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新規事業案件の割引率について

非上場企業が新規事業案件の採算性を検討する際の割引率について、解説したり実際の検討例等を記載した書籍がありましたならば、ご紹介いただけませんでしょうか。よろしくお願いいたします。

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  • aokisika
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回答No.1

どうすべきという明確な基準はないようです。 時間価値というのは、「その資金をうまく使えば増やせるはずだ」ということを使って定義されています。そこで、まずはリスク・フリー・レシオで割り引きます。リスク・フリー・レシオとしては長期国債の金利をリスク・フリーであるとみなして使います。これは余剰な自己資金がある場合です。 しかし、株式会社であるとしたら、株式や借入などで資金を調達しているわけですから、資本コストを払ってまでやるだけの利益が見込めるかどうかを判断することになります。この場合はWACCを割引率として用います。非上場であっても配当を支払うかもしれませんから、WACCを使います。 配当がゼロであるなら、配当率がゼロであるとしてWACCを計算すると借入金利と等しくなります。ですから、WACCで割り引く、として良いわけです。

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