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タルコット・パーソンズ AGIL
タルコット・パーソンズのAGILについて詳しく書かれている書籍を探しています。宜しくお願い致します。
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こんばんは。 パーソンズは時期によって理論が発展していくので、なかなか難しい人ですよね。 パーソンズは私の専門ではないので、『クロニカル社会学』のパーソンズの文献紹介を参考に、いくつか提示したいと思います。 パターン変数からA・G・I・L図式への移行は、"Working Papers in the Theory of Action"(1953)で詳しく論じられていますが、邦訳はないようです。 代わりに、N.スメルサーとの共著『経済と社会』I、II(1956; 富永健一訳、岩波書店、1958)と、R.ベールズとの共著『家族』上下(1955; 邦訳『核家族と子どもの社会学』橋爪貞雄ほか訳、黎明書房、1981)がA・G・I・L図式の解説として役に立つそうです。 パーソンズの著作以外の入門書などですと、A・G・I・L図式は彼の理論の核の一つなので、大抵の書で触れられていると思います。 とはいえ、書物は好き嫌いも出ることですし、ご自身で、大型書店や図書館などに行って、パーソンズの著作ないしは入門書をお手に取られることをおすすめします。