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比重が違う物質の混合方法
ポリスチレン+キシレン アクリル+キシレン それぞれの溶液を混合すると 上下に分離します。 分離させない方法があったら教えてください。
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異なる溶媒は例え比重が違っても、混ざるものは混ざりますし、 混ざらないものは混ざりません。 十分攪拌しても混ざらないのは、 溶媒の性質が違うからです。 >ポリスチレン+アクリル+有機溶媒(トルエンorキシレン)の混合溶液 >と解釈願います。 ポリスチレンもアクリル樹脂も本来固体ですので、「混合溶液」というのは 理解出来ません。 スチレンとキシレンは100%混ざりますし、ポリスチレンも大過剰に 存在しなければ(析出しなければ)キシレンに溶け込みます。 ポリアクリル酸や、ポリアクリル酸メチル、ポリメタクリル酸メチル のキシレンへの溶解度は悪いようですが、 この場合は固体として析出するはずです。 二層に分離するということは、水が混入していませんか? あるいはアクリル樹脂のモノマーやオリゴマーがキシレンに溶けきれずに 分離しているということでしょうか? 単に樹脂を両方とも十分な量溶かしたのであれば、キシレンなどを使わずに、 メチルエチルケトンか、ハロゲン系溶媒を使えば済むと思います。 また、水がどうしても混入するのであれば、メタノールなどの水と混ざる 溶媒を使えば解決すると思います。 単に攪拌不十分で分離してしまうだけなら、 比重の軽い溶媒へ少しずつ比重の重い溶媒を混ぜるだけでも たいぶ様子が変わります。
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- Julius
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「アクリル溶液」、「ポリスチレン溶液」というのは、 要はモノマーを含む水溶液ということでしょうか? アクリル酸やアクリル酸エステルに関しては、 ポリメリゼーションが進めば自然にキシレン層へポリマーが 移ると思います。また最初から水を用いず、 アルコール系溶媒を使えば、キシレン層と十分混ざると思います。 またスチレンとポリスチレンに関しては、どちらも 水への溶解性が低いはずです。 重合後のポリマーがキシレンから析出するのであれば、 ベンゼン・トルエンを使えば解決するはずです。
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回答ありがとうございます。 質問の仕方が少し誤解を招きそうなので表現を ポリスチレン+アクリル+有機溶媒(トルエンorキシレン)の混合溶液 と解釈願います。 同一溶媒中での比重差による分離を無くしたいのですが。
- mojitto
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…分離するんですか? 沈殿とは違うんですよね? 私はポリマー(未反応のモノマーを含む)/アセトン溶液にヘキサンを加えて冷却することで、ポリマーを沈殿させて精製する方法を使っていたんですが… 自信ありませんがそれと同じような理屈だと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 補足ですが、比重が重いアクリル溶液が 下に沈むということです。精製という事ではなくて 混合したいのですが。
補足
比重が重いアクリル溶液部分が沈殿します。
お礼
大変参考になりました。早速試してみます。