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大学受験

現在受験生です。 大学ではカーボンナノチューブ(CNT)の研究がしたいです。特にCNTを建物に用いる為の研究がしたいのですが、国内における大学でこの分野における研究が出来る大学はどこでしょうか。大学のレベルは問いません。

質問者が選んだベストアンサー

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  • tekcycle
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回答No.3

良くは知らないけれど、建物に用いる以前に、目視できる長さの繊維にするのが困難、若しくは高価で困難、な様ですが。 応化か高分子か材料系で、安価な合成法を開発しないと実用どころではないのでは。 それどころか、建材として研究しようにも、材料費(CNT)が高すぎて研究すらできないということは。 せめてNASAなら使ってくれるような値段にならないと。 というわけで、旧帝大東工大辺りで良いのでは。そういう研究をしている研究室が無い大学を除いて。 研究の方向性というのはあるかも知れません。色々なカーボンナノチューブを合成しましょうとか、カーボンナノチューブの中に何か入れて触媒にしたり水素吸収剤にしましょうとか、その手の研究室だとあなたの目指すこととはかけ離れるのかもしれません。 CNTの安価な合成法の研究か、高価なCNTの物性の研究が対象ではないかと。 建材に、ってのは、物性から来る机上の空論ということは? 研究者ってのは大風呂敷広げるものなのです。 将来は軌道エレベーターにとか、長大橋のケーブルにとか、嘘ではないのですが、そう風呂敷広げておくと、あぁこの研究は確かに将来良いことに繋がるかもしれない、ということで、お金が集まるのです。 研究者がそう言っているからといって、実際に建材として研究している、というような動きがあるとは限りません。 その辺り、私の勘が間違っていたらどなたかご指摘ください。 また、ひょっとして、安くしましょう、というのは企業の研究だったりして。 建材ってのは、一般的には安さが命です。 安全な範囲で安い物。 高くても良いなら、木造住宅なんて誰も造らないでしょう。燃えるしシロアリに喰われるし。 GFRPならまだしも、CFRPどころかCNTで建造物を、というと、いったいいくらかかるのか。 CRRPで、F1カーの少なくとも外装とか、全部じゃないけれど飛行機の外側とか、そういう使われ方でしょう。 鉄道車両の先頭部分なんかはGFRPじゃないかなぁ。CFRPまでは要らないような気が。 だから、建材以前に、たぶんF1カー辺りで採用されるまでにならないと。そこまで価格を下げないと。 あるいは、CFRPであれば、少量なら私でも入手できる価格。 この100倍程度の価格であれば、研究なら建材として使えるかもしれません。でもそこから価格が下がる目処が立たないと実用化は。 東京スカイツリーの建築費が1000倍だったら、(あんなしょうもない理由の物ではなく宇宙開発等人類にとって有益な物であっても)さて建てられたんでしょうか。よく判りませんけど。 勘なので、当たっているかどうか自信はありませんが。

fsorttt
質問者

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回答ありがとうございます。 まだしっかりとした形にすることすらできなのですよね。それは知っていたのですが、回答者様がおっしゃっているようにいろいろな計画?(宇宙エレベーター等)が存在するのでてっきり研究自体は結構進んでいるものと思っていたのですが。研究側にそういう意図があることははじめてしりました。確かに将来性があればお金も集まりそうですしね。 京大の効率よく発光?させるものなどは自分のしたい研究とは大きく異なるので大学によってもCNTの研究内容が大きく異なるので懸念していたのですが、まだ今の研究の進み具合ならそこまで懸念することもなさそうですね。 確かにお金の問題はありますが、僕としては一般の家に使用するというよりも、いわゆる大型建造物をCNTで建てられたらなと思いまして。まぁまだまだでしょうが。 長文で詳しく回答してもらってとてもありがたいです。 とりあえずは受験勉強をがんばります。

その他の回答 (4)

  • tekcycle
  • ベストアンサー率34% (1839/5289)
回答No.5

ちなみに、細くて固くて溶けないCNTは、アスベスト同様、灰に吸い込むと中皮腫の恐れがあるそうな。 勿論、実際どうかなんて事は誰にも判りませんが。 アスベストもそうだったんでしょうが、飲む分には問題ないのかもしれません。 ただ、個人的直感として、体内のCNT内部に金属原子などが偶発的に入り込み、そこで触媒反応でもし出すと、活性酸素など発生させて、発がん性が、なんてことが考えられそうですが。アスベスト以上に。 CNTの種類にも依るでしょうが、データを取ってみて無いのなら無いのでしょうし、排出までどれくらいかかるのか、ということもあるでしょうが。 という物を、建材に....。 勿論、一般家屋に使うわけではないでしょうけど。 だから、切らない、焼き切る、無人密閉空間で製造する、など、工法上の工夫も要りそうです。

fsorttt
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 発がん性の問題などもあるみたいですね。 課題が山積みでどうもいろいろな方面の研究者の方に頑張ってもらわなくてはならないですね(笑) 加工工程は全機械とかになったりするかもしれませんね。 それでもやはり僕の夢なので少しでもそういう研究者の力になれるように自分も頑張っていきたいとおもいます。

  • snaporaz
  • ベストアンサー率40% (939/2342)
回答No.4

建築屋ですが、#3さんにほぼ同意です。 ただし、建材という場合の最優先事項は、「耐久性」です。流通コストはその次でしょうね。 建物は一般的な工業製品にくらべライフサイクルが長いので(最低でも20~30年とか)、その間にどうにかなってしまうような材料では問題外です。しかしそれは「20~30年経ってみないとわからない」ものでもあります。 建材というより内装専用材とでも言うべきものなら、条件は緩くなりますが、外部にも使うのであれば、国内ではそれこそ吹きっさらしの高温多湿、頻繁に地震もあるという最悪の条件で数十年に渡り性能を維持し続けなければならないわけです。シベリアやアフリカや大気圏外で使うならもっと厳しくなるでしょう。 なので建材に回ってくるのは、他の工業製品で数年~10年単位で使われて不具合がなかったものか、どうやらなさそうなもの、に事実上限られるでしょう。市中に出回った、実績のある製品なければエンドユーザー、設計者、施工者が使いたがりません。この業界には過去にアスベストなどを大量に使った「前科」もあるわけで。 「CNTを建物に用いる為の研究」を本気でしたいのなら、「建物に」をまず外さなければ、現実的ではありません。ピュアな研究がしたいのであって、そのための資金は別のところから持ってきます(そのアテがあります)、というのでもない限りは。 「建物に」を外せば、旧帝大の材料系の学科から選んでおけば間違いはないでしょう。

fsorttt
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 建築屋さんから回答を貰えるなんて嬉しいです。 ここでいうのもなんなんですが、僕の夢が超巨大な建物(現存のように縦に高いだけでなく横にも大きい)をこの目でることなのですが、まぁ恐らくそれは無理としても、いつかそういう建物を建てる本格的な計画が着工されることを願い、それに少しでも近づけたらいいなと思っているのですが先は長そうですね(苦笑) CNTを用いることができそうになってもそれから数年~数十年のスパンが信頼のためにかかると知り現実を見せられた感じです。 それでも諦めることはないので、とりあえず1歩づつ進めたらと思います。 とても素晴らしい回答ありがとうございました。

  • ALFa8C
  • ベストアンサー率26% (315/1187)
回答No.2

http://shingakunet.com/net/m/gakko/top/SC000075/ ↑発見者が在籍していた大学院のある大学 http://shingakunet.com/net/m/gakko/top/SC000551/ ↑発見者が現在在籍している大学 http://shingakunet.com/net/m/gakko/top/SC000046/ ↑量産技術を確立した研究室のある大学

fsorttt
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 その中ではやはり1番東北大学に興味があります。 今とりあえず目指している大学からもレベルが近いのでよく調べて検討します!

回答No.1

http://www.ipc.shizuoka.ac.jp/~tysimam/ccw/ ここに行って実際に聞いてみたら?

fsorttt
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 受験生であり、さらに静岡県は結構遠いので行けなさそうですが、このようなイベントがあるとは知りませんでした。大学に入ったら絶対にいこうと思います!

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