再度書きます。
悪質な意思を持って、損害賠償請求等してくる場合は、そこに「宝石があった」など高価な財産があったと主張し賠償請求するのですから、公的な証人となる執行官の立会いがない限り、勝手に捨ててしまっても結果は同様なのです。
強制執行は、初めにすべての収納類の引き出しや、納戸など執行官と一緒に開けて、財産となるべくものがあるのかないのか?確認して、時計や宝石類、預金通帳や印鑑などはすべて執行官が別途保管します。また、その執行官が保管するものや運び出した家電や家財などすべて、動産目録を作成してくれます。室内に何があったのか?執行官が公正に証明してくれるわけです。
ですから、自己で保管などしても全く意味がありませんから、強制執行か?勝手に処分してしまうか?いづれかの選択しかないのです。
今後の展開に不安があるなら、時間と費用を要しても強制執行しか手は無いでしょう。強制執行の手法に、物だけの占有であれば現地保管という方法もあります。その物件でそのまま約1ヶ月間保管するのです。これだと倉庫の費用や運び出す費用はかかりません。条件は鍵のあるドア等すべて交換することぐらいです。玄関等に執行官の通知書が貼られます。
これが可能かどうか?担当執行官に尋ねて見て、可能なら申し立てしてみては?それがダメでも覚悟が出来ずに、不安を拭えないのであれば、正当に手続きを踏んで処分するしかありません。
市場価額よりは何割か安かったでしょうから、色々と手間がかかり、リスクも負うのは仕方ありません。
お礼
ありがとうございました。 良くわかりました。