- ベストアンサー
重粒子線治療と部分切除の再発確率の比較と癌の卵による再発の疑問
- 左上肺野部にステ-ジIAの肺腺癌の可能性が大であり、部分切除と重粒子線治療の選択肢があります。
- 部分切除では癌の規模に比べて余りにも広範囲な切除が必要なため、重粒子線治療が適用可能で効果も高いとされています。
- しかし、部分切除と重粒子線治療では再発の確率に差があるのか、また再発は癌の卵によるものなのかはまだ明確ではありません。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
(Q)部分切除と重粒子線治療では、再発の確率は、どの程度 差があるのでしょうか? (A)差がない、同等と言われています。 (Q)再発は、残された、癌の卵によるものなのでしょうか? (A)卵という表現は、ちょっと違います。 癌は、細胞の遺伝子が傷ついて、細胞が暴走することなのですが、 細胞が一つでも残っていれば、それが暴走することもあるし、 たとえ、あったとしても、暴走しないこともあります。 つまり、そんなに単純なものではないということです。 ですが、そのような細胞が一つもなければ、再発しないと 考えてよいです。 だから、手術で切除するときには、周囲に散らばっている 可能性のある細胞を残さないように、広範囲で切除するのです。 重粒子線などで、ピンポイントで当てると言う表現が使われますが、 本当に針の穴のようなピンポイントで、癌細胞だけに照射する のではなく、実際には、周囲の組織にも照射されます。 癌細胞が多くある部分により多く、 そうではない部分により少なく照射することをピンポイントと 言っているのです。 重粒子線以外にも、IMRT(強度変調放射線治療)という 方法もあります。 こちらも、優れた方法であり、しかも、健保適用です。 (以前は、先進医療でしたが、実施できる施設が増えたので、 一般的な健保適用になりました)
その他の回答 (1)
- metannetan
- ベストアンサー率22% (21/92)
酷な話ですが、腺癌は重粒子線治療や切除をしている間に逃げるたちの悪い癌です。 重粒子線治療をしても5年生存率80%とかでそこまで生きれば重粒子線治療は成功と言うようなもので、再発しても責任は負わないような書類にサインさせられませんか? 重粒子線治療をしても再発を遅らさせる薬を飲む事に成るでしょう。 重粒子線照射は痛みを伴わないで良いですが、周辺の細胞にダメージを与える副作用と言う事に成れば切除の方が良いかも知れません。 その辺をよく聞いたり調べて判断するよりないでしょう。 延命をはかって癌で死んだのか、痛みや苦しみと戦う治療で死んだのか、天命に任せ癌と共存する事が幸せかは、神のみぞ知る。非情で難しい判断です。
お礼
metannetan 様 早速のご回答、有難う御座いました。 治療の選択肢につきましては、主治医と納得の行くまで相談してみたいと思います。
お礼
rokutaro36 様 詳しい、ご説明有難う御座いました。自分の事とは言え、医療については、全くの素人で、また、質問が幼稚で、ご迷惑をお掛けしましたが、理解が、可なり進みました。IMRT(強度変調放射線治療)も、治療の選択肢に加えて、一生懸命、検討したいと思います。本当に 有難う御座いました。