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半導体メーカーはファブレス化する方向?
現在ルネサスエレクトロニクスなどの大手半導体メーカーの業績悪化が問題になっています。 業績悪化の原因としてはいろいろ考えられると思いますが、やはり人件費の高い日本国内に 半導体の製造工場を保有していることではないかと思います。 今後、日本の半導体メーカーは生き残りをかけた改革として台湾などに製造を委託し、国内では開発・設計のみを行うファブレス方式になるのでしょうか。
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微細化が行き着くところに行き着いてしまい、この先の微細化を実現するには半導体製造設備への投資額は倍々以上のペースで既に増大している それに伴いチップ単価も高止まりしていて、微細化->トランジスタ倍増->処理能力倍増という図式が成立しなくなりつつある 現状を越えるには、更なる設備投資と新たな半導体技術を次々を繰り返さなければならない そのチキンゲームを乗り切ったごく少数の製造者だけが利益を得られる仕組みになっている だからファウンドリは、無理をして製造設備を持ち続けるか?複数の企業体で合弁・企業連合を作って資金負担を分散するか?製造を外注化して設計などに特化するか? その選択の岐路に立たされている 国内で製造を続けるには、競争相手の少ない分野に特化するとか何処のメーカーにも真似できない高付加価値製品を作り続けるしか道はない 普通の製品を普通に作るだけでは生き残れない
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- shintaro-2
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>業績悪化の原因としてはいろいろ考えられると思いますが、やはり人件費の高い日本国内に >半導体の製造工場を保有していることではないかと思います。 この論理では インテルやマイクロンが米国内に前工程の工場を持っていることの説明ができません。 一因ではありますが、経営が悪いだけです。
お礼
なるほど、やはり根本的な原因は経営ですか。。。 回答ありがとうございました。
お礼
これからの半導体産業は戦略が必要になるでしょうね。 回答ありがとうございました。