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レーザー、ビーム兵器は実現可能か
レーザーは熱線、ビームは加速させ指向性を持たせた粒子、 SFにはレーザーソード、レーザーライフル、ビームライフル、ビームソード等様々な兵器が登場しますが この中で実現可能な兵器はありますが? 実現が不可能なものに関してはどのような技術、素材が足りていないのでしょうか?
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レーザー砲は実用化済み。 具体的に挙げればTHEL(戦術高エネルギーレーザー、砲弾/航空機迎撃)、AL-1(弾道弾迎撃レーザー航空機)。 あとアメリカ海軍が船に迎撃レーザーを搭載するとかしないとか。 射程はTHELが数km、AL-1がたしか300kmくらい。 両方ともに化学レーザーを使用。 個人携帯用としてのレーザーライフルもあるにはあるが、無力化(失明)兵器レベル。 粒子ビームでは医学/先端科学では存在するが兵器としてはまだ不十分。 アメリカでは自由電子レーザーの構想があったらしいが、技術的ハードルと電力供給の問題から頓挫していたはず。 (現状どうなっているかは自分は知りません。) ソード系に関しては実現は可能かもしれないが、実用的ではない。 たとえば、筒状の物体から大気が励起されるレベルのレーザー(又はビーム)を照射すれば、漫画のようなビームサーベルはできるかもしれない。 でも、そんなエネルギーのものを生身の人間が手に持つこと自体が無理。 周囲に膨大な熱を発するはずなので、近づけないか持っている人自体が大ヤケドしてしまうでしょう。 それにそんなエネルギーを使うなら、遠距離攻撃に生かした方がいい気がしますし。 (また、電力供給の問題があるし、さらにいえば切るだけなら通常のナイフで十分。) (カッコいいってことには同意しますが(笑 といったところでしょうか。 結局のところ電力供給と大気による減衰/妨害をどう乗り越えるかが問題じゃないかと思います。 レーザーにしろビームにしろ、物体に当たった部分が熱を発して破壊するため、瞬時に破壊的な熱量を与えるためにはレーザー出力を大きくしなければならず、そのためには大型化/大電力が必要になってくるんじゃないかと。 あと原理上、荒天時(雨の日とか)の運用は難しくなるという欠点もあると思います。 (距離による減衰が大きくなるから。) (THELはイスラエルとアメリカの共同開発、イスラエルは中東であり気候的に雨が少ない、AL-1は高高度での運用なので雲の上でなら妨害も大気減衰も少ない。) 以上、参考まで。
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- ultraCS
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アメリカがレーガン時代にやろうとしていた戦略防衛構想というのがあります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E7%95%A5%E9%98%B2%E8%A1%9B%E6%A7%8B%E6%83%B3 上記wikipediaの光線/粒子線兵器の項目を読んでいただれればわかるのですが、光線兵器、粒子線兵器がぞろぞろ登場します。 少なくとも構想時点ではこれらが可能であると考えられていました。一部は実用化しています。 ただ、巨大なエネルギーが必要ですから、携行兵器としての採用は今の所無理でしょうね。アサルトライフルより効果がありませんから
お礼
なるほど、やはり問題はNo4さんが回答していたとおり電力源なのですね。 アークリアクターでも実現しない限り、こういったテクノロジーは厳しいという事が解りました。 有難うございます。
レーザー砲に関しては実用機が既にあります ビーム砲は実験段階(実験では成功しています) ソード系は原理的に無理ですね。
補足
お返事有難うございます。 そのレーザー砲というのはどのようなものでしょうか?
多分実現できるよ全部。 今ある銃とかを上回る事はないけど。 >レーザーソード 熱線で敵を焼切る! →そもそも現代の銃もった相手に白兵戦を挑むのは愚かである >レーザーライフル レーザー照射! →長時間当てやっとやけどする程度。敵が装甲もってたら何もならない。その間に撃たれてやられる >ビームライフル ビーム照射! →敵はただ眩しいだけ。逆に目立って恰好の的になる。夜間戦闘での目くらましにはいいかもしれない。たぶんこの中で一番マシだと思う。 >ビームソード んー、夜の交通整理のおっさんになります。戦場では変わらずただの的です。
お礼
水道橋工業という一般の会社から、 あくまでトイとしてですが搭乗型インターフェイスのロボットが販売されました。 未来は私達がSFだと笑っていても、今日も時間とともに一歩、また一歩と歩んできます。 現在は非力なものでも、将来はどうなるかわからないものです。 とくにガンダム等がアニメだとおもっていても、 いずれパワードスーツやロボットなどは兵力として戦場に出回るでしょう。 その時に20mmからなる装甲の先の動力や、人間を標的として、 アンチマテリアル兵器が現役として機能するかどうかは厳しいのではないかと考えています。
レーザー兵器は実際に作られてますよ。 車両用、航空機搭載用、艦載用各種が試作試験されてます。 実際に無人機やミサイルを撃ち落とす試験などに成功してます。 実用化も間もないのでは? ただし光学兵器は環境に弱い。 天気や湿度など…そういう意味では宇宙空間の方が適しているのかも知れません。 熱兵器なので破片や流れ弾がデブリ化する事もないですし。 ビームは逆に医療分野で普及してます。 重粒子線治療等は正しくビームですね。 こちらは癌治療などですでに実用化してます。 加速器などシステムが大掛かりで兵器しては現状難しいでしょう。 後はSF的と言えばレールガン辺りか? 電磁加速砲ですね。 こちらも艦載用などで実用化されつつあります。
お礼
アメリカが開発しているレールガンならWEBでもニュースなどで取り上げられていますね。 今後機動エレベータが完成し、コロニーなどが普及した際にはレーザー技術への関心も高まるのでしょうか。 ご回答有難うございました。
お礼
THELの実働(イメージなのか怪しいですが)動画を発見しました。 興味のある方のためにリンクを張っておきます。 https://www.youtube.com/watch?v=cCBwLJjzDJQ なるほど、レーザーは私たちがTVでみるようなもののように可視出来ないのですね。 これをみていると小学生時代に下敷きに反射した太陽光が物質を過熱させているのを思い出しました。