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窓の断熱性能についての質問です。現在住宅メーカー
- 窓の断熱性能についての疑問です。住宅メーカーで家を建てる際、窓について検討中です。YKKのプラマード3窓を追加金を払って3枚タイプに変えるべきか悩んでいます。
- 3枚タイプの窓にすると断熱性能が向上しますが、費用対効果はどの程度なのでしょうか?暖かみやランニングコストへの影響は感じられるのでしょうか。
- ウレタン75ミリの壁に比べて窓の断熱性能がどの程度差があるのか知りたいです。窓の断熱性能について詳しい方からアドバイスをいただきたいです。
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札幌で樹脂サッシュの複層ガラスをトリプルガラスにした場合に費用対効果というご質問ですから、大雑把な計算をして見ましょう。それなりに前提条件を設定して計算してみます。 1.前提条件 ●延べ床面積:120m2 ●窓開口比率:20% → 24m2の窓面積 ●札幌Ib地域の暖房度日:3600K日/年 ●YKKプラマード3の熱貫流率:2.33W/m2K(12mmスペーサーの寒冷地対応型)、想定価格4万円/m2 ●エクセルトリプルシャノンの熱貫流率:1.23W/m2K、想定価格7万円/m2 2.熱損失差の計算 両者の窓の仕様の差による年間暖房エネルギー損失減少分は以下のようになります。 (2.33-1.23)W/m2K x 24m2 x 3600K日/年 x 24h/日 =2280 kWh/年 3.暖房方式によるエネルギー損失減少分のランニングコスト的メリット ケース(1)直接電気暖房による場合(熱効率100%): 2280kWh/年 x 23円/kWh=52440円/年 ケース(2)灯油FFストーブまたは灯油セントラル+パネル暖房による(熱効率90%、札幌灯油価格) 2280kWh/年 x 1/0.90 x 1/10.2kWh/l x95円/l=23600円/年 ケース(3)都市ガス13AFFストーブまたは都市ガスセントラル+パネル暖房による(熱効率90%、北ガス家庭用FF暖房・給湯契約70m3/月未満) 2280kWh/年 x 1/0.90 x 1/12.7kWh/m3 x 140円/m3 =27900円/年 ケース(4)寒冷地用エアコン暖房(COP2.0とする) 2280kWh/年 x 1/2.0 x 23円/kWh =26200円/年 ケース(5)灯油セントラルで床面積の半分が床暖房、残りがパネル暖房の場合(床暖房部分熱効率75%) 1140kWh/年 x 1/0.75 x 1/10.2kWh/l x 95円/l +11800円/年=26000円/年 ケース(6)都市ガスセントラルで床面積の半分が床暖房、残りがパネル暖房の場合(床暖房部分熱効率75%) 1140kWh/年 x 1/0.75 x 1/12.7kWh/m3 x 140円/m3 +13950円/年 =31000円/年 4.初期投資の償還期間 窓の仕様変更によりHMが要求する追加コストは判りかねますが、仮に想定価格に3万円/m2の差があるとすれば、3万円/m2 x 24m2 =72万円の追加となり、ケース(5)の例でいけば、金利を無視すれば72万円/26000円/年=27.6年 で元が取れる計算です。 もし想定価格差が2万円/m2ならば、同様に計算して、18.5年で元がとれるわけです。 以上は大雑把な計算ですので、参考程度で...
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窓の断熱を気にされているようですが、質問者さんはどちらにお住まいなんでしょうか? ここ昨今のハウスメーカーで家を建てるのなら、大抵は高気密高断熱住宅だと思います。 そのハウスメーカー標準の建物であれば、当然標準仕様の窓を含めた断熱性能を有していると解釈するのが普通です。 今時のハウスメーカー製の建物で、窓や壁の断熱という意味で不足はほとんど感じないと思います。 これが極寒冷地などでの話であるとすれば、サッシのガラスの枚数などではなく、窓毎に雨戸を付けるほうがいいかと思います。 強制換気の付いた家ですと、窓や壁以上に出入り口のドア付近からの風の通りの方が重要かと思いますし、同様にコンセントやスイッチのあるプレートの隙間からの風も真冬には意外に気になります。 それとそれ以上に感じるのは、床の断熱にどれだけお金をかけているかで冬場の部屋内の快適性が違います。 床の断熱さえしっかりと行ってれば、真冬でも床の上を裸足で歩けます。 南東北の我が家では真冬でもエアコン1台、設定温度18℃で30畳程のLDKは快適です。
- Mokuzo100nenn
- ベストアンサー率18% (2123/11344)
>標準仕様がYKKのプラマード3なんですがこの窓を追加金を払って、、、 住宅量販メーカーの住宅を購入すると決めた以上、すべて標準に従うのが賢い消費者といえます。 住宅量販メーカーで、資材の購買交渉をする際には、「標準品にしてやるから安くせいよ!」「年間50,000ユニット購入するから安くせいよ!」「利益が出ないというなら、他の商品で利益を取ったらええやん!」という調子で値段交渉します。 仕入れ値が安いだけではありません。 住宅標準価格を安くするためには、住宅量販メーカー自身の利益も削ります。 標準仕様の窓は、メーカー設計価格の0.4で購入し、利益を10%しか乗せないとすると、 オプションの窓は、メーカー設計価格の0.7で購入し、利益を30%乗せるような感じです。 >問題なのは費用対効果です。 問題が費用対効果ならば、注文は一切付けない、オプションは一切購入しない、というのが正解です。 消費者として一番賢くない方法は量産住宅を契約下にもかかわらず、量産効果の無いオプション品を言い値で購入してしまうことです。 住宅は、クルマや家電製品とはことなり、施主の希望通りの一品生産が可能な商品です。 施主に特別な希望が多い場合には、量産住宅+オプションよりも、一品生産の注文建築の方が費用対効果が高くなります。
- kamapan
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窓の性能を判断する「数値」に、Uw値(熱貫流率)と言うものがあります。 特に”トリプルシャノンII”の 「三重ガラス(トリプル)」+ダブルアルゴンガス入り仕様では Uw=1.30以下と言うのもありますし、窓の形状では Uw=0.80と言う製品もあります。 YKK-APであれば、APW-330をお使いください。 Uw=1.09の製品もありますので。 勿論「効果」はあります。 特に「窓のガラス」で室内の空気が冷やされて、冷たい空気が 床を走る”コールドドラフト現象”が大幅に減らせます。 但し、壁の部分の「現場発泡ウレタン」の断熱厚みの 75mmでは「薄すぎます!」最低でも2倍にはしないと 「窓の性能向上」が生きては来ません(あくまで全体のバランスですから) このぐらいの「厚み」にすれば”快適に暮らせます!” http://nisi93.exblog.jp/19168902/ ちなみに「高性能グラスウール」と「発泡ウレタン」は 「同じ厚み」であれば「同じ断熱性能」となっています。 「補足」があれば「追記」が可能です。
補足
全体のバランスが良くないと結露の原因になりますよね。。。しかし窓をやってウレタンを100ミリ以上にする予算までないし・・・。ネオマの30ミリとかでダブル断熱とか・・・?熱が逃げることを考えすぎなのかな?NO3が言うようにやはり逃げる事にお金をかけるのではなく部屋を暖める事を考えた方が賢いのかな?
補足
丁寧にありがとうございます。自分は札幌住みです。床暖はリビングとキッチンに入れようと検討中です(^^)