McGill 授業料について

質問

息子が入学を許可された大学でMcGill(カナダ）という大学がありますが、ケベック州の公立大学です。息子にこの大学に行かせたい理由の一つが実は授業料が安いということなんですが、一つ疑問に思っていることはなぜこの大学は授業料が安いのかということが不明で少しばかり不安です。２０１４年の心理学課程の留学生価格で年間16000（カナダドル）米ドルに換算しますと15000ドル少々と思います。
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一方同じカナダの大学でトロント大は２８０００ドル（カナダドル）でブリティッシュ・コロンビアは２４０００ドルでした。ブリティッシュコロンビアはMcGillの分校として昔発足した大学です。いずれにせよ１０，０００ドル近く授業料が異なるというその理由がはっきりしません。

カナダに在住のかた、あるいはこの辺の事情をご存知の方おられましたら教えてください。

My question here is why McGill's tuition is such as low as about $10,000, compared with the other universities in Canda. If you know why, please let me know.

回答No.2

Peechyan · ベストアンサー

こんにちは。McGill大学とUBC、Toronto大学の学費が大幅に異なることについてですが、原因はふたつほど考えられます。

ひとつは、カナダは連邦制の国なので、各州が教育に関する独自の権限を持っているため、各州がそれぞれの政策に応じて、自由に学費を決めることができるということです。もちろん、ある程度のスタンダードらしきものはあるのですが、特にQuebec州はフランス語圏ということもあり、カナダの中でもわりと独自路線を行っている州であることから考えても、この州の大学が他の州の大学と大幅に異なる価格設定をしていたとしても特段不思議ではないといえます。

統計カナダのデータによれば、Average Undergraduate tuition fee for full-time foreign students for 2010-2011は、British Columbia:$16850, Ontario:$19057, Quebec:$15993となっており、平均値でみた限りでは、ケベックが留学生に比較的寛容な州であるということが分かります。

もうひとつは、都市の人気度とか、経済力の関係だと思います。私がみる限り、経済力のある都市にある大学はやっぱりお高いです。とはいえ、そういう大学のそばには企業がたくさんありますので、在学中ならびに卒業後に投下した資本を回収できる可能性が高いので、それなりの値段を付けても学生を呼ぶことができるのだと思います。いっぽう、モントリオールがそうかと言うと、どうなんでしょうね。。。McGill自体には、ブランド力がありますが、大学のある場所の経済力を考慮すれば、UBCやトロントほどの値段は付けられないのではないでしょうか。

いずれにしろ、マギル大学はブランドとしても良いし、カナダの大学の中ではわりと留学生に対してオープンな姿勢を持っている学校なので、留学先としてはよい学校だと思います。

＊　他の回答者の方への補足質問で、「何かMcGillに決定的に良い要因があればなあと思っています」と書いてありますが、もう6月の末ですから、この段階になったらむしろ、手持ちの札の中から、「何か決定的に悪い部分がないか」探して、消去法で選んでいったほうが良いです。すると、決定的な弱点を持たない無難な所が残ります。

＊　なお、参考までですが、現在カナダ市民権・移民省(CIC)がよりにもよってこの時期にストライキ中らしく、就学許可証の発行が少し滞りそうな雰囲気なので、もし就学許可証を取っていないならば、早めに手を打った方がよいです。以下の文章を読むと「Study Permit」は関係なさそうですが、PAFSOはPermit関係の仕事もやっているらしいので、大いに関係ありそうです。
http://www.cic.gc.ca/english/information/times/

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Alert – Strike Action
The Professional Association of Foreign Service Officers (PAFSO) union is currently taking strike action. PAFSO union members responsible for processing visa applications have been walking out of offices in Canada and overseas. Posted processing times for both temporary and permanent resident visa applications do not take into account work stoppages. Anyone applying for a visa should anticipate delays and submit their application as far in advance as possible.
Contingency plans are already in place to ensure all offices remain open and are providing at least a minimum level of service. Priority will be placed on urgent humanitarian applications.
CIC continues to closely monitor the situation.
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お礼

ご回答ありがとうございました。確かに大学のある町の経済的な将来性は学生にとり重要だという観点はその通りと思います。またビザが時間内に取れないかもしれないというのはこれも重要なことと思いますので、ご指摘ありがとうございました。

補足

インターネット経由の情報ではMcGillでは学生や教授連が学費の値上げに反対してデモをしているというのは、安保の学生闘争を見てきたものとしては避けたいところです。

回答No.1

shunnak1

ＱＢ州の各大学の平均学費は、カナダ全国で下から２番目の低さです。それによって大学の質が落ちることはありません。

カナダの大学は全て州立大学ですから、その学費は全て州の予算によって左右されます。学費値上げは２０００年位までは、各州とも永い間凍結されていました。大学進学率を上げるためです。２０００年始め頃から毎年すごい勢いで上昇しています。ＵＢＣやＵｏｆＴｏｒｏｎｔｏは恐らく２倍になっているでしょう。経済規模も州の予算規模もＢＣやＯＮ州に比較して小さいですし、教育予算も州の財政を圧迫するほどではなかったのでしょう。生活費その他のコストも、ＢＣ，ＯＮ，ＡＢ州と比較すれば、格段に安い州です。私はＱＢ州の住人ではありませんから、詳細はわかりかねますが、単なる州の財政事情の問題だと思います。

http://www.theglobeandmail.com/news/national/education/quebec-to-raise-university-tuition-fees-despite-strong-opposition/article9018652/

お礼

ご回答ありがとうございました。

補足

息子は留学生になりますので、授業料に関しては発言する権利が無いように思いますが、留学生に対しても年間３％程度の値上げであれば、卒業年でも１８５万円程度と思いますので、４００万を超えるような米国の大学よりははるかに安いと実は喜んでいます。息子が４００万を超えるような米国の大学を選択するのではないかと戦々恐々としていますが、何かMcGillに決定的に良い要因があればなあと思っています。ビデオは参考になりました。重ねてありがとうございました。