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合唱
「合唱」とは、「コラボレーション」でしょうか? 「合奏」は、そうですか?
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合唱や合奏が「対価の生じる労働」である場合には、コラボレーションに違いないですね。 あとは何を対価と捉えるかでケースの幅が出る。
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- nyan_nyanko
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こんばんは 下足らずで申し訳ありませんでした。 具体例を挙げて、説明させていただきますね。 [Vocal and choral] Shortly after Gioachino Rossini's death in November 1868, Giuseppe Verdi decided that a Requiem Mass in his memory would be appropriate. He commissioned 12 composers to write a section each, and together with Verdi's own section, Libera me, the Messa per Rossini would be performed on 13 November 1869, the first anniversary of Rossini's death. The other composers were Antonio Bazzini, Raimondo Boucheron, Antonio Buzzolla, Antonio Cagnoni, Carlo Coccia, Gaetano Gaspari, Teodulo Mabellini, Alessandro Nini, Carlo Pedrotti, Pietro Platania, Federico Ricci, and Lauro Rossi. The performance was cancelled only a few days before it was due to take place. It did not have its premiere until 1988, in Stuttgart. In the meantime, Verdi had taken his Libera me and incorporated it into his Requiem for Alessandro Manzoni, this time a work written by himself alone, which was performed in May 1874, on the first anniversary of Manzoni's death. 1868年、ロッシーニ没後すぐに、ヴェルディはレクイエム作曲の着想に至る。そして、 ・各セクション(例えば、Kyrie, Dies iræ, Tuba mirum, Lacrimosa, Domine Jesu, Sanctus, Benedictus, Agnus Dei, Libera me等の各典礼文への作曲)ごとに、ヴェルディは計12人の作曲家に依頼(ヴェルディの担当はLibera me)。 ・他の作曲家の構成はAntonio Bazzini, Raimondo Boucheron, Antonio Buzzolla, Antonio Cagnoni, Carlo Coccia, Gaetano Gaspari, Teodulo Mabellini, Alessandro Nini, Carlo Pedrotti, Pietro Platania, Federico Ricci, and Lauro Rossi。 結局、頓挫することになるのですが・・・ 因に、その後は、ヴェルディ一人で作曲を終え、1874年、マンゾーニの命日に演奏されたようです。 [Chamber music] All three composers wrote other violin concerti for Joachim. Schumann's was completed on 3 October 1853, just before the F-A-E Sonata was begun. Joachim never performed it, unlike the concertos of Brahms and Dietrich. 第1楽章:Dietrich作曲 第2楽章:Schumann作曲 第3楽章:Brahms作曲 第4楽章:Schumann作曲 のようです。 つまり、 ・「本来ならば、独立して演奏されるはずの演奏家(曲の場合では作曲家)」とは、 レクイエムではAntonio Bazzini, Raimondo Boucheron, Antonio Buzzolla, Antonio Cagnoni, Carlo Coccia, Gaetano Gaspari, Teodulo Mabellini, Alessandro Nini, Carlo Pedrotti, Pietro Platania, Federico Ricci, and Lauro Rossi。今ではその名前が忘れられてしまった作曲家も多いのですが、当時はそこそこ知られていました。 F-A-E Sonataでは、Schumann's, Brahms and Dietrich。こちらは、今でも知られているかな? ・「共同作業により、演奏する(作曲する)」とは レクイエムでは、各パート(Kyrieなど)を各々の作曲家が作曲。 F-A-E Sonataでは、各楽章を計3人の作曲家により作曲。 いかがでしょうか。
お礼
nyan_nyanko様、ありがとうございます。 ちょっと、欲張り過ぎた質問だったかもしれません。 「作曲家・演奏家の思惑を超えない、(そもそもが、コラボを意図している)コラボレーション」も(勿論)可能だ、ということを、実例を挙げて示して頂きました。
- nyan_nyanko
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こんばんは にゃんこです。 Etymologyでは、collaborateは、 co(=together) + laborara(=labor; from Latin) のようです。 具体例は以下のサイトにも載せられていました。 http://en.wikipedia.org/wiki/Classical_music_written_in_collaboration つまり、本来ならば、独立して演奏されるはずの演奏家(曲の場合では作曲家)が、共同作業により、演奏する(作曲する)といった観が強く見受けられます。 合唱は、そもそも共同で唱うことがその前提となっていますので、“コラボレーションとは”少々異なるように思えます。ただし、A合唱団と、それとは異なるB合唱団との“コラボレーション”は成立すると考えます。 合奏も同じことだと思います。ただ、合唱と異なるのは、ともに唱うのではなく、ともに奏することの違いと思います。
お礼
nyan_nyanko様、ご回答ありがとうございます。 >「本来ならば、独立して演奏されるはずの演奏家(曲の場合では作曲家)が、共同作業により、演奏する(作曲する)といった観が強く見受けられます」 ここが、よく判りませんでしたが、「演奏家(作曲家)の思惑を超えて」ということに、なってしまいますか >「合唱は、そもそも共同で唱うことがその前提となっていますので、“コラボレーションとは”少々異なるように思えます。ただし、A合唱団と、それとは異なるB合唱団との“コラボレーション”は成立すると考えます。 合奏も同じことだと思います。ただ、合唱と異なるのは、ともに唱うのではなく、ともに奏することの違いと思います」 なるほどです。
- adele24
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哲学には縁のない者ですが、よろしいでしょうか? ふつうは、「合唱」も「合奏」も、「コラボレーション」とは少し違うのではないでしょうか、。 「合唱」の場合、例えば、’オペラ歌手と演歌歌手’、「合奏」なら、’オーケストラと和楽器’ といった、異なる分野のものが、協力し合って、新しい発想で楽曲を演奏をする場合、などは、 「コラボレーション」になるのではないでしょうか、。
お礼
adele24様、ご回答ありがとうございます。 「コラボレート」collaborateは、「協働」という感じと思うのです、けど、 「分野の違う歌手が、一緒に何かをした」、「オーケストラと和楽器奏者が、一緒に何かをした」 ですが、場合によっては、単に「新味」とか「物珍しい」というだけでなく、「for a special purpose」ということがあるようです。 (辞書の例文には、「テロリストを捕まえるために、軍と警察が「コラボレート」した」などとあります。) 「for a special purpose」で、「合唱」も「合奏」も、コラボレーションになりうる、と思います。
お礼
amaguappa様、ご回答ありがとうございます。 「対価」、そうですか。 「相乗効果」とか「プラス・アルファ」というような感じがするところと思ったのですが、 「合唱や合奏だから、聴きに行く。ソロなら論外」という場合、そうですか。 (この場合、「作曲家などの思惑を超えて、無理気味?に」ということではない、わけですね) 最近ですが、「大乗仏教は、キリスト教の影響を受けている(受けて、(成立)発展した)」とする、キリスト教系のサイトを見つけました。 (「「南無阿弥陀仏」と唱えるのが、神を称えるのと一緒だ」というのですが、・・・これは脱線ですね、すみません) まあ、私個人がもっと興味をそそられてしまうのは、「グルタミン酸とイノシン酸とで、旨味が、ぐーんとアップ」みたいな話なんですが。