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数学の大学講師
情けない話ですが、大学を8年かけてようやく卒業し、今年の春から大学院1年生になりました。 専攻は数学です。 色々、辛い事から逃げながら生きてきたため、これほどまでに遅れてしまいました。 悔やんでばかりもいられないので、先のことも考えているところなのです。 まず、これだけ遅れている自分でも大学講師になることはできるのだろうかと思ったのですが、数学の大学講師になるというのは、どのくらい難しいものなのでしょうか? そもそも大学講師への道というのは、年齢や学部卒業に要した年数は問題になるのでしょうか? ご存知の方に教えていただきたいのです。 数学に限らなくても、大学講師に詳しい方のご意見も是非聞かせていただきたいです。 よろしくお願いします。
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短大で講師をしています。 まずは大学院進学おめでとうございます。 学部は理学部物理学科でしたが,その後,教育に興味をもち,大学院進学は教育系大学院でした。 参考URLには日本の大学・短大教員の公募情報が出ています。「数学」をキーワードに探してみてください。 おそらく純粋に数学専門で行くとなると,博士号を取得しないと難しいと思います。 その場合でも,取得後すぐに大学・短大等で専任講師の職があるかどうかはわかりません。 参考URLにあるように,教授・助教授募集などが条件にあると,必然的に大学院修了したてでは難しいです(研究業績の数と質がずば抜けていると別ですが)。 数学の分野でも数学教育(初等・中等教育)であれば,短大の初等教育科や大学の教育学部数学教育専攻などでの門戸は広がると思います。 大学の教育学部の数学教育や理科教育では, 教育学としての数学や理科だけでなく,解析学,代数学などや物理学,生物学などの専門家もいます。 「年齢」「門戸の広さ」という点で考えれば, 「年齢」はさほど問題になりません。 助手として採用するには30歳程度くらいまでとか, 講師として採用するには40歳程度くらいまでとか, 各大学・短大で年齢制限はありますが, それよりか研究業績,そして縁というかタイミングがあります。 純粋理科系の研究職への就職のことはわからないので,回答の自信は「なし」にしておきます。 何か参考になればと思います。 また,他の方のフォローもあれば,私も勉強になります。
- 参考URL:
- http://jrecin.jst.go.jp/
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- koutaka1
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こんにちは。 某大学の大学院で数学の博士号を取って、講師志望の ものです。 まず、8年かけて大学を卒業されたそうですが、 4年程度遅れても、講師になれる、なれないということ への影響は、それほどないと思います。 むしろ、数学的実力とその実力を売りこむ積極性が、 あれば、道は、ひらけると思います(まだ、自分も、 講師にはなれていませが、先輩や、周りの状況から)。 講師や助手のような常勤職を希望するものは、 多く倍率も高いですが、実力がある程度評価されていれ ば、最終的には、なんとかなることが多いようです。 大学院1年ということであれば、修士1年生ですね。 まずは、1年生の内は、自分の分野の知識と理解を 深め、論文などを読み始めることです。修士論文 で、オリジナルな結果を出せるか出せないかが、一つの 見極めになると思います。出せれば、良いのですが、 出せない人は、結局、その後、何年も、なにも、 結果を出せないで、ドロップアウトしてくことが 多いです。修士であれば、一般企業への就職口も、まだ あるので、数学をあきらめるのであれば、修士の終わり に、針路変更するべきだと思います。 博士に進むと、さらに、自分のテーマを掘り下げて、 同じ分野の人達と議論したり、各地のシンポジウムで ぼつぼつ、発表したりすることになるとおもいます (当然、オリジナルな結果を発表していないと、 評価は、良くないでしょう)。評判が、よければ、 博士課程の間に、助手として、ひきぬきがあるかも しれません。 で、博士の3年、または、それ以上(オーバードクター) いて、それまでの、研究の成果をまとめて、博士論文を 書いて、学位をとることになるます。その後は、公募 (助手などの募集告知)をみて、応募して、うまく すれば、雇ってもらえることになります。 ですから、修士1年であれば、かなり、スムーズにいって 5年くらい、へたをすれば、7~8年くらい、かかること になります。また、基本的に、学位がないと、 講師になれないといっても、過言ではないです。 必要なのは忍耐と努力、あとは、 分野選びも、重要な要素ですね。 ついでに言いますと、講師になれるまで、結婚しない 人が多いです。
お礼
ありがとうございます。 「分野選び」、確かにかなり悩みました。 オリジナルな論文を仕上げられるかどうかはわかりませんが、koutaka1さんのアドバイスどおり、色々と論文を読んで学んでいこうと思います。 結婚はそうですね。家族を養えるような経済力を持つまでは、しません(^^)
お礼
ありがとうございます。 教育学部の数学の道というのは、私のような者には助かります。 参考URLも大変参考になりました。 年齢気にしてばかりいないで、「業績」や「タイミング」を大切にして頑張っていこうと思えました。