• 締切済み

ABS車の停止距離

自動車の教習所などで教えてもらう停止距離(空走距離+制動距離)についてお聞きします。 教習所などでは、もちろん、正確な計算方法などを教えてもらうことはなく、時速何キロの時はおおよそ何メートルくらいが停止距離になります、程度で教えてもらえますが、実際は計算式がありますよね? その中で、制動距離について特にお聞きしたいことがあります。この距離を求める際は、路面とタイヤの摩擦係数を考慮しますよね(乾燥している路面は0.7等)?ただ、通常、このような摩擦係数を考慮する計算方法は、急ブレーキをかけた際にタイヤがロックされることが想定されているようです。そうすると、タイヤがロックしないABS車の場合、制動距離というものはどのように求めるのでしょうか?もちろん、ABS機能が制動距離を短くしたりするために考えられた機能ではないことは存じております。ただ、制動距離の計算方法の考え方を検討しますと、タイヤがロックしない場合、別の計算方法があるのか気になりました。 正確に算定できないとしても、何か参考数値みたいなものはありますか?どなたか、ご教示お願いします。

みんなの回答

  • watch-lot
  • ベストアンサー率36% (740/2047)
回答No.6

誤解があっては困るので補足しておきます。 ABSはタイヤロックを回避するものですが、その動作原理はロックを瞬間的に感知してブレーキを緩めるのです。ここが人間が行うポンピングブレーキと違うところです。 その証拠に、ABS動作したときのブレーキ痕はロックした点が点在しており、ロックとアンロックを繰り返していることが判ります(一瞬でもタイヤの回転が止まっているということ)。 運転手にはブレーキを踏んでいる足にコンコンコンと繰り返しの反動があります。 メーカーは、制動距離を短くするのが目的では無いとハッキリ明記しています。 これは道路状況(例えば砂利道)によっては制動距離が延びることもあるからです。 ABSの目的はそれよりも制御不能となるのを防止することなのです。

  • chiha2525
  • ベストアンサー率10% (245/2384)
回答No.5

物理学とは少し離れますが、 >もちろん、ABS機能が制動距離を短くしたりするために考えられた機能ではないことは存じております。 というのは誤解です。このABSに関する誤解は広まっていますので質問者だけが悪いのではないのですが・・。つまりABSが動作したほうが短距離で止まることができます。低ミューのごく一部の状況では短距離で止まらないこともある、というのが正しいです。ちなみにABSはロック"前"に作動し、タイヤをロックさせません。ロックしたタイヤをブレーキ解除するわけではありません。これもよくある誤解。 質問にもどりますが、ロック時とロックしていない時(およびABS作動時)は、摩擦係数が異なります。ロック時は動摩擦、していないときは静摩擦です。静摩擦力>動摩擦力ですので、ロックしていない時のほうが制動距離は短くなります。通常は、こちらを制動距離としているはずです(質問者は何か誤解されている?)。ロック時には距離が伸びますので、大雑把にそれ以上と考えるか(安全運転の話レベルならそれで十分でしょう)、ちゃんと算出するなら摩擦係数の比を掛ける程度でしょう。 ちなみに、摩擦係数はタイヤによって変わります。今日本のタイヤメーカーが売るために一所懸命宣伝している低燃費タイヤというのは、摩擦係数が低いです。安売りといわれるアジアンタイヤは普通のグリップがありますが、これらより低い摩擦係数しかありません。宣伝では数字のマジックで通常タイヤと同等などと言っていますが、制動終盤の低速時の静動力のなさは非常に危険なレベルです。もし安全運転を心がけたいと思うのでしたら、非エコタイヤゆえにまともなグリップ力のあるアジアンタイヤをお勧めします。

  • foomufoomu
  • ベストアンサー率36% (1018/2761)
回答No.4

>タイヤがロックしない場合、別の計算方法があるのか気になりました。 別の計算方法はありません。摩擦係数が異なるだけです。 http://www.think-sp.com/2013/04/26/tw-slip-ratio/ なお、このサイトにはスリップ率を調整してブレーキをかけるのがよいように書かれていますが、実際にはそんな器用なことはできないので、ABSのない車でも力いっぱいブレーキを踏むことが推奨されています。

  • watch-lot
  • ベストアンサー率36% (740/2047)
回答No.3

乾燥した道路や砂利道では、ABSよりもタイヤロックさせた方が制動距離が短いことは知られています。 しかしながら、ABSはタイヤロックを検知してこれを回避するので、グリップが回復しハンドルが効く効果があります。 したがって、運転者は緊急の際は戸惑うこと無く思いっきりブレーキを踏めば良いのです。 で、ご質問の制動距離ですが、晴天時と雨天時の制動距離の実測値が車種毎に掲示されています。 独立行政法人自動車事故対策機構の自動車アセスメント情報のサイトを参照ください。 http://www.nasva.go.jp/mamoru/

  • kamikami30
  • ベストアンサー率24% (812/3335)
回答No.2

力学の話ですね。 等加速度運動の方程式で単純なものは求められるかと。 高校物理で習います。 何年も前のことなんで詳しくは忘れましたが、 ちょっと検索したらそれっぽい説明が図解つきであったので、 参考にしたら良いと思います。 とりあえず、簡単な話をすると、 基本的に物体は質量に関わらず同じ運動を続けようとします。 動いているものは同じように動いたまま。 止まったものは止まったまま。 そこに、重力だったり、空気抵抗だったり、車ならタイヤの転がり抵抗だったり、他にもその基本を妨げるものが色々あります。 ブレーキは、摩擦抵抗によって意図的にタイヤの回転速度を0に近づける装置です。 実際に車の速度を落とすには、タイヤと路面の摩擦抵抗によります。 ブレーキの使用状況やタイヤの状態、車重等でブレーキ性能は変化します。 結局のところ、車種やその状態次第で制動距離は変わります。 ABSもタイヤがロックしたら解除を繰り返す気休めのものから、 タイヤ1本1本にかかる力を測定して4輪それぞれに最適なブレーキバランスとするものまで多種多様です。 結局のところ、実車で測定するしかないです。 空走距離も人によるし、状況による。

noname#191060
noname#191060
回答No.1

http://www.carlifesupport.net/brake%20kiso_abs.html このURLページをよく読んでくださいね。 タイヤがロックした方が制動距離が延びるようです。その他の危険も書かれています。

関連するQ&A