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参加型民主主義とは直接民主主義のことか

代議制の間接民主主義の反対は、何でしょうか。直接民主主義だと思ってきましたが、参加型民主主義という言葉もあるようです。 逆に言えば、直接民主制で非参加型があるでしょうか。

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  • tyr134
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回答No.1

参加型民主主義は,ちょうど代表制(間接)民主主義と直接民主主義との間にあるような制度です。 近代民主主義は,自治体や国の大規模化によって,全ての政治的決定事項に市民(国民)が参加する直接民主主義は現実的でなく,結果として代表制民主主義が発達してきました。 ところが,この代表制民主主義だと市民が直接政治に関われるのは代表者や政党を選ぶ選挙の時しかありません。 公約を破られても,市民側は為す術がなく,結果として国民の政治意識も下降し特定の少数者の利害で政治が動くようになってしまいます。 そこで,もっと市民の意見を反映させたり政治参加の機会を増やそうという議論が始まっています。 具体的な例では,都道府県や市区町村の首長の解任を要求するリコール権,条例や予算などの資料を要求する請求権などがそれです。 そこに加えて,市民の意見を聞くワークショップ,予算編成への参加,一般人を行政側で雇うetc,,.など代表制民主主義で縁遠くなった代表者(政治家・官僚)と市民をより近い存在として位置づけようという試みが成されています。(予算編成参加と行政側での雇用などは日本ではまだですが、、、) とまぁ,最近問題になり始めた代表制民主主義の弊害を少なくし,政治・市民双方の歩み寄りを試みる理論というか活動・制度でしょうか。 ではでは、参考になれば幸いです。

gesui3
質問者

お礼

中間なのですね。 ありがとうございました。