まず免許、資格ですが、認可の保育園の場合は、保育士があった方が良いです。(試験でとれます。簡単ではありませんが。合格率14%代)
無認可保育園の場合は、特に資格は必要ないです。(あった方が良いですけど・・)
幼稚園の場合、園長は一種幼稚園教諭の免許が必要です。(資格は、保育士を取って3年間の実務経験で試験を受けると二種幼稚園教諭免許がとれます。直でとる場合は、通信か学校でとるしかないです。)
幼児への英語教育の資格・免許というのはないと思います。(・・というか、知りません。)
ですので、無認可施設を経営するのなら、資格無しでもできると思います。(その分、経営の厳しさは増しますが)
資格を取ってから・・・と考えると、すごく時間がかかりますので、並行して、業界の現状を知っておく必要があると思います。、
次に、英語塾と保育園を一緒にできるかどうか・・という問題がありますね。
保育園には認可と無認可がありますが、認可の場合、現在の法制度では英語塾を一緒にすることはできません。
基本保育時間外ならば可能ですけど、小さい子の場合は夕方・夜間は集中力が切れてしまうので、実質的に無理だと思います。
もしくは、保育園をやりながら、英語は無料で教えるのであれば可能ですが、英語講師の人件費は全額保育園がださないといけません。(ご自分が無料でやるなら別ですが)
有料の英語塾と無認可保育園を一緒にやる方法はありです。
・・・というか、無認可保育園は経営が厳しいので、英語塾や学童保育・病児保育等々、いろいろな付加価値を付けないとやっていけないから、この方向は大いにありえます。
有料の英語塾と認可の幼稚園であれば、これは法律的にも問題なくできます。
ただし、認可幼稚園を設立するには、学校法人を設立しないといけません。
(※個人立幼稚園-102条園も昔は認可されましたが、今から認可をとるのは難しいです。)
それから、幼稚園の経営は結構難しいですし、カリキュラムの中に英語コースを入れても、英語の成果がでないと駄目です。
無料の英語教室(別途料金がかからない)なら成果は問題にされないでしょうけれど、有料の場合は成果がでないと継続できません。
幼児向けの英語教室はあまり効果がでていない場合が多いですが、成果が出てくると、クチコミで人気になっていき、幼稚園の入園児も増加しますので、相乗効果が期待できます。(小中学生まで継続できるようにすると、更に効果大)
ですので、まずは、しっかりと力を付けられる英語教室(プログラム)を作り上げるか、見つけて購入する・・。(または契約する)
この場合、プログラムは良く吟味した方が良いです。多くの場合、効果が少ないです。
それから保育などの付加価値を付けていくという順番ではないかなと思います・・・。
逆の場合は、まずしっかりとした保育ができる施設を作りつつ、英語のプログラムを作り、ノウハウを蓄積していく・・という感じですかね。
(または英語講師を派遣する良い会社を見つけ、効果の高い英語プログラムを購入して・・が近道ですけど、お金がすごくかかります。事業が軌道にのらないと大変・・、大赤字になります。外国人は契約をしっかりしないとカリキュラムに穴があいてしまったりすることがありますので、自分で外国人講師を管理するのは難しいと思います。ご自分で全部されるのなら、その心配はないのですが、ネイティブでないと発音などの点で、保護者受けが良くありません。--継続が難しくなる。)
保育関係は、平成27年度から制度が大きく変わりますので、小規模保育所(こども園)などの認可もとりやすくなるかもしれませんが、最初に書いたように、有料の英語教室と一緒に経営するのは、現在の制度ではできません。
業界の現状については、本が多少はでてますから、探し出して、読み、方向を決めた方がよいと思います。
夢を実現するためには、まず最初の一歩をご自分で踏み出すことです。
頑張ってください。