう。そのコンピュータを使って会計処理するだけです。 そもそも、あなたが外に働きに行かなければ、ご主人の稼ぎだけに頼ることになります。目先の金や時間を節約するためにあなたを事務処理で拘束すれば、それだけ1人の収入に頼るリスクが生まれるのです。 共働きとなっていれば、もしもご主人の仕事が傾いても、最低限の生活は出来るかもしれません。しかし、あなたが外に働きに行かなければ、生活が破たんすることにもなります。 ご主人も自信があり、プライドもあることでしょう。しかし、もしもの時をある程度考えるのが事業であり、起業を果たした経営者なのです。技術者機分だけでの起業であれば、厳しいことでしょう。 私の会社では、IT系の派遣等が中心のため、社長である兄自らが現場で指揮をする必要があります。そのために社内で信頼できる人が管理するという意味で私がいます。 私がいることで、許認可法務・人事法務・税務などまで私が行うことで、専門家を使わないで効果のあるやり方をしています。 素人でいろいろなことを自分でやろうとすれば破たんします。であれば、自分でできることは可能な限り自分で行うようにさせ、難しい分分は税理士などに依頼されることですね。そして、税理士へ依頼する以上をあなたが稼いで来れば、よいでしょう。 雇われであれば、何とかなる差はかまいません。 起業となれば、多くの社会保障が受けられなくなります。仕事を失っても、失業給付はありません。 あなたが社会保険の扶養になっていれば、あなたの分の健康保険料や国民年金保険料は負担がありません。ご主人も負担していない状態で、保険の恩恵をあなたが受けているのです。 起業となれば、あなたもお子さんも健康保険料が発生します。あなたの国民年金保険料も負担しなければなりません。社会保険で亡くなるということだけで負担増となるわけです。そして、ご主人の厚生年金で期待していた受給年金も国民年金としての期間が長くなるほど、将来得られる年金が減ることになります。そのための貯蓄を考えたり、生命保険会社の年金制度を考えたりが必要でしょう。 今のご主人の給料が30万円と仮定すれば、毎月50万程度の売り上げを確保してもらう必要があることでしょうね。また、給料は現金払いうでなければなりませんし、毎月出なくてはいけません。しかし、外注業者となるわけですので、納品と検収が終わってから請求書を出し、取引際の締め日単位での支払いが原則となります。契約書などがあればそれに記載のある方法での支払いになることでしょう。 最悪手形や小切手などの場合になれば、すぐに現金化できないこともあります。期間が相手の振込であれば、その期間は貯蓄を切り崩すことにもなります。 業界的に起業が当たり前であっても、起業される人の意識が低いと破たんします。そうでなければ業界の組織や仕組みが成り立ちませんからね。 私の会社でも、社長である兄はいけいけの部分があります。しかし、財務や税務などである程度考えられるリスクや将来の支出などを把握している私がコントロールしている部分もあります。 あなたがしっかりとご主人の手綱を握っていないと、知らないうちに事業が傾く可能性もあると思います。家計のお金と事業のお金を分け、家計のお金を極力事業に使わないで蓄えることも必要だと思います。 しっかりとコントロールされるべきだと思います。
- cubetaro
- ベストアンサー率24% (1290/5172)
#1です。 独立は早い方が良いです。35歳では遅いくらいです。 年を取ったら、社長になって人(もしくは外注)を使うか、デザイン学校の非常勤講師になったりします。人脈があれば、知り合いの会社の重役という人もいますね。 年金は国民年金ですので、国民年金基金に加入するか、生命保険(年金保険)等に入る事をオススメします。 あとは、(ダンナが不安定なので)奥さんが公務員などしっかりした会社に勤めている人も多いです。
- eroero1919
- ベストアンサー率27% (3007/11113)
CG業界には疎いのでその部分に関するコメントは避けておきますが、派遣の経験はありますので。 はっきりいって、派遣は社員じゃあありません。「明日をも知れぬ」という点では独立開業も派遣も変わらないです。ただ、独立開業は「明日はどうなるか分からない」であれば、派遣は「今の契約期間が終わった後はどうなるか分からない」です。派遣の場合は一般的に3ヶ月単位、長くても1年契約でしょう。確かに独立開業は「今月儲かったからといって、来月がどうかの保証はない」ですが、派遣も「来年の今頃はどうかの保証はない」という点においては変わりません。メリットといえば、いわゆる派遣切りに遭ったら失業保険の給付が受けられるくらいです。5年勤めているなら、半年はもらえるかな。1ヶ月12万円くらいのお金を半年貰えることを「万が一も安心」と考えるかどうかはお任せしますけどね。 経理に関しては、おそらく個人事業主ってことでやるでしょうから、面倒なのは確定申告くらいでしょ。青色申告にするか白色申告にするかって問題がありますが、仮に青色申告だとしても青色申告用の経理ソフトは1万円くらいで買えるし、さほどややっこしい仕事でもないと思うので、売上金の入力と領収書(必要経費)の取り扱いくらいかと思います。青色申告会ってのに入れば、税理士のアドバイスも受けられます。 不安なら簿記3級でもあれば充分なんじゃないかなあ。そんなものもないまま、税理士に丸投げしてる個人事業主も多いと思いますよ。ただ経理をつけておかないと「いくら支出があって、どんな経営状態なのか」というのが分からなくなるのでちゃんとした方がいいと思いますけどね。 さらに、個人事業主の場合はいわゆる必要経費が誤解を恐れずいえば使いたい放題。接待費に上限はない上に、「業務に関係がある出費」という名目が立てばキャバクラだろうが風俗だろうが接待費に計上できます。自営業者の方がタクシーのレシートや食事のレシートを片っ端から集めるのはそのためです。例えば家族でファミレスに行ってもレシート(領収書)の裏に「凸凹社、山田様」と書いてしまえば、あら、接待費。レシートに「1名様」と書いてあるとアウトだけど、「4名様」と書いてあれば無問題。自営業者はみんなやってることです。その帰りにタクシーを使っても「交通費」です。 私の知っているある自営業者(個人事業主)は、実質的に年収400万円くらいあるのに経費にガンガン回して名目上の年収は200万円以下。だからあの人はきっと来年の消費税アップによる「低所得者層への現金給付」の対象になるんじゃないかな。 税金面だけを考えたら、派遣で働くより(同じ収入なら)個人事業主でやったほうが手取りが増えます。 ただし、個人事業主は「心の休み」はないです。子供とご飯を食べていても、夜ベッドで寝ていても「来月仕事はあるかなあ」という不安には常に苛まれます。それに仕事によっては「長期休暇なんて夢のまた夢」ということもありますよね。 でも特に事務所や店舗を構える必要はないし、金融機関から融資を受ける必要もないと思うので、開業にあたってのリスクはさほど大きい業種ではないのではないかな、と思います。 ただ、いくら出費が少なく独立できるといっても経営が軌道に乗るには時間がかかるので、貯金があっても開業費用という名目で日本政策金融公庫あたりから融資を受けておいたほうがいいと思います。金利が3%程度ですし、お住いの市区町村で産業振興のためさらにその金利の半分を負担してくれるところもあります。こうなると実質的に1.5%程度の金利になります。もし生活費のために消費者金融に手を出すと最高18%も金利を取られるんですぜ。 スキルと営業力に自信があるなら、派遣でやるより可能性はあると思います。ただし、ご主人の業務のスキルと営業力がどの程度なのかが分からないので軽薄におすすめはしませんけどね。スキルと営業力が低いなら派遣でしがみついたほうがいい場合もあります。
お礼
丁寧な御回答ありがとうございました。 おっしゃる通り派遣社員でもさいさき不安ですね。私は独立より正社員になってくれた方がリスクが少なく安定するのでは?と思ってしまうんですよね。でも、正社員だと今の派遣よりもかなり収入が少なくなるらしいです。サービス残業とかになるからですかね。 とりあえず主人はヤル気なので、独立開業に必要な経費がいくらかかるのかを2人で話あって貯金で大丈夫か借り入れが必要なのかを考え、確定申告についても調べたいと思います。お金を借りるなら信用があるうちにだと思いますが、どうもお金を借りる事に抵抗があります。独立して厳しくなってきたなと思ってからでは借り入れは難しいですよね。18%と1.5%の金利では全然違うので無知だと大変な事になりますね。軌道にのるまでは自宅で仕事という形になると思うのですが、そもそも0歳と2歳児が家にいて集中出来るのか… 心配はつきませんが前向きに考えていきたいと思います。ありがとうございました。
- cubetaro
- ベストアンサー率24% (1290/5172)
CG業界では独立というのは当たり前で、ご主人の行動は既定路線です。 会社に所属していても業務委託のような感じなので、出来る人はフリーランス(又は起業)になった方が仕事もしやすく収入も上がります。 一人で仕事をしてるウチは経理なんて大したモノではなく、本人一人でできますよ。 税務署に一回言って話を聞けば、あとは確定申告の用紙に丁寧に計算方法が書いてありますし、ネットや本でもたくさん情報があります。 万が一、仕事が立ちいかなくなっても、実務経験者は再就職が容易ですから、食うに困る事はありません。
お礼
早々の御回答ありがとうございました。 やはりこの業界はいずれは独立してやっていった方がいいのですね。60歳とか定年過ぎても続けられるものなのですかね? 私的には下の子供が幼稚園に入園する3年後ぐらいが少し落ち着く気がするので希望ですが、主人は出来る限り早くの独立を望んでいます。やはり3年後主人は38歳では遅いものでしょうか? よくよく2人で更に話し合って前向きに考えて行きたいと思います。
お礼
ご回答ありがとうございました。 おっしゃる通り主人の考えは大変甘いように私自身感じております。 主人がしっかり起業に向けて色々情報収集をし、起案書のようなものでも作成して事務的な事だけを私に指示してくれるような感じならまだマシなのですが、ご回答頂いた起業した場合の社会的保証の事や会計処理での優遇措置など分かっていない事だらけでした。 とりあえず、先日主人に起業セミナーに参加してもらったのですが、私自身もしっかり手綱を握るためにも財務や税務などである程度考えられるリスクや将来の支出などもっとしっかり考えないといけませんね。2人の子供の事で余裕がなく、起業に対するお金の事を考えると本当に頭が痛いです。