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母の愛とは?自分の満たされなかった記憶から子供を愛したいという願望に対しての疑問
- 女子大生が将来の子供に対して親としての愛情を持ちたいと思っているが、自分の満たされなかった記憶から出発していることに疑問を抱いている。
- 自分のまだ見ぬ子供への気持ちが自分自身の満たし方になってしまっているのではないかという不安があり、将来の選択に自信を持てなくなっている。
- 無条件に注がれる母親の子供への愛について理解したいが、このような考え方では良い母親になれるのか不安を抱いている。
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子育てが終わった女性です。 質問者さんが幼少期、愛情に満たされなかったから、自分が母親になったら我が子を愛したいという気持ち、これは当然と言えば当然だと思います。 親御さんのことを反面教師とするということですよね。まだ若いのに、そこまでお考えとは、感心しました。 そこが出発点ということは、不純かどうかは分かりません。けれど、それが果たして質問者さんにとって、そしてまだ見ぬお子さんにとって、本当の幸せと言えるのでしょうか。 生まれたときは天使のような子ども。それはそれは愛おしい存在です。 でも、子育ては、その瞬間から始まります。3時間毎に母乳を飲ませ、おむつを交換する。沐浴もしなければならない。どうして泣くのかわからない。いつまでも泣き止まないと叩きたくなる。 1歳、2歳、3歳……と、いくつになっても、悩みや心配は尽きません。小学生、中学生、高校生になっても同じです。やっと手が離れたと思っても、決して心は離してはいけない、それが子育てだと思います。 ご存じのとおり、自分の子どもとはいえ、自分の所有物ではないのです。一つの人格を持った人間として、成人するまで20年もの間、向き合っていかなければならないのです。そんなに長い間、順風満帆にはいかないのが当然です。 もちろん、子育てを通して学ぶことも多いし、子どもに教えられることも多いです。楽しみや喜びも多いけれど、それと同じくらいの苦労もあります。 前置きが長くなりましたが、質問者さんのご質問で心配されることがあります。 >6年制の医療系の学部に通っているので、企業に就職すればいわゆるキャリアウーマンになる事だって出来ますが、この魅力的な選択肢を捨てて、まだ見ぬ子供の為に在宅で出来る仕事を探しているんです。 上記に関してですが、もしも、魅力的な選択肢を捨てて、子どものために在宅の仕事を選んだとします。 そして、子育て中に、子どものことで悩んだり行き詰ったりしたとき、あなたはどう思うでしょうか? 「この子のためにキャリアウーマンの道を捨てたのに…」 「この子がいなかったら、わたしは今頃…」 人生の選択に後悔して、子どもに対して、そんな気持ちにならないでしょうか。 もしも、そうなったら、親も子も不幸になるだけです。 まずは、親が幸せであること、それが前提だと思います。 親が幸せでなければ、その家庭は不幸になるかもしれません。もちろん子どもも、です。 まだ見ぬ子どもの幸せを考えるより、今は質問者さんの人生を確立させること。それが重要だと思います。 質問者さんご自身の人生が充実していれば、この先、子どもが生まれても、その子の人生も充実させることができるはずです。 親の自己犠牲の上に幸せな家庭は築けない、わたしはそう思います。
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- まさしろ(@masasiro)
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母性愛ですね。 母性愛の本性は「無償の愛」ですね。見返りを求めず、相手の存在そのもの、そこにいるだけであっても価値を見い出すことです。しかし、貴方の親がそうであったように、無償の愛は、母親になった女性の誰もが持ち合わせる感情では無いのです。 むしろ、有るのか無いのかなのです。無いものは仕方がない。女性の感情とはそれ程の激しさを持ち合わせているものですからね。その子に無償の愛が生まれるか、生まれないのか。産んでみなければわからない。人間の残酷さですね。 母親の愛は、子供の成長を妨げたり、子供の無力さを助長したりはしません。母親はその子に宿る生命力を信じなければならない。心配し過ぎて、その心配を子供に感染させるようなことがあってはならない。子供が独立し、やがては自分から離れて行くことを願わなくてはならない。 父親の愛は原理と期待によって導かれるべきであり、脅したり権威を押し付けたりすることなく、忍耐強く、寛大でなければならない。成長する子供に、少しずつ自分の能力に気付かせ、やがては子供がその子自身の権威となり、父親の権威を必要としなくなるように仕向けなければならない。 やがて子供は成熟し、自分自身が自分の母親であり父親であるような状態に達する。成熟した人間は、いわば母親的良心と父親的良心を併せ持っている。 母親的良心は言う「お前がどんな過ちや罪を犯しても、私の愛はなくならないし、お前の人生と幸福に対する私の願いもなくならない」父親的良心は言う「お前は間違ったことをした。その責任を取らなければならない。何よりも、私に好かれたかったら、生き方を変えなければならない」 これはエーリッヒ・フロムさんの「愛するということ」の一文です。この本にはあなたの疑問を紐解いて行くヒントが沢山あると思いました(^-^) ご参考になれたら幸いです。
お礼
食い入るように読んでしまいました。 さっそく、読んでみます。もしかしたら、愛についての理解を深める為に、女性と男性につい てより深く知る必要があるのかもしれないですね。素晴らしい本を紹介して下さって、ありがとうございました。
- cacaliaruby
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はじめまして。 30代、一児の母です。 母の愛、言葉で表現するのは難しいですね。 私は今、育児中ですが、毎日、戦闘中という表現が一番しっくりくるくらいですから(笑) 子供への愛情というのは、産んでみないと分からない、これが正直なところです。 私が実感するのは、何があってもこの子を守らなきゃいけないと感じる事です。 子供が熱を出したら、風邪をひいたら、流行病になったら、怪我をしたら 代わってあげたいと思うし、寝ずに看病だって出来ちゃうんです。 でもまずは、子供への愛情云々の前に、大事な事が抜け落ちていると思うんです。 それは、伴侶への愛情です。 今はシンママなんて珍しくも無いですが、やはり、両親が揃っている方が 子供の教育上は良いと思いますし、うちの主人は良くそう言ってます。 うちの主人は小さい頃に母親を亡くしているので、尚更、そう思うのかもしれません。 出発点がどうであれ、その愛情が間違った方法や方向へ向かないのであれば 問題は無いと思いますよ。 子供を愛してあげたい、そう思うのは自然な事です。 でも愛してあげたいから、愛してあげたんだから、自分の思い通りにしなさい、では 間違っていますよね。 あなたの幼少期の事は分かりませんが、大事なのは 「この人の子供を産みたい」と思える相手に出会えるかどうかって事かと思います。
お礼
確かに、伴侶の事が抜け落ちていましたね。 根拠はありませんが、「この人の子供を生みたい」と思える愛情深い男性にいつか出会えると信じています(笑。 正に、案ずるよりも生むが易しという事でしょうか? 愛について深く考えたところで、わが子を目の前にした時湧き上がってくるものは、自然なものなのですね。 両親の愛情と母親の母性愛に包まれたcacaliarubyさんのお子さんは、本当に幸せものですね。 回答ありがとうございました。
>愛情の出発点が、自分の満たされなかった記憶というのは未来の子供に対して不純でしょうか? 辛い思いをした方がその分人にやさしくなれるように、そのように思うのが純粋だとおもいます。 >無条件に注がれる、母親の子供への愛ってどういったものなのでしょうか? 個人的な考えですが、産まれてきた子供の幸せを願うこと。漠然的ですが強いて言うならばその「願い」こそが母として無条件に注がれる愛かなと思います。 きっと優しい気持ちを持ったあなたなら、いいお母さんになれると思いますよ!
お礼
愛は「願い」というフレーズがすんなり入ってきました。 きっと難しく考える事では無いのですね。 私が優しいかどうかはわかりませんが、そういって頂けると嬉しいです。 頑張ります!ありがとうございました。
- mathammy
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何でもしてあげるとか、常に見守ると行った 重いものではなくて、 一人の人として 個性を尊重し、 人に貢献出来る何かを見つけ自立出来るまでのお手伝いをするという そういう感じでしょうか。 人は千差万別なので、子供もどんな子がきてくれるか わかりませんよね。 幸せのかたちに決まったもの等ないということ その子にとって、必要な関わり方はなにか 柔軟でおおらかな母になられると良いですね。 キャリアを大事にしながらでも、良い子育ては出来ると思います。 主夫になれるひともいますからね。
お礼
なるほど、愛情は与えるものであるけれど、行動を押し付ける事は愛ではないのですね。 そうなると、してもらえた行動以外のどんな尺度で愛を感じ取れるんだろう?と思ってしまうのですが 愛とはそういった話では無いのですね(汗 どうしても頭でっかちになってしまって、柔軟さと大らかさを身に付ける余裕が無いです。 まだ見ぬ家族の為に女性として成熟していければなと思っております。 回答、ありがとうございました。
お礼
自分の人生の幸せを考え、確立する。その為にあれこれ考えてみるのですが、女性としての夢と、人間としての自己 実現の夢が平行線を辿って、答えに辿り着けないのです。難しいですね。 愛にしがみついては幸せにはなれないのですね。自分とは何なのかもう少し深く考えてみようと思います。 「やっと手が離れたと思っても、決して心は離してはいけない、それが子育て」 しっかりと覚えておきます。 ありがとうございました。