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イモの昔話が思い出せない

この話、ご存知の方いらっしゃいませんか? かなり昔の話でうろ覚えなのですが・・・ 「昔サツマイモの美味しさに感激したお殿様(?)がいて、お殿様が視察か何かで九州を訪れた際、地元の人が大量の薩摩芋を献上したところ、山高く積まれたイモを見たお殿様はそれだけでお腹がいっぱいになってしまい、イモを口にしなかった。」 有名な話だと思っていたのですが、今まで周りに聞いても誰一人この話を知っている人がいなくて、ネットでいくら調べても見つかりませんでした。 夢でも見ていたのでしょうか?(^^;)

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  • PopoAmin
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回答No.1

それって芥川龍之介「芋粥」ではありませんか? 主人公はお殿様ではなく藤原氏に仕える武士で山芋で作った芋粥が大好物。 それを聞いた藤原氏のある人物が大量の芋粥を用意して招待します。 ところがその量が半端ではない。主人公は大好物のはずの芋粥を目にの前にして 食欲をなくしてしまうというお話でした。

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  • ithi
  • ベストアンサー率20% (1972/9602)
回答No.3

rappacho さん、こんばんわ。 確か、藤原摂関家に仕えている五位と呼ばれる男が摂関家のお祝いのうたげの席でもっといっぱい芋粥が食べたい。とつぶやいたところ、藤原利仁という人物が聞き、彼を所領のある越前に招待し、そこで、彼の家人たちにたくさん山芋を掘って持ってこさせ、大きな釜を使って芋粥をたくさん作って五位をもてなしたところ、五位はこの時の光景を見ただけでおなかがいっぱいになり、一杯も食べることができなかったというお話ですね。確か仏教説話集「今昔物語集」に原作があってこれを芥川龍之介がアレンジしたんでしたっけ。これは結構有名なお話ですよ。古文にせよ、芥川の現代文にせよ大学の入試問題に使用されそうですね。

rappacho
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。(^^) やはり芥川龍之介だったのですね。 お殿様や、九州への視察など、私の中で他の話とごっちゃになってしまったような気がして来ました。(アレンジという事にします。笑) 私は文学に疎いので(たぶん私の周りも)TVか何かで子供の頃に聞いたのだと思うのですが(不思議と九州の地図のシーンが浮かんできます)、改めて詳しく教えていただくと新鮮でとても面白かったです。

  • PopoAmin
  • ベストアンサー率50% (70/138)
回答No.2

そうそう、この芥川龍之介の小説には元ネタがあって 今昔物語集26巻にあるお話です。 地方豪族が自分の権力を見せびらかすのに 都からやってきた芋粥の大好きな武士の前に 信じられないくらい大量の芋粥を用意したお話だったと思います。

rappacho
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございました。(^^) まさかこんなにすぐにご回答をいただけるとは・・・私の周りは誰一人知らなかったので、すごいなぁと感心しております。 文学作品だったのですね。私のうろ覚えの記憶ともかなり近いようで、これがほぼ正解なのではないかと思いました。 一応、引き続き質問はこのままにさせてくださいませ。しばらくして他のご回答が付かないようでしたら、質問を閉じたいと思っています。