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「なんでも聞いた話では~」

人から聞いた話を他人に説明するときに「なんでも○○さんが言うには~」と言うと思います。 何が「なんでも」なんでしょうか?なぜなんでもと言うのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • tennnou
  • ベストアンサー率73% (494/674)
回答No.3

>「なんでも○○さんが言うには~」 なんでも(何でも) ← 特に限定せずに、あらゆる物 の意味であることはご存知と察します。 つまり「特に限定はしないけれども・・・、○○さんが言うには~~~」と翻訳できます。 いきなり開口に '○○さんが・・・' と言うと語調がきつくなるので、'前置き'として 'なんでも・・・' で始めて、'なんでも'以下の一句の語調を和らげる働きをしています。 本件の'なんでも' は枕詞(まくらことば)と言って、一種の'前置き の言葉です。 元来 '枕詞' とは、日本の昔の歌文にみられる高尚な修辞法の小技の一種でした。時代とともにその使用法が普遍化して、一般民衆の会話にも取り入れられるようになりました。そして現代では単なる 婉曲用法の '前置き' の言葉として多用されるようになりました。 すなわち、 「なんでも、聞くところによると~~」 「なんでも、◇○さんからの報告によると~~」 「なんでも、そのぉー、○◇君が聞いたそうだけどー~~」 「なんでも、彼から聞いただけなんだけどもぉ、彼女って~~」 以上は、みんな婉曲的に陳述していますね。

noname#234180
質問者

お礼

ありがとうございます。 「特に限定はしないけれども」が「はっきりしないけれど」と同じ意味となり、「どうやら」のような使い方になったということですね。 非常に納得いたしました。

その他の回答 (3)

noname#13376
noname#13376
回答No.4

広辞苑第5版では、このように説明しています。 なん‐で‐も【何でも】 (1)どういう物事でも。「―食べる」「―話してごらん」 (2)どうしても。どうあろうとも。「何が―」 (3)よくは分らないが、たぶん。どうも。「―関西の方に移ったと聞いている」 これをお読みになるとお分かりでしょうが、 「なにであっても」⇒「なにでも」⇒「なんでも」 で「なんでも」になったのは明らかですね。 (なにで⇒なんで、の音韻変化はご理解いただけますね?)

noname#234180
質問者

お礼

ありがとうございます。 どうやら読みも変化して「なんでも」という言葉になったようですね。「全ての」という意味の「なんでも」とは全く違う意味かとも思いましたが、結局同じ意味という事がやっとわかってきました。

回答No.2

なんでも (副) (1)はっきりしないが。どうやら。 大辞林 第二版 (三省堂)より どうやら→なにやら→なんでも という感じではないでしょうか。 goo辞書にも出てますね。

参考URL:
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%CA%A4%F3%A4%C7%A4%E2&kind=jn
noname#234180
質問者

お礼

ありがとうございます。 どうやら変化して「なんでも」という言葉になったようですね。「全ての」という意味の「なんでも」とは完全に違う意味とは思っていませんでした。

  • mjkj
  • ベストアンサー率24% (28/116)
回答No.1

こういう場合の「なんでも」は、 「はっきりしないが。どうやら。」 という意味だそうです。 なので、「自分は、はっきりわからないが、○○さんがいうには~」ということになると思います。

noname#234180
質問者

お礼

意味は「どうやら」などと言うことなんですね。そう考えれば意味はスッキリしました。ありがとうございます。 それがどうして「なんでも」なのでしょうね。何かを略しているのでしょうか。

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