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宇宙のはじまりの「もと」になったもの
どなたか教えてください。 質問の内容が適切でないかもしれませんが、宇宙のはじまり、ビッグバン(インフレーション)の もとになったものは、どうやってつくられたのでしょうか。
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「その元は?」という問いには、時間の流れが先入化され ています。 宇宙の発生においては、予め成立した時空があってその 中に存在が「発生」するのではなく、時空そのものも同時に 発生するのです。 量子論的世界像において、有限的な存在性(=宇宙)は、 認識される事によって派生しているのです。 全ての存在は、量子的な不確定性に基づいており、無限に 詰め込むと存在確率の山が平らになって、無と等しくなります。 この「絶対無=不確定性無限」において、その無限の闇に、 認識体の仮定断面(認識可能性)の運動を想定すれば、 相対的に無の風は光になり、認識体はその光(量子相互作用 パターン)の向うに、自己の補完(相補的不確定性)としての 宇宙を認識するのです。 認識可能性の時系列化=自我仮説(時間的流れ=記憶=過去)と、 時空仮説(空間的広がり=予測=未来)の相補分化。 あらゆる時点から対発生する過去(時間軸)と未来(空間軸)を、 重ねる(異なるhの時系列化(hの収束=物体収縮=宇宙膨張)) 事によって、その仮想的直交基底における相補的不確定性 (不確定性原理)の可能と、その絶対確定化における無限不 確定への発散に対する経験的な階層現象表面的定性化 (いい加減に捉えること)による「有限的な存在性の派生」を 可能にしているのです。 本質的に存在していないものの「その元」を問う事は無意味です。
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- Nakay702
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>質問の内容が適切でないかもしれませんが、宇宙のはじまり、ビッグバン(インフレーション)のもとになったものは、どうやってつくられたのでしょうか。 ⇒確かに不思議ですね。この「ビッグバンのもと」は、現在天文学の膨張宇宙論では、1つの「特異点」つまり、謎とされていますね。 有名なアインシュタインも、「(ビッグバン直前の)時刻ゼロの瞬間は、よく分からない」という趣旨のことを言っています。現在、宇宙が膨張しつつあるということは、時間を過去へ遡ってゆくと、宇宙の体積はどんどん小さくなってゆくが、その一方、エネルギーはだんだん増加していく、ということに他なりません。そして、最終的には、体積がゼロでエネルギーは無限大、という特異点にたどりつきます。(つまり、「何もないところから、無限大のエネルギーが出てきた!」ということになってしまうんですね。)これは「始まりの特異点」とかいって、二十世紀中葉以降、科学者たちの頭を悩ませ続けてきた問題だとされているそうです。 因みに、全米スーパーコンピューター応用センター所長だったラリー・スマーによる「ビッグバン・シュミレーション報告」をご紹介します。 (1)ビッグバンの瞬間から10のマイナス36秒後、温度は百兆度の百兆倍。大きさ1cm2。クオーク(超粒子)と半クオークとが衝突すると二個のフォトン(光子)ができ、二個のフォトン同士が衝突するとクオークと反クオークの対ができる。なお、「10のマイナス36秒」といったら、まばたきもできないほどの一瞬ですが、さらにそれより前の「ビッグバンの瞬間から10のマイナス44秒後」までを「プランクタイム」といって、どんなスパコンのシュミレーションでも分からないのだそうです。 (2)10のマイナス34秒後、温度は十兆度の百兆倍。もはやフォトン同士が衝突してもクオークは生まれない。クオークと反クオークとの衝突によってフォトンは生まれ続けるが、クオークと反クオークとが衝突するとフォトンは生まれ続けるが、クオークが反クオークよりも多いので、クオークが残り、物質の元になる。 (3)10のマイナス5秒後、温度は一兆度。クオークから陽子や中性子ができる。 (4)三分後。温度は十億度。陽子や中性子が合体して水素やヘリウムの原子核ができる。 この報告の関連部分を要約する形でご質問にお答えすれば、「宇宙のはじまり、ビッグバンのもとになったものは莫大なエネルギーの塊で、ビッグバン直後のごく短い時間では超高温の下で物質(の源)と光とが相互に入れ替わっていた」ということになりそうです。 以上、ご回答まで。
お礼
Nakav702さん ありがとうございます。 素敵な解説ですね。そういえば物質と反物質の素粒子がぶつかると「光」を放つと聞いたことが あります。 ビッグバーンシュミレーションの(2)が、すごく興味を惹かれました・・・(^^♪ しかし、それにしてもすごいエネルギーのかたまりだったんですね。 わたしたちの知る宇宙を、ここまで広げたんですから~
- 118-1
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今人間がつくっています。 宇宙の始まりも人間がつくりました。
お礼
118-1さん ありがとうございます~ 人間って偉大ですね。
トンネル効果です。 もともとは、物質も時間もなかった無の世界。 そこに突如、トンネル効果によって、素粒子が生まれた。 なんてのを昔、本で読みましたね。 細かい理論は、ぜひご自分で。 後、これはぼくの仮説ですけど。 実は光だけは存在していたんじゃないかなぁ。 E=mc2 のmが0だったってことです。 トンネル効果で、m=0.0000、、、1 になったことで、膨大なエネルギーになって、ビッグバンが起こった。 なんてね。 なんの根拠もないけど。 宇宙について考えるのは、おもしろいですね。
お礼
ryo-phoenixさん 早速ありがとうございます。 トンネル効果・・・そうかもしれないですね。素粒子みたいに小さくなってその存在を 確かめてみたくなりました(#^.^#) 少し気が楽になりました。
お礼
psytexさん ありがとうございます~(^^♪ この質問をしてから、Newton最新号を買いました。ご解答と同じようなことをこの本でも述べていました。結論から言って、量子論の世界からみれば、宇宙誕生の前には時間も空間も存在していない。 宇宙誕生とともに、時空間が形成された。 宇宙の起源は「北極のさらに北はなにか?」と問うようなものと・・・