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頭頚部(上顎)の腺様嚢ほう癌/陽子線・重粒子線治療について

父が上顎癌(腺様嚢ほう癌)と診断されました。 外科的手術としては「副鼻腔から上顎にかけて切除する手術になる」という説明を受け、その際ドクターに「"陽子線治療"も視野に含めて欲しい」と伝えたところ、「状態によっては可能である」ということでした。 がんの進行度や詳しい状態は検査入院中で、他臓器への転移も現在診断結果待ちの状態です。 陽子線・重粒子線治療を受ける際に必要な条件としては、 ・リンパ腺に転移している場合には  郭清手術で綺麗にしておく必要がある ・他の臓器に未治療の癌組織がないこと といった条件があると思います。 父の状況に関して現在解っていることは、首筋のリンパ腺を清掃する手術を受ける必要がある、ということです。 幸いにも他臓器への遠隔転移が見つからなかった場合には、リンパ腺の手術を受けた後、陽子線・または重粒子線の治療を受けたいと考えています。 また、もし癌の遠隔転移が見つかった場合でも、やはり転移部分を手術で除去してもらったのち、粒子線治療を受けたいと考えています。 ※上記のような形で粒子線治療を受ける事は、可能でしょうか。 (リンパ腺の清掃手術とは、体力に負担のかかる、かなり大掛かりなものなのでしょうか?) ※重粒子線は陽子線治療に比べ新しい治療法で、手術実績が少ないようですが、より効果的なのは、重粒子線なのでしょうか? ※粒子線治療の副作用についてなのですが、陽子線であっても重粒子線であっても、副作用の強弱にはさほど差はないのでしょうか? 来週末、ドクターから診断結果と説明を受ける予定なので、事前に情報をまとめておきたいです。 もしも上顎の腺様嚢ほう癌や粒子線治療について、詳しい方がいらっしゃいましたら、些細なことでも構いませんので、是非ご教授お願い致します。

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noname#39684
noname#39684
回答No.2

お書きになった適応条件でよいです。重粒子線は腺様嚢胞癌に効果があります。今では手術実績はかなりあります。 粒子線治療が可能な施設は: 1)国立がんセンター東病院 2)筑波大学陽子線医学利用研究センター 3)兵庫県立粒子線医療センター 4)若狭湾エネルギー研究センター 5)静岡県立静岡がんセンター 6)独立行政法人放射線医学総合研究所 ということは既にお調べになったと思います。 このうち腺様嚢胞癌への治療成績が最も良いのは炭素を使った重粒子線治療が可能な6)の放射線医学総合研究所です。 自宅で過ごせている方であれば、治療自体の負担や副作用は実際的な問題となることはないでしょう。少なくとも「副作用があるから重粒子線治療はしない」という判断にはならないはずです。 結論から申しますと、費用の点を除いては、腺様嚢胞癌で、外科的に切除が難しかったり、切除によって顔面など欠損が大きくなる場合は「“放射線医学総合研究所”で重粒子線治療を受ける」というのが第一選択なのです。 けれども高度先進医療ということで費用は自己負担なのです。通常の粒子線治療が200万-300万かかり健康保険の適応はありません。この点も確かめてください。

cmaris
質問者

お礼

ご回答下さいまして、有難うございます! 重粒子線が「腺様嚢胞癌」に効果があるとお聞きし、とても心強いです。 はい、粒子線の治療が行われているセンターについては、 できる限り情報を集めていましたが、どんなに遠方であっても 出来るだけ治療実績の高いセンターの方が安心できますので、大変参考になります。 父は60代後半ですが、患部以外は元気な方だと思いますので(入院の2日前まで元気に働いていました)、希望を持ちたいと思います。 じっくり焦らず頑張ってみます、有難うございます!(*^-^)

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noname#39684
noname#39684
回答No.3

No2です。1行目は「手術実績」ではなく「照射実績」でした。訂正です。

  • puyopuyo3
  • ベストアンサー率43% (211/488)
回答No.1

病状についての詳細が分かりませんので、一般的な話とします。 まず、陽子線治療は高度先進医療として認可されておりますが、保険適用外です。また、重粒子線治療は臨床試験段階の治療方法です。口腔の陽子線治療は若干の症例報告はありますが、一般に説明できるレベルには達しておりません。 ご存知のように、日本で対応している病院は非常に限られておりますので、その病院を一度受診し、適応を含めて説明を受けることになります。確立されている治療方法ではないので、より詳しく説明があることと思います。 色々とご心配で治療方法についてお調べのこととは思いますが、病状やそれぞれの病院によって、方針の違いもあります。申し訳ありませんが、全体的な流れについての回答は困難です。 頸部郭清は、相応に負荷が掛かる処置です。術後3-4週間の待機の後、照射を始める(再開する)のが一般的です。 現在、がん治療には直接携わってないので、「自信なし」といたします。

cmaris
質問者

お礼

ご回答下さいまして、有難うございます! はい、ドクターからも、出来るだけ納得できるまで、お話を聞きたいと思ってます。 頚部の郭清術後には、一般的には3~4週の待機期間があるとのことで、 勿論、父の容態により、期間や状況には変化があるかもしれませんが、 粒子線治療までの流れのひとつの目安になりますので、大変に心強いです。 (すぐにでも移行できるのかどうか?ということで、悶々としていました) 費用のほうは、苦しいですが(;*^-^)、家族の協力などで なんとか準備できそうですので、焦らずに、じっくり頑張りたいと思います。 有難うございます!

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