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最高裁判決、婚外子を考える。

私は、昨日の最高裁の判決に大反対です。 何故ならば、元来、夫婦であるならば、夫婦以外のものと性交渉してはいけないことになっています。 今回の最高裁判決は、これを認容しているように見えます。 更に、生まれた子から見れば、親の選択はできないのだから、公平にすべきだとのことだが、 生まれなければ選択もないのだから、元々、親に責任があります。 (元から絶たなきゃダメ) 親の責任、社会の責任で、夫婦以外のものと性交渉を監視すべきと思います。 私の意見に反対の方、その理由を教えて下さい。

質問者が選んだベストアンサー

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  • dragon-man
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回答No.7

この最高裁判決はおかしいですね。そもそも相続権は家族の中に限られています。社会の最小構成単位である家族制度を守るためです。もしそうでないなら、相続権を無くして、遺留財産は国庫に返還し、広くあまねく使えばいいのです。それが真の平等です。今の民法は家族制度を守るため、家族という単位の中に権利をとどめているのです。それでは憲法に言う平等の侵害だというなら、婚外子だけにその平等を適用するのは片手落ちです。もし憲法の平等原則を貫くなら、故人に関わりのあったすべての人に枠を広げるべきでしょう。それをせず、故人の生殖行為の結果である婚外子だけに認めるのは不合理と言わざるを得ません。憲法にはそう言うことはなにも書いてありません。それなのに、法で定められた家族は認めないが、生殖行為の結果だけは認める。おかしな話です。個人の自由だけを過大に認める今の憲法の悪に解釈です。 同じようなケースがほかにもあります。憲法9条で自衛権と自衛隊の合法性は認めるが、集団的自衛権は認めないという論理がそれです。憲法9条のどこをどう読んでも国家に自衛権はないし、自衛隊は違憲です。内閣法制局の解釈は、前文と13条で国民の生存権をうたっている。だから自衛権とそれを守る自衛隊は合憲だと屁理屈を付けています。しかしながら国民の生存権に逼迫した危機が及ばない海外ではそれを認めない。だから集団的自衛権は違憲と言います。しかしこれも同じようにおかしいでしょう。仮にホルムズ湾で紛争が起きたら、日本の生命線である石油が輸入できなくなる。石油の90%を中東に依存している日本は、ただちに国民に逼迫した危機が訪れます。その場合ですら、海外派兵につながる集団的自衛権は違憲というのは矛盾の最たるものでしょう。裁判官の想像力不足でしょう。 日本の司法は、木を見て山を見ません。重箱の隅を突くことしかしません。物事をトータルには考えません。司法の不毛と言わざるを得ません。憲法も民法も刑事訴訟法も、国民の安寧のためにあるのです。裁判官の飯の種ではありません。

その他の回答 (9)

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7193/21843)
回答No.10

”元来、夫婦であるならば、夫婦以外のものと性交渉してはいけないことになっています。”        ↑ 夫婦は互いに、守操義務があることは民法で定められて いますので、これはこの通りです。 ただ、昔と違って罰則がないだけです。 ”今回の最高裁判決は、これを認容しているように見えます。”        ↑ 容認しているのではなく、現実を踏まえているという ことでしょうが、結果的には容認と同じですね。 ”生まれた子から見れば、親の選択はできないのだから、公平にすべきだとのことだが、 生まれなければ選択もないのだから、元々、親に責任があります。”      ↑ 親に責任があるのは確かです。 だから、その親に責任を問わせる意味でも、認める という理屈もあり得ます。 ”親の責任、社会の責任で、夫婦以外のものと性交渉を監視すべきと思います。”         ↑ 監視は反対です。 監視によって不倫を防止しようとすると、 見つからねば何をやっても良い、という 風潮が広がります。 中国がそういう社会です。 あのようにはなりたくありません。 ”私の意見に反対の方、その理由を教えて下さい。”      ↑ 質問者さんの意見は説得力があると思います。 ただ、婚外子の相続分を0ならともかく 1/2にすることで 不倫が減るというのには、大いに疑問なわけです。 最高裁も、そこを判断したのです。

  • cop9999d
  • ベストアンサー率25% (14/56)
回答No.9

個人的には、嫡出子と非嫡出子はその出生に選択の余地はないのだから平等に扱うべきとの 最高裁判断は適切と思っています。 しかして、法律に従い法律婚を選択、権利義務を果たした側とそうでない側が平等というのも おかしいと言う心情もまたあります。 従って今後の法改正では、子同士の権利は同一に、でも配偶者と子の相続比率も 変えることを検討、さらに遺留分の変更も検討していただきたいものです。

  • mrst48
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回答No.8

今後この判断がどうなるか。は、 民法改正がどのようにおこなわれるか。だと思います。 改正が、トラブルの解消になるように しっかりとやってもらうしかありません。 最高裁判断で違憲とした。 民法改正でも、婚外子の方が不公平に扱われる遺言内容は おかしいと、訴訟だらけになれば、苦労するのは 地裁を含めた、裁判所です。 今の民法での、訴訟件数よりも 増えてくれば、どうするのか。 今後の民法改正内容に左右されますが・・・。

  • AloneH
  • ベストアンサー率33% (5/15)
回答No.6

この件の判決等の詳細は知らないのですが、私の意見を言わせていただきます。かなり多くのポイントを書くことも出来ますが、今忙しいので、2、3点のみにさせていただきます。 (1) 基本的に最高裁の判決は妥当というか当然と思います。最も重要な理由は、これまでのように婚外子を差別している国は、少なくとも欧米諸国又は先進国ではないようです。日本は日本という考えもあると思いますが、今は国際時代ですから、日本だけ孤立している点は積極的に洗い出して改めていくべきでしょう。数年前に始まった裁判員制度やハーグ条約の加盟など、遅々としていますが次第に日本の孤立したモラルややり方が改められてきていますが、今回のその流れの一貫でしょう。他にもまだいろいろあると思われます。 (2) 法的に結婚した妻以外とのセックスは、法律で規制されているのかどうか知らないのですが、法で規制するようなものではないでしょう。モラルの問題で、モラルというのは時代や国や状況で大きな差異があります。以前は、殿様などは何人もの側室を持つのが普通だったし、特に社会での成功者などは愛人を持つのがその力量の証の一つとして許される時代もありました。また、ご存じのようにイスラム教では4人まで奥さんを持つことができ、それはモラル的にも許されています。それから、ついでに言いますが、私が知っている限り、世の中の結婚している男性の大多数(少なくとも年配の方たち)は、奥さん以外の女性とセックスした経験があるのが現実です。おおやけにはしないので、ほとんどの奥さんは知らないだけです。でも彼らのほとんどは、セックスしたからといって、愛情があるわけでなく、あくまで気分転換や遊びの類で、奥さんは奥さんとして大事に思っています。現実を無視したモラルや規制は少々問題に思えます。また、結婚していなければ、複数の女性とセックスしても問題とされないとうこととの関係も少々変な感じもします。 (3) それから、あなたのように夫が他の女性とセックスしたという点に注目するのではなく、生まれた婚外子の立場を重視するのが基本でしょう。 質問された奥さんとしては、私の回答には共感しにくいと思いますが、私は今回の判決は、当たり前の結果であると同時に、(法令や裁判で保守的すぎる日本としては)当たり前のことができたということで良かったと思っています。 (以上です)

回答No.5

反対の理由 簡単だね。実現不可能な理想論はいりません。 私も最高裁の判決は子供の権利のみを主張して、 責務については全く触れていないので反対、というか違憲だと思いますけどね。

回答No.4

>元来、夫婦であるならば、夫婦以外のものと性交渉してはいけない しかし、夫婦でないならば、独身同士、だれとでもセックスをする自由を制限していないのが現実です。 >親の責任、社会の責任で、夫婦以外のものと性交渉を監視すべきと思います。 成人の男女は親の監視や社会の監視など無いなかで、自由にセックスできる国のほうがよほど良いと思います。

  • KappNets
  • ベストアンサー率27% (1557/5688)
回答No.3

世の中は矛盾だらけでその矛盾の折り合いを付けるのが法律の役目です。犯罪も病気もがゼロにならないのと同じで 婚外子もゼロにはなりません。「夫婦以外のものと性交渉してはいけない」という理屈と「生まれた子に責任はない」という理屈に折り合いを付けねばなりません。「元々、親に責任がある」のなら親を罰するのが筋で、生まれた子を罰する(差別する)のは筋違いということです。日本は国連からも責められて来ており、今回初めて「生まれた子に責任はない」という理屈が勝ったのです。 変化の激しい時代です。世界では母子家庭が多い先進国も増えており、子供が二親に育てられている家庭はもはや絶対多数とは言えません。この事態を家庭の「多様化」と受け止め、法律も変わっていくのだと思います。これは何も不倫の勧めではありません。婚外子の相続権が確立したことを理由に不倫する人なんて今どきいるのでしょうか? それに父親の名前も(法律上は)分からない片親だけの子供も増えていると思います。いろいろの面で子供を守る体制を作り上げていかないといけない時代だと思われます。そういう広い目で見ていかねばなりません。

  • f272
  • ベストアンサー率46% (8471/18135)
回答No.2

> 今回の最高裁判決は、これを認容しているように見えます。 それは解釈が間違っています。 > 生まれなければ選択もないのだから、元々、親に責任があります。 その通りだよ。だから婚外子を差別するなと言っているのです。 > 親の責任、社会の責任で、夫婦以外のものと性交渉を監視すべきと思います。 そんなコストのかかる方法は社会が受け入れません。 事前対策ではなく,事後の補償で十分でしょう。つまり夫婦以外のものと性交渉を監視ではなく,夫婦以外のものと性交渉をした場合の損害賠償ですね。

  • ndkob2011
  • ベストアンサー率17% (227/1262)
回答No.1

親の責任、社会の責任で、夫婦以外のものと性交渉を監視すべき、それができないから婚外子ができるのでしょ。 性交渉の監視だなんて、世界中どこでやっているのですか。可能であれば貧民の子沢山は生じるはずないでしょ。また、それこそプライバシーの侵略そのものではないですか。

tk-kubota
質問者

補足

>性交渉の監視だなんて・・・それこそプライバシーの侵略そのものではないですか。 私は、そんな狭義の監視を指しているのではないです。 もっと、広義です。法改正です。 例えば、民法772条以下「親子関係」です。

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